1953-07-01 第16回国会 参議院 電気通信委員会 第5号
又從来の電話機より通話の明瞭度の高い四号電話機に約十万個を取替えたこと、一般専用線が二百五十二回線と従前の四十四%も増加したこと、電報受付機関を増置するため、三百五十の郵便局、百三十の簡易公衆電話及び委託公衆電話に電報受付事務を開始したこと等は、いささかサービスの改善に一歩を進めたものと存じます。
又從来の電話機より通話の明瞭度の高い四号電話機に約十万個を取替えたこと、一般専用線が二百五十二回線と従前の四十四%も増加したこと、電報受付機関を増置するため、三百五十の郵便局、百三十の簡易公衆電話及び委託公衆電話に電報受付事務を開始したこと等は、いささかサービスの改善に一歩を進めたものと存じます。
また従来の電話機より通話の明瞭度の高い四号電話機に約十万箇を取りかえたこと、一般専用線が二百五十二回線と従前の四四%も増加したこと、電報受付機関を増置するため、三百五十の郵便局、百三十の簡易公衆電話及び委託公衆電話に電報受付事務を開始したこと等は、いささかサービスの改善に一歩を進めたものと存じます。
従つて御要望の布引郵便局に対し、既設の通話事務用電話線を利用しての電報の受付事務を開始することにいたしましても、電報受付事務処理のために、新たに取扱要員を増員しなければならないのでございます。
ついては同郵便局に電報受付事務取扱いを開始されたいという要旨でありますが、請願者のおらるるこの地域の葺合というのは、賀川豊彦君の有名な「死線を越えて」のあの部落であるように思われます。だんだん世帶戸数や人口も激増して参つておりまして、小都市を形成しておるようであります。どうかこれらの惠まれざる地方のために、でき得るだけ逓信文化の普遍化をお願い申し上げたいものと思います。
そこですでに配置いたしております通話要員をもちまして、電報受付事務をあわせ処理することができまするならば、この点非常に幸いでございますが、ただいま配置いたしておりまする要員の能力の範囲内であるかどうかということが問題になるわけでありますから、この点は精密に調査しました上で、でき得る限り御要望に沿うように取運びたいと存じます。