1988-03-02 第112回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
ただ、電気通信界について申し上げられる特有な事情といたしまして、今さら申し上げるまでもないことですが、明治以来百年にわたって、NTTが人的にも物的にも設備的にも技術的にも、加入者債券といったような国の強制力を持った法律で独占体制を築いてきて、つい最近まで一元的な運営しかなかったということでございます。
ただ、電気通信界について申し上げられる特有な事情といたしまして、今さら申し上げるまでもないことですが、明治以来百年にわたって、NTTが人的にも物的にも設備的にも技術的にも、加入者債券といったような国の強制力を持った法律で独占体制を築いてきて、つい最近まで一元的な運営しかなかったということでございます。
ただ、NTTの場合にはその長い、それまでの前身である公社、あるいはさらにそれ以前からの資産の総体、あるいは技術力、あるいは人的、物的設備の全体を引き継いで設立されたという、いわば日本の電気通信界における基幹的な通信事業者であるということでございますので、そうした特別な地位を持っているということでございます。
○青島幸男君 そのうち電子交換機の普及率が高まってまいりますと、本当に遠近格差というのは事実上意味がなくなってきますし、その辺のとろは総裁はかなり将来的な展望をお持ちのように私は拝察するんですけれども、十年後、十五年後の電気通信界のありようを電電公社はどのようにとらえていらっしゃるか御説明いただけますか。
委員会の構成といたしましては、先ほど申しましたように国際電気通信事業に対し識見を持っておられます学界、利用者、財界それから電気通信界、十名程度の方々にお願いするつもりでございます。
○説明員(佐瀬健治郎君) おっしゃるとおりでございますが、日本としては、国力あるいは国際電気通信界における地位等を勘案いたしまして、できる限り三十単位に近い、できれば二十五単位程度を選びたいわけでございますけれども、郵政省、大蔵省、外務省、予算編成時期等においていろいろと検討いたしまして、その結果二十単位が適当であろうという合意に達しましたので、そのところで二十単位を選んでおります。
したがいまして、私どもは一そう会社の使命を自覚いたし、まさに日進月歩の国際電気通信界において、質においては世界の首位に立ち得て、国民の皆さまに御満足をいただけるようなサービスを提供し、わが国益を増進するとともにまた世界の通信発達にも貢献し得るよう、さらに一段の努力をいたす覚悟でありますので今後ともよろしく御指導をお願いいたす次第であります。
気象もあり、NHKもあり、何もあるのだから、そういうものの連合体なり何なりで、政府が音頭をとってやってもいいことなんでございまして、私は、非常に重要な内容を含み、将来にわたって通信業界の、通信界といいますか、電気通信界のほんとうに最大課題といいますか、まん中にこうすわっていく問題でございます。
○中井委員 そこで、先ほど大野さんから一応総括的な御答弁があったわけですが、この通信衛星をどうして日本の電気通信界はもっと元気を出してやらないのか、なぜ今日こういうものをほうっておくのか、テレビは世界で二番目というほど発達をして、電話も終戦後たいへんな増加率です。したがって、こんなことを言いたくはありませんけれども、電電公社あたりの経済力も非常に戦後伸びておる。
この間、振り返ってみますると、国際電気通信界におきましては、非常に技術というものが決定的な力を持っておることが一つ、いま一つは、ある国の国際的地位というもの、地理的にも、政治的にも、経済的にも国際的地位というものがその国の国際政策、通信政策というものを規定しておる。この二つは、もう何人も疑いのないところでございます。旧型ケーブルを持った国が支配しておる。政治、経済、文化に至るまで影響を持つ。
以上が概況でございますが、私は、日ごろ当社の役職員一同に対しまして、当社事業の重大なる国家的使命を深く自覚し、国家による特別の保護、独占の上にあぐらをかくことなく、日夜最善の奉仕と努力とをささげるよう、常に要望しておる次第でございますが、科学技術の急速な進歩発達、あるいは国際電気通信界における激烈な競争を思いますれば、前途はいよいよ困難、かつ、複雑な問題が山積しておると存じますので、われわれは、全力
しかも、国内的に考えました場合に、国際電気通信というのは非常に大きな電気通信の一部門でございまして、ほかの電気通信の部門とバランスをとられますと、その部面が国際電気通信界におけるおくれに追いついていくことがなかなか困難であるというわけで、国際電気通信の部門を別に切り離して、しかも国際電気通信の動きに即応して機動的にすぐ回復していく、また発展さしていくためには民営の方がより自由であるという観点に従って
これに対しましては郵政省も協力いたしまして、その相手国に対して紹介をしてやったり、いろいろのことをしており、非常に両国間というか、日本とそういう国々との間のお互いの事情というものをよくお互いにつかめたと思いますし、また日本の事情も認識され、向こうの事情というものに対し、日本側もいろいろと新しい詳細な知識を得られたということで、これが今後とも日本が世界の電気通信界に対して、いろいろ寄与していくということに
電気通信面における国際協力の問題でございますが、まず第一の問題としては、電気通信面における国際機関として、国際電気通信連合がございまして、世界各国の電気通信の調和ある発展をはかっていることは御承知の通りでございますが、日本といたしましては、その連合の一員といたしまして、このITUにおきまして活躍いたしますことが、国際社会の一員としての義務でもございますし、また、日本としても、これによりまして日本の電気通信界
最近におきます世界電気通信界の急激な動向、特に海洋横断の通信幹線の設置につきましては、世界的にも異常な関心を持っており、わが国といたしましても当然この問題に対処していかなければならないと考えておったのでございますが、先ごろ国際電電、KDDとアメリカ側の電話電信会社、ATTとの間に瀬踏み交渉を行ないました結果、大体におきまして一九六六年代、昭和四十年ごろには太平洋の方面におきましてもケーブルを設置することができようといったような
○松田説明員 そこのところはなかなかむずかしいところでございますが、こういう話し合いがまとまってきているということは、日本側もアメリカ側もそれを要望しているという結果でございますけれども、私どもは日本の立場から考えました場合には、世界の通信網というものが日本を通らないで、よそを通ってしまって、日本にはその支線だけが寄るというような形は日本の電気通信界としては感心しない形であるというふうに考えております
次に、電気通信関係でございますが、本年八月からジュネーブで開催せられまする通常無線主管庁会議及び十月の全権委員会議におきましては、いズレも今後の国際電気通信政策及び電波権益等に直接に大きな関係がございますので、政府といたしましては、世界の電気通信界の向上発展に寄与いたしまするとともに、わが国の電波権益の確保、拡大をはかるために、鋭意準備中でございます。
次に、電気通信関係につきましては本年八月からジュネーブで行われまする通常無線主管庁会議及び十月の全権委員会議はいずれも今後の国際電気通信政策及び電波権益等に直接大きな関係がございまするので、政府といたしましては、世界の電気通信界の向上発展に寄与いたしまするとともに、わが国の電波権益の確保、拡充をはかるために鋭意準備中でございます。
これらの会議におきましては、無線通信に関する技術上の諸問題の討議、条約、規則の改正、管理理事会及び周波数登録委員会の構成国ないしは委員選出国の選挙が行われるのでありまして、政府といたしましては、世界の電気通信界の向上発展に寄与するとともに、わが国の電波権益の確保拡大をはかるため、ただいま鋭意準備を進めている次第であります。
これらの会議におきましては、無線通信に関する技術上の諸問題の討議、条約、規則の改正、管理理事会及び周波数登録委員会の構成国ないしは委員選出国の選挙が行われるのでありまして、政府といたしましては世界の電気通信界の向上発展に寄与するとともに、わが国の電波権益の確保拡大をはかるため、ただいま鋭意準備を進めている次第であります。
するために置かれることを例とする監理官と違いまして、日本電信電話公社及び国際電信電話株式会社の監督のみならず、広く有線電気通信の規律、監督、電波及び放送の規律に関する事項以外の国際的な電気通信関係の諸事務等をその所掌事務としており、最近めざましく発達してきている有線放送電話及びその他の私設の有線電気通信設備に対する監督、指導及び助長を適切に行い、また、戦後占領下にあって国際的に不利益を受けていた電気通信界