1988-03-25 第112回国会 衆議院 環境委員会 第3号
先生御指摘のように、PCBには廃液状態になりましたPCBの原液と、それから旧ノーカーボン紙と申しますそういう形態のもの、それからもう一つは電気PCBと申しておりますトランス、コンデンサーに使われておりますPCB、その三つのPCBのものがございまして、それが順次廃棄処分されつつあるのでございますが、その原液のPCBにつきまして、これは環境庁も焼却実験などに関与いたしまして、現在その適正な処理に向かって
先生御指摘のように、PCBには廃液状態になりましたPCBの原液と、それから旧ノーカーボン紙と申しますそういう形態のもの、それからもう一つは電気PCBと申しておりますトランス、コンデンサーに使われておりますPCB、その三つのPCBのものがございまして、それが順次廃棄処分されつつあるのでございますが、その原液のPCBにつきまして、これは環境庁も焼却実験などに関与いたしまして、現在その適正な処理に向かって
PCBには、一つ、液状のPCB、二つ、電気PCB、三つ、紙PCBが製品として社会へ既に出回っているのでありますが、有害物となってから今日まで、このPCBの処理体制について政府としてはどう対応してきたのか、これは通産省でございますか、お答えをいただきたいと思います。
それから、PCBには御案内のとおり電気PCBですとか、それからカーボン紙の代替物といいましょうか、ノーカーボン紙というのに使われている、大まかに分けまして三種類ございますけれども、その二つにつきましてもそれぞれの関係者の間で処理につきまして努力はなされているというのが実情でございます。
財団法人電気絶縁物処理協会は電気PCBの処理実験を推進すべく四十八年に設立されたわけでございますが、これには幾つかの燃焼方式がございます。しかし、五十二年から五十三年にかけまして同協会の理事会及び破砕燃焼技術調査検討会、こういうものを設置いたしまして、実験方法等の検討を行ったわけでございます。
○山村政府委員 PCBの部品その他、PCBそのものの保管につきましては、電気PCB協会その他業界の団体が保管し、処理をするという、通産省との話し合いで、そういうふうに整理されておりますので、実態は詳細に承知しておりません。
電気PCBの方は、これはまだ二、三十年、いま使われているものの耐用年数が来るまでずっとかかるわけであります。いつになったら、それが毎年、毎年——ここにも私どもの郷里の新聞があるのですが、地方では古いテレビが捨てられるたびに抜き取って運んでおるわけであります。それをどこかで保管しておるわけでしょう。その処理技術があるなら、いいかげんに早うつくってさっさと処理をするという形で進まれたらどうですか。
○小林説明員 電気PCBでございますが、トランス、コンデンサー等は密閉された容器に封入された状態でPCBが使用されているわけでございますので、現在、正常に運転されているものはそのまま使用されているわけでございます。
○中井委員 そのノーカーボン紙の処理をする炉あるいは電気PCBの処理をする炉というのはもう完成をして、それでほぼ無公害に処理ができるというのは間違いがございませんか。
○山下政府委員 生の姿で保管をされておりますノーカーボン紙でありますとか、あるいは電気PCB、これの処理の問題につきましては、全国に一カ所の施設で足りるかどうか、その辺、実情を踏まえて通産省ともよく相談をいたしながら、先ほどの業界等の指導に当たってまいりたいと思うわけでございます。
○山下政府委員 最初にちょっと触れましたように、電気PCBにつきましては電気PCB処理協会、ノーカーボン紙につきましてはノーカーボン紙処理協会という、いわばその事業者の方々が協会をつくりまして、自主的にこれの回収処理を進めていくという努力をいたしておられますので、この努力がひとつ実りあるものになるように、私どもとしても、できるだけの援助、努力をいたしていかなければならぬと思うわけでございます。
閉鎖性のもので一般的には安全でございますけれども、なおかつ放置できないような問題でございますので、この八月に電気PCB処理協会というものをつくりまして、ここで外国の文献あるいは国内のエキスパートをすぐりまして、保管状況あるいはこの回収方法、回収した後におきます処理の方法あるいは技術的な検討も含めましてやることにいたしております。
ただ、閉鎖系コンデンサー等に使われたものにつきましては、八月の二十七日に、電気PCB処理協会という財団法人ができまして、ここがコンデンサーからいかにしてPCBを抜き出し、かつ、その処理をうまくやるかということにつきまして研究をいたすし、かつ現在のPCBを使ったトランスの所有者について戸籍簿みたいなものをできるだけ早くつくるということで検討をいたしておる状態でございますので、トランス、コンデンサー等につきましては
それで、これにつきましては、今回の調査の対象としては数も非常に膨大でございますので、別途調査をする、そのために電気PCB処理協会という協会をつくりまして、それらの膨大な数の調査というのは別個にいたす予定にいたしておるわけでございます。