1961-03-16 第38回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
対外的ないわゆる電波攻勢に対して対抗する意味において大電力になさるのか。それとも都会にはたくさんの民放があるから民放に負けないように大電力化するのか。そういう競争意識の上でおやりになるのか。それとも、大電力にすれば山間僻地まで届くからそうするとおっしゃるのか。その辺のところはどういう意味で一体東京に大電力を作らなければならぬのかということです。
対外的ないわゆる電波攻勢に対して対抗する意味において大電力になさるのか。それとも都会にはたくさんの民放があるから民放に負けないように大電力化するのか。そういう競争意識の上でおやりになるのか。それとも、大電力にすれば山間僻地まで届くからそうするとおっしゃるのか。その辺のところはどういう意味で一体東京に大電力を作らなければならぬのかということです。
これは当然ソ連あるいはまた近く朝鮮に設置されるであろうといわれておりますあの二百キロの大電力放送、しかも日本向けの大電力放送、外国ではどんどんそういうふうに電波侵略、侵略ではありませんが、電波攻勢をやってきておるから、このようにいたしまして、この大電力放送というものが必要になってきて、かつて私もお尋ね申し上げましたけれども、それに答えられたかどうか存じませんが、とにかくNHKをして大電力放送をやらせようという
この際政府としては、ラジオ九州あるいは北海道放送に関する――特に二つあげますが、何らか妨害あるいは撹乱の電波攻勢に対する対策をお考えであるかどうか、承りたいと思います。