1991-04-23 第120回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
このときの総量規制その他の措置をとりました背景といたしましては、石油危機の際に物価の異常な高騰があり、これに対応するために例えば石油・電力節減対策とか総需要抑制策などを柱とする総合的な対策が実施されたということでございますので、そのような意味ではもちろん地価の上昇を抑えるということも重要な目的の一つではございましたが、全体の政策目的は単に地価にとどまらず極めて幅の広いものであったかと思います。
このときの総量規制その他の措置をとりました背景といたしましては、石油危機の際に物価の異常な高騰があり、これに対応するために例えば石油・電力節減対策とか総需要抑制策などを柱とする総合的な対策が実施されたということでございますので、そのような意味ではもちろん地価の上昇を抑えるということも重要な目的の一つではございましたが、全体の政策目的は単に地価にとどまらず極めて幅の広いものであったかと思います。
○田中(昭)委員 全体の方が多いのですが、いま聞いただけではまあ九千万ぐらいですから半分ぐらいですが、それはそれとしまして、ここで出てきます電力の節減によって二千三百万円節減できたと言いますが、これは電力節減というのは具体的にはどういうことですか。
では、なぜ、最近に至って、夏ごとに電力節減が年中行事化するほど需給逼迫をもたらしたのでありましょうか。その根因は、重化学工業中心、高度経済成長に狂奔してきた政治姿勢にあると思います。 周知のごとく、わが国の電力需要構造は、著しく産業に片寄っております。
その対象は、さしあたっていまネオン業界が電力節減の影響を非常に受けまして弱っておりますから、まず最初としてネオン業界に対する貸し金を具体的にいま考えるというようなことが全国銀行協会のベースあるいは東京銀行協会のベースでそれぞれ行なわれておりますから、先生の御趣旨はそういう点で生きておるのではなかろうかと存じております。
○参考人(小野吉郎君) 放送時間短縮によります経費の節減と申しますと、ごくささやかなものでございまして、これは電力節減による電気料金の節減分、あるいは番組はおおよそは再放送ものでありますので番組制作費としてはほとんど節減の対象にはなりません。大きいのは電電公社との回線の使用料でございますが、これも一時間に満ちませんと、五十五分短縮しましてもこれは全然節減になりません。
○参考人(小野吉郎君) これは今後の石油事情、電力事情の成り行きにも関係することでございますけれども、先ほど申し上げましたような、現在のような電力節減、石油の節減、こういう事情が存します限りにおきましては、その間の暫定措置としてとっておるわけでございますけれども、当面、四月から新番組の編成をいたします。
○参考人(小野吉郎君) 電力節減の関係につきましては、NHKは自主的に放送時間の短縮をはかっております。政府筋からのかれこれの御指示によったわけではございません。そういうことでございますけれども、現在経費がどのくらい節約になっておるかというそれは、電気料金だけではございませんけれども、電電公社の回線使用料等の関係もございます。
特に、現在、私どもは電力節減に対しまして開店時間を三十分おくらしておるわけでございますけれども、この点につきましても、町を見ますと、いろいろ夜間営業をしておるところにはネオンがあかあかとついております。
電力節減についても、いま一五%だけれども、これを何とかしますよというふうにおっしゃったんでしょう。
現在、事務的に成案を得ておるわけではありませんけれども、こういった非常な事態に処しまして、放送事業も放送を通じての国民生活への貢献の度合いを落とすことなく、しかもこの電力危機を無事に乗り切り得るような、そういった一石二鳥と申しますか、そういう面があればこれは非常にしあわせではないか、かように考えるのでありまして、この面からくる電力節減のための何がしかの放送時間の短縮、これは当然考えざるを得ない事態に
私たちは二十日の理事会で、この電力節減問題に伴う放送の今後の問題についていろいろ懇談することになっております。したがいまして、その結果が出ればお答えできると思いますけれども、いまは先生のそういう話を踏んまえて二十日の理事会でいろいろこういう先生からの御意見があったということを御紹介しておきたいと思います。
○木島則夫君 さて、そこでですが、私もさだかではないのでこれは政府にお伺いしたいのですけれど、放送局の電力節減について五百キロワット以上の放送局の節電のしかたと、五百キロワット以下の放送局の節電のしかたとでは多少ニュアンス、やり方が違っていると思いますけれど、簡単でけっこうです、ちょっと教えてください。
しかし質問をしてみると、野党議員に負けないだけ与党議員もなかなか優秀であるということは明らかになったと思いますが、一つだけ大臣にお伺いしますが、いま電力節減の問題があります。電力あるいは石油節減、これはみんな関連のあることですが、やれるかやれないかだけお答えをいただきたい。
——これも先日の板川議員の質問の中にあったかと思うのですけれども、結局こういうふうに鋼材が値上がりし、あるいは不足の状態が起こっておる問題については、当初指摘したような渇水事情だとか、電力節減の問題とか、製鉄所の一部事故の問題だとかというものと、それに加えて、これはあってはならぬことですけれども、かつて主食のモチ米に至るまで大手商社が買い占めをやって、そうしてああいう世間のひんしゅくをかったような事態
わが國電力事情の切迫しておることは、すでに豐水期においても電力節減が行われておるという事態から見ても明らかなところであります。にもかかわらず業者側の非合理な使用、濫用、盗用によつて失われておる電力は、發電量の約三〇%に及ぶとさえ言われておるのであります。電力の消長が國家の産業の死活を決するといわれる重要段階に立ち至つております現在において、まことに遺憾であると思うのであります。