1974-05-08 第72回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号
雰細業者が非常に苦しいという状態が、この数字でさらに明らかに出てきたような気がいたします。千四百十億の希望に対して九百六億ということは、やはり五百億ばかりが資金不足。二月が四百八十四億。これは全く貸しては相ならぬという申し込み者なんでしょうかね。全く貸せる条件のない、全然国民金融公庫で問題にできないような人たちがこんなにもいるんだろうか。
雰細業者が非常に苦しいという状態が、この数字でさらに明らかに出てきたような気がいたします。千四百十億の希望に対して九百六億ということは、やはり五百億ばかりが資金不足。二月が四百八十四億。これは全く貸しては相ならぬという申し込み者なんでしょうかね。全く貸せる条件のない、全然国民金融公庫で問題にできないような人たちがこんなにもいるんだろうか。
ほんとうに小規模雰細業者に役立つ内容のものに大きく改善をしていくために、ひとつ努力を願いたいと思うのです。
○壽原委員 そんな資料の出せない雰細業者が困っておる場合は、陸運局長にまかせることができないかどうかということを聞いておるのです。
それでお話しの通り、零細企業対策というものは非常に大事でありながら、その対策たるやなかなかむずかしいということでございまして、この小組合の方に雰細業者が集まりまして、ともに相互扶助の精神で、協同で経済事業を推進していくというような制度、そこまで持っていくまでの間——なかなかそこまでもいかない。