1967-12-20 第57回国会 参議院 建設委員会 第2号
冬季間、楽に自動車が通れるような万般の設備をしておきたい、こういうふうに今日まで考えておりましたが、幸い北海道長官になった今日、建設大臣とも相談いたしまして、雪国地方も——あに北海道だけでなく、全部そういうことを考えていきたい、そう存じております。
冬季間、楽に自動車が通れるような万般の設備をしておきたい、こういうふうに今日まで考えておりましたが、幸い北海道長官になった今日、建設大臣とも相談いたしまして、雪国地方も——あに北海道だけでなく、全部そういうことを考えていきたい、そう存じております。
と言いますのは、雪国地方が割合多いのでございますが、この積雪の関係等もありまして、屋根の構造が他の地区に比べて脆弱であるということが言えると思います。つまり一つはまさぶきの屋根の構造のものがかなり多い。それから新潟地方、あるいは北陸地方にもありますが、板ぶきの上に石を並べたような構造のものがかなり多い。つまり不燃構造でない屋根の構造ということが大火をなす一つの原因ではないかと思うのであります。
こういうふうに考えてみますと、それとなく指導監督を相当厳にしていただいて——今回のような問題が起きた場合には、われわれ東北地方にとりましても、特に雪国地方にとりましては、重大なる関心の一つのポイントであるのでございます。
又六三制建築の坪数は、応急基準の〇・七坪の大体行なつておりましたが、雪国地方では一、二坪は必要であるということでありました。 以上いろいろな面から地方財政の実情というものを見て来たのでありますが、相当に窮乏しているということは事実であります。
「雪国地方においては、各種生業の経営または家屋の維持その他において、他の地方に比し防雪費、除雪費等多額の経費を要するものあるをもつて、所得または営業純益もしくは家屋賃貸価額等課税標準の認定にあたつては、右の経費の計算に留意するを相当と認める。」かような答申をすでに昭和八年には政府に対していたしておるのであります。
○池田国務大臣 雪国地方に対しまする課税につきましては、お話の通りに、従来から問題があつたのであります。土地賃貸価格の決定、家屋賃貸価格の決定につきましても、議論のあつたところであります。われわれといたしましては、所得に対しまする税率でかげんするよりも、課税標準でかげんするのが理論的であり、また実際的であると考えております。