1947-10-15 第1回国会 参議院 文教委員会 第11号
いろいろ重要な資材や電力の配給の順位がありますように、大藏省において一定の基準だけはつきり見て置く必要があると思います。その点もその場その場の扱いということになると、二年も三年も立退かない。それが優先になつてしまうことは政治の貧困から來ることでありますが、それを救うためにもはつきりした順位を、大藏省で一定の基準を示されたいということを希望として申上げます。
いろいろ重要な資材や電力の配給の順位がありますように、大藏省において一定の基準だけはつきり見て置く必要があると思います。その点もその場その場の扱いということになると、二年も三年も立退かない。それが優先になつてしまうことは政治の貧困から來ることでありますが、それを救うためにもはつきりした順位を、大藏省で一定の基準を示されたいということを希望として申上げます。
つまり政府においてはほんとうに腰をすえて、労務体制を改善し、石炭に関する特別労働委員会をつくるそれには政府は非常な覚悟をもつてやらなければいかぬと思いますが、これができたならば、経営者の責任において設備の復旧、殊に炭車の新造、修理を急いで、切羽から積込場までの運搬が円滑にいくならば、また電力の確保ができたならば、労資双方の総意によつて、労働者の坑内外の規律と能率給の確立ができたならば、配炭公團と運輸省
御承知のように電力事情の逼迫とともに、石炭の鉄鋼へ向けての配給が惡かつたために、はなはだ鉄鋼の生産に対しては支障を來しました。しかしこの石炭に関する資材に関しては、十分な協力をいたしたと思つております。
それらの陸海軍の軍需工場にダムをつくつて大発電所を起し、相當量の電力を供給することを主たる目的としてダムの計畫をなされました。川崎村竝びに富岡村両村の農民は、簡単にこれには應じなかつたのであります。数囘にわたつて農民大會あるいは村民大會を開いて、この内務省の仙台出張所の御計畫に對してその意思を飜えさすために地方の大きな社會問題化したのであります。
第四番目には電力危機、或いは薪炭の不足は御承知のところであります。從つて特に燃料の特配計画を立てなければならんと考えるのでありますが、これについての計画、それからその次は学生の、特に義務教育を受ける年齢にある学生が帰つて来るのでありますが、從來これらの義務教育学生の轉入学は非常に大きな障碍があります。
今更私から申上げるまでもなく、今日のあらゆる物資の生産方面を見てみまするというと、何分にも石炭を中心といたしまして或いま電力の関係、鉄鋼の関係、その他基礎的な産業の分野におきまして、その方面に対する全精力を、政府は勿論のこと、民間に皆樣方におかれましても御協力を願つておるような次第でございまして、これが意のごとく進んで参りまするならば、自然國民生活に必要な物資も順を逐いまして殖えて参り、自然公定價格
一、土地改革の徹底 二、適正利率による長期短期農業資金の貸付及び農業生産に直接間接必要な資材の供給の優先的確保 三、農業生産の共同化及び農業技術の向上のための積極的助成 四、部落農業團體の完全解體 五、電力事業法等農業協同組合の事業を制約する統制法規の改正 六、公職追放者及び昭和十二年七月七日より昭和二十年九月二日に至る間、農會法、産業組合法及び農業團體法に基く農業團體の役員であつた者を農業協同組合
また病院等に對する電力の供給につきましては、それぞれ病院の申出によりまして、できます限りの便宜をはかることにいたしております。あるいは特別の線を引きますとか、あるいは配電量を多くするとかさようなことはいたしておりまして地方におきましては地方廳がそれぞれの處置をとつていると存じます。
(拍手)私はこの際赤字に悩む国有鉄道を民間に払下げ、又電力も元の民有民営に移し、國民各自の創意工夫によつて企業の合理的経営と、官僚の非能率より脱却して(「問題と違うよ」と呼ぶ者あり)自由競争により能率の増進を図り、(「ノーノー」「賛成」と呼ぶ者あり)これより生ずる利潤に課税する自由経済本来の姿に復帰するということが根本対策だと思うのであります。(拍手)財閥は解体せられました。
せねばならぬものと思うが、政府はどういうふうにこれを考えているかという質問につきまして、八月二十二日商工大臣の答弁によりますと、今の質問の通りであつて、目下安本が中心となつて、これに商工、大藏両当局が参画して、具体的に詳細な計画を立て、日本経済再建に最大限に役立たせたいという答弁であつたのでありまするが、更に先日の本審査におきましてこの点を貿易廳長官に確めたるところ、回轉基金に基ずく具体的計画は、電力
まさに命数は盡きようとしてゐる老朽設備、故障の続出と、復旧補修資材の徹底的な不足と、稼働率と生産諸効率の低下と、資金難のその上に、石炭電力の消費規正強化等々、累積されてきた惡條件が相互に作用し合つて、ここに企業の経営は極度に窮迫せざるを得ない実情に至つたことを考えられるのであります。こうした状態から資本家の正常経営からやみ経営への轉落が始まつたと私には感ぜられるのであります。
現在の與えられた資材を確保して、有効適切に連絡をとつていこうといたしましても、先ほど申しましたように生産の方におきましても、電力の問題もございますし、資材を確保しても燃料の問題がございます。石炭もございますれば、電力もございます。あらゆる面においてその物が揃うてこなければ、今日すべての企圖するだけの生産浩でき得られない。
昭和十三年の電力國營案、あれは社會主義政黨の問題ではなかつたのであります。昨年マツカーサー元帥の對日理事會に對するメツセージが、當時の炭鑛がまことにひどかつたので、何とかしなければならない、國營にしたならばどうであろうかというメツセージがあつたのであります。
○冨吉政府委員 二十二年度下半期における電力用炭としては、電力制限なしに供給するためには、約二百四十萬トンの石炭を必要とするのであるが、第五段程度の電力制限を實施する場合においても、最低限度約百四十萬トンが必要であります。
○落合專門調査員 電力制限實施に關する陳情書、陳情者、東京都葛飾區柴又町山本榮藏。陳情の要旨の第一點は、陳情者山本榮藏氏は、業種は通信機部品、繪具のチユーブ、寫眞機、電氣器等の見返り品製造をなしており、業種は甲類に指定せられべきところ乙種に指定せられ、そのため強度の電力制限を受けつつありというのが第一點であります。
○落合專門調査員 關東地方電源増強に關する陳情書、陳情者、東京都電力協議會準備會代表、淺野榮次郎外十九名、今冬の渇水期における關東地方の電力を確保する對策として、火力發電用適正炭百三十萬噸を二十二年度下半期に本州中央部に即時配給し、火力發電運轉による電力不足の緩和をはかるとともに、發電設備増強用として、關東配電株式會社供給地區に對し、發電用銅線同變壓器の資材の配給を實施し、電力損失の輕減をはかられたい
先般の関東東北地方の洪水から、薪炭の生産ががたと落ちただろう、又現在山に生産されている薪炭が、林道とか道路の破損のために都市に搬出ができなくなつて、又洪水の原因が山林の濫伐にあるというようなことから、今後薪炭の生産が非常に窮屈になつて來はしないか、一方やはり森林の濫伐から冬期の渇水が相当ひどくなつて、この冬の電力の渇水期に、都市の燃料問題が重大化しはしないかということを皆心配しておるのでありまして、
上流部は山嶽重疊し、下流は二千二百五十平方キロ濃、尾、勢平野にして、發電力の豐富、舟揖の便、灌漑の利等、沿岸民の本川に負うところきわめて大でありますけれども、一面水害もまた甚大でありまして、一朝大水に際會し、破堤、溢水を生ずるにおきましては、数萬ヘクタールの耕宅地は水底に没し、水害損失はまことに甚大であります。
○庄司(一)委員 主計局長の答辯の中に、私の質問の免業日と電力のストツプによつて、四千萬圓も減收になつておる問題の調査ありや否やに對するところのお答えではありませんでした。その調査がありませんければ率直にないとお答えを願いたい。勞働大臣に對しては、もとより勞働基準法は了承しておるのであります。
それから主計局長がおられるならば、四千四百五十八萬六千圓が刑務所關係の増收ということに相なつておりまするが、本員の調査するところによると、電力が一週間に二日程度のストツプになつておりますので、その刑務所の電氣ストツプによる收入減は、一刑務所約三十萬圓平均程度の減收と私は調査しておるのであります。
○福田政府委員 ただいま庄司さんのお尋ねの電力休日の刑務所の收入は、どういうふうに考慮しておるかというお話でありますが、そのことは考慮をいたして、休日ということは別に檢討の對象としておりません。
その原因について次に隘路の問題を揚げておきましたが、電力需給状況の逼迫が全國的で非常に困つておりましたが、特に九州地区と中國方面が電力の関係上非常に困つております。殊に二十二年八月は電力の打撃によつての減産は割合大きかつたのであります。この点は横道になりますが、日本にある硫安工場十八あります中で、名古屋以西即ち関西における能力と、関東のそれとを比較すると、比較的関西に大きな工場が沢山あります。
○冨吉政府委員 公衆浴場の電化は、終戰後において著しい燃料不足と、當時餘力がございました電力事情からいたしまして、餘剩電力を利用して燃料の節約をはかる目的をもつて企圖せられたのでございます。
一郎君 加藤隆太郎君 廣川 弘禪君 本田 英作君 川越 博君 堀江 實藏君 出席政府委員 商工政務次官 冨吉 榮二君 委員外の出席者 議 員 庄司 一郎君 議 員 川野 芳滿君 商工事務官 森 誓夫君 ————————————— 十月二日 製粉業者に電力供給増加
○森説明員 東京都の例について申し合げますると、浴場用の電力がどれでけのパワーを占めておるかという、はつきりした數字はここですぐお答えすることはできませんが、大體二萬キロワツト内外ではないかと思います。これはあとで具體的な數字を提出いたしたいと思います。
電氣運轉の場合でありますというと、假りに火力發電によつて電力を發生しまして、その電力を使用して電氣運轉をいたしましたといたしましても、發電所の能率、送電線或いは電車線、電氣機關車等の能率を綜合しましたところで、約一〇%くらいになるのであります。そうすると、約二倍半くらい電氣運轉の場合が、同じ石炭を焚きましても熱效率として有效なのであります。
先程電力電長から御説明申上げましたように、二十二年度の實行豫算において種々な面倒が生じて來ております。本年度は一體どういうふうに二十三年度の、來年度の豫算においてやるか、單に沼津・濱松間のみでなく、東海道幹線から申しまするというと、米原・姫路間のごときは非常に交通量が多いということ、玉工事費も、姫路・明石間等のごときは非常に極少の工事費で濟むというような實態であります。
それでこの電化をするから火力發電所の賠償をどうしてくれというようなことにつきましては、商工省の方でいろいろ賠償案の緩和をお願いする、或いは水力發電所の開發をいろいろお願いするというような場合に、國内の電力の需用というものを想定いたしまして、お話しておるはずであります。
内閣送付) ○油糧配給公團法案(内閣送付) ○農業会の農業技術者給與國庫補助に 関する陳情(第四十六号) ○農業会の農業技術者給與國庫補助に 関する陳情(第五十一号) ○農業会の農業技術者給與國庫補助に 関する陳情(第五十九号) ○農業会の農業技術者給與國庫補助に 関する陳情(第六十一号) ○薪炭生産のあい路打開に関する陳情 (第六十二号) ○茶業振興に関する陳情(第六十三 号) ○農業用電力料金
從いましてこの二つの面から對策を講じておるのでございまするが、御承知の通り、八月の十五日に閣議の決定を經まして、タイヤの生産につきましては、これを石炭、鐵鋼などの重點産業と同樣に取扱つてもらいまして、資材の配給、電力その他生産に必要な要件を滿たす上におきまして、できるだけタイヤ生産につきましても重點を置いて、國家的な考慮を拂つてもらうように段取りができたのでございます。
本年の木炭、薪の生産が非常に少いと言われておるのでありますが、このときにあたりまして安定本部の生活資局におきましては、本年度の下半期の家庭燃料確保對策として、冬季間の電力及び石炭の不足に基く電熱及びガスの供給不足を考慮して、家庭用燃料として薪炭を供給しなければならない。しかし薪炭の供給力は限度があるので、從つて自動車の燃料薪炭を家庭用にまわさねばならない。