1996-02-22 第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
特に、五ヘクタール未満の森林しか所持しない零細林家が我が国の林家の九割を占めておりますし、それから不在村の山林地主ですね、この所有面積が三百万ヘクタールを超えるようになっております。
特に、五ヘクタール未満の森林しか所持しない零細林家が我が国の林家の九割を占めておりますし、それから不在村の山林地主ですね、この所有面積が三百万ヘクタールを超えるようになっております。
五 本法の運用に当たっては、引き続き中小・零細林家及び事業者に十分配慮し、申請者の計画作成に対して適切な助言、指導を行い、林業経営改善計画及び合理化計画の認定についても、その手続きの円滑な処理を図ること。 右決議する。 以上の附帯決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じて委員各位の御承知のことと思いますので、説明は省略させていただきます。
この法律ができた当時にも、「本法の運用に当たっては、中小・零細林家及び事業者に十分配慮するとともに、経営改善計画及び合理化計画の認定についても、その手続きの円滑な処理を図るほか、低利融資制度については、資金需要の動向等に応じ所要の資金枠の確保等に努めること。」
七 本法の運用については、中小・零細林家及び事業者の利便に留意し、林業経営改善計画及び合理化計画の認定、貸出等の手続の円滑・簡素化を期するとともに、資金需要の動向に応じた資金枠の確保等その円滑な実施を図ること。 右決議する。 以上でございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
本町の場合、三万六百ヘクタールの山林のうち国有森はわずか千三百ヘクタールと少なく、ほとんどが民有林で占め、しかも保有山林十ヘクタール未満の零細林家が八五%を占めております。杉、ヒノキを中心とした人工林率は約六〇%に達し、森林資源の活用が我が町の一番活性化のために重要なことであると認識しているところでございます。
六、本法の運用については、中小・零細林家及び事業者の利便に留意し、計画の認定、貸出等の手続の円滑を期するとともに、資金需要の動向に応じた資金枠の確保等その円滑な実施を図ること。 七、林業に関する制度金融の充実改善に努めるとともに、農協等の系統資金の円滑な導入の方途を検討する等林業金融の充実強化を期すること。
いているわけでございますし、また、国の直営の責任でこれはやるわけでございますから、その点については、たとえ分収の割合が、国営分収造林が五対五であり、あるいは公社造林が費用負担造林者が六で土地所有者が四というような分収割合に相違があるとしても、造林公社等の行う造林事業というものの分野を侵すことのないような配慮というものをこの法案の法文の上で完全に措置をしてあるわけでございますから、結局は、全国の中小零細林家
四 本法の運用に当たつては、中小・零細林家及び事業者に十分配慮するとともに、経営改善計画及び合理化計画の認定についても、その手続きの円滑な処理を図るほか、低利融資制度については、資金需要の動向等に応じ所要の資金枠の確保等に努めること。
に対して費用の全額を助成してやらせればいいではないかというお話しでありましたが、そうなると、負担能力、実行能力のないものに国がトンネル的に金だけ流して仕事をするというような、そういう大きな矛盾と社会悪が生ずるわけでありますから、せっかく大幅な財政負担をするのであれば、国有林野事業という国の公共事業体があるわけでありますからして、その事業体の事業というものは末端の民有林にも及んで、非常に条件が悪い零細林家
その結果、零細林家は伐採のまま植林もせず山から去り、また大山林地主は外材輸入のためあるいは価格の下落により売り惜しみをするという現状が続いておるのであります。これが山の現状ではないでしょうか。これらの点について関係大臣の明確なる御答弁をお願いしたいところであります。
これは経営別にいえば、一方に大山林地主というものもあれば、中小林家、九〇%近いものが零細林家ということになるわけですけれども、これらの現状をどういうふうに見ておられるか、あるいは大山林地主といわれる層が企業的経営という面で十分実績をあげてみられるか、あるいはそれとも、林家に対するところの意識調査等をやりますというと、伐期に来ているものもすぐ切る気持ちがないというような者が、相当数アンケート調査では出
林野庁の林業構造改善事業の構想は、二十ヘクタール以上の規模の自立経営林家を育成していこう、また企業的な林家を育成していこう、こういうところにねらいがあると思うのでございますが、この考え方の裏を返してみますと、農業構造改善事業もしくは自立経営農家の育成という政府の考え方の反面、零細農家が犠牲になる、そういう面が一方において出てまいっておりますのと同じように、零細林家が見殺しにされるというような事態が起
○赤城国務大臣 御承知のように、零細林家は、大きな経営規模を持っている者との競争関係に立っているというわけではございません。小さい林家は、林業とともに他の農業などを併存してやっているというようなものでございますので、構造改善事業をするからといって零細林家を切り捨てるというようなことは、そのこと自体から出てくる理由もないと思います。
そういうふうな零細林家、それから企業的色彩を帯びた程度の規模のもの、また大規模のもの、幾つかの段階に分かれてまいりますので、画一的な行き方であると、いろいろとそこに摩擦が生ずるんじゃないか、そういう点でどういうふうなお考えをお持ちであるかを、この際お伺いしておきたいと思います。