2010-03-16 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
その中で、ブロックローテーションや団地化や、そしてそれを担うのはまさに集落で土地利用を調整するという役割で推進してきたといういきさつがあるわけですから、どうぞこの日本で最大の日本農業の課題であります小規模零細、分散錯圃という、この土地利用、土地所有の実態を解決するためには、この問題を柱に置いておかなきゃいかぬのですよ。 改めてもう一回、これは御決意を聞きたいと思います。
その中で、ブロックローテーションや団地化や、そしてそれを担うのはまさに集落で土地利用を調整するという役割で推進してきたといういきさつがあるわけですから、どうぞこの日本で最大の日本農業の課題であります小規模零細、分散錯圃という、この土地利用、土地所有の実態を解決するためには、この問題を柱に置いておかなきゃいかぬのですよ。 改めてもう一回、これは御決意を聞きたいと思います。
そのときの農地法の改正は所有権中心主義、要するに小作人に農地を解放して、そして零細分散錯圃という状況になってしまったわけでございますけれども、所有権中心主義を改めて利用権中心主義に切り変えるという大原則の方向転換があったわけでございます。そのほかに農協法の改正だとか土地改良法の改正だとかありまして、あわせてこの農業者年金制度ができたわけです。
第二に、零細分散錯圃と言われる我が国農地の連担化、集団化を図る。三つ目には、そういう条件整備を行った上で経営体の育成を図っていく。こういう方針のもとに、基盤整備につきましては三つの視点からこれから充実させていきたいと思っております。 一つは、食糧供給基地としての生産基盤を整備する。
○政府委員(入澤肇君) 我が国の農地の現況は今先生御指摘のとおり、零細、分散錯圃と言われる状況でございまして、大体一農家当たり十四筆に分けて田畑を持っております。これを連担化して規模を拡大するための一番大きな効果のある手法としまして従来から圃場整備事業を実施しております。
零細分散錯圃と言っていますけれども、その克服が大事でございまして、私は安定兼業農家が一定の自留地を持って米栽培をする、あるいはお米はもうほかの人にやってもらうけれども、花とか野菜の栽培をするということをこの政策で放棄するというわけじゃございませんでして、むしろそういうふうなことを組み合わせながら、地域にあってできるだけ専業的な農家あるいは生産組織体が効率的に稲作なら稲作の生産ができるように土地利用を
そしてやっぱり零細分散錯圃の克服というのが一番大事な問題である。これは地味だけれども、もっと強力に展開しなくちゃいけないということで、農用地利用増進法を農業経営基盤強化促進法というふうに名前を変えて、農地保有合理化事業を強化する。それから農用地利用増進事業そのものも強化するというふうなことをまず主軸に据えたわけであります。
一つは、政策努力によりましては、我が国農業の宿命とも言われました零細、分散錯圃の農業構造を改革するチャンスであるという認識であります。しかし他方では、このまま放置しますと、我が国農業は、外圧を待つまでもなく、内部から崩壊しかねない状況にあるという認識であります。
ただ、都府県の場合には、零細分散錯圃という我が国の農地の現状、これの克服がこれからも重要な課題でございます。 このように、流動化は進んでいるのですけれども、十分な経営規模の拡大がなかなか見られない。その背景には、農地を資産として保有する、そして老後の生活に対する備えをするという点、すなわち資産保有意識、こういうものが見られます。
デメリットというのは、むしろ日本の農業の場合には零細分散錯圃という状況をいかに克服するかということで、規模拡大をしよう、あるいは連担化しよう、集団化しようということで努力していますので、私は大規模化に伴うデメリットというのは取り上げて言うことはなかなかできないんじゃないのか。 ただ経過的に、今先生がおっしゃったように、大規模化の過程で農村における労働共生みたいなことは起きてくる。
現に我が国農地状況というのは、一農家当たり大体十四筆に分かれて持っているというふうに、零細分散錯圃であります。しかし、そういう中で重労働から解放するという観点からも機械の使用効率を高めなくちゃいけない。そうしますと、やる気のある農家、望ましい経営体に農地を集積させていく、連担化し、また集積させていくことが非常に重要な課題なわけであります。
○入澤政府委員 先生御承知のとおり、我が国の農地の現状、零細分散錯圃という現状でございますが、これを克服して、経営体に農地を集積し、連担化する、これが新政策の基本的な課題でございますし、また、農地政策の基本的な課題でもあるわけでございます。 従来、いろいろな事業をやっているわけでございます。御承知のとおり、一つは、農政は運動論でございますから、地域の実情に応じまして話し合いを積み重ねる。
ただ、二ヘクタールを超えるいわば大規模な転用、これにつきましては、非常に零細分散錯圃と言われている我が国の農地の実態から申しまして、かなり多数の関係者が関係をしてまいりますし、特に、効率的な農業生産を進めていくということが農政の課題でございますけれども、そういった場合に土地改良投資、国の投資が既にかなりなされているということが多いわけでございますし、仮になされていなくても、かなり大規模な農地につきましてはそういった
しかし、私どもの考え方といたしましては、やはり二ヘクタールを超える転用というのはかなり大規模な転用でございまして、御承知のとおり、我が国の農地は零細分散錯圃になっておりますけれども、これをできるだけ効率的な農業ができるようにということで、いろいろな土地改良投資を既に行っております。