1947-12-10 第2回国会 参議院 電気委員会 第1号 第一が石炭の不足のために、生産の方式を、石炭による製法、例えば硫安の水性ガス法熔鉱炉等から、電氣による電解法と電氣炉法、そういうものへ轉換した。そのために、例えば硫安では製法の轉換によつて、同じ一トンを作るのに四、五倍の電力量が要る、銑鉄の場合は電氣炉によつて、約三十倍くらいの電力量が要る、綱塊では二十倍くらい要る。そういうふうに製法の轉換によつて、同じ一トンを作るにも非常に電力が沢山要る。 渡邊一郎