1989-11-15 第116回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
次に、これまで町づくりに携わった者といたしまして、その体験めいた話をさせていただいて恐縮でございますが、さきに申し上げましたように、保健休養の場としての森林の整備は、これまでは町が主体となって行ってまいりましたが、整備に取り組むための契機がなかなかつかめなくて困っておったところでございまして、特に私有林を含むとなると、零細森林所有者が多いため、まとめるのに大変苦労しております。
次に、これまで町づくりに携わった者といたしまして、その体験めいた話をさせていただいて恐縮でございますが、さきに申し上げましたように、保健休養の場としての森林の整備は、これまでは町が主体となって行ってまいりましたが、整備に取り組むための契機がなかなかつかめなくて困っておったところでございまして、特に私有林を含むとなると、零細森林所有者が多いため、まとめるのに大変苦労しております。
したがいまして、資本体、経営体としての内容を充実していくということは当然避けられない方向として存在するわけでございますが、資本体、経営体としての論理だけが先に進んでまいりますと、割りの悪い零細な事業、零細森林所有者の要請というものが二の次になる心配も一面あるわけでございます。
きょう喜多参考人からも積極的な要請があったということで、いまさら再びお聞きする理由もないので、時間の関係から割愛しますが、船越参考人にお聞きしたいのは、きょうおいでになった立場というものは十分わかりますが、先ほど陳述の中で、資本体または経営体を整えるということが大事だ、そして、割りの悪い零細森林所有者が二の次になるというようなこと、いろいろそういったことを中心に理由をあげられて、私が聞いたはだざわりでは
○若林政府委員 零細森林所有者が今回の制度改正に伴って受ける恩典でございますが、まず税の面におきましては所得税、相続税、さらに、これは零細所有者だけでございますが、造林の補助金の二十点加算、こういうふうな措置を考えておるわけであります。
森林組合と申しますのは、御承知のように、森林所有者の協同組合であり、全国における森林組合は現在のところ約五千組合、組合員は全国の零細森林所有者約二百万人に及んでおるのでございまするが、本日この委員会でお取り上げをいただいておりまする鉄道貨物運賃の問題は、二百万の森林所有者にとりましてきわめて重大な関心事であるのでございます。
零細森林所有者の数が圧倒的に多数である。
しかるところ、わが国の民有林は大部分が五町歩以下、その平均所有面積は一町歩以下という零細森林所有者でありますために、これを協同組織による森林組合により十分活発に活動できるよう経済的に強化しなければ、森林の復興も望み得ない実情であります。
然るところ、我が国の民有林は大部分が五町歩以下(八五%)、その平均所有面積は一町歩以下という零細森林所有者でありますために、これを協同組織による森林組合により十分活溌に活動できるよう経済的に強化しなければ森林の復興も望み得ない実状であります。