2000-11-09 第150回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
その反面、いわゆる牛乳、飲用乳につきましては、雪印製品の代替といいましょうか、これを供給したメーカーが自分たちの製造ラインを効率的に利用できたということもございまして、これはかなりふえておる。こういう従来のパターンとやや逆転したような現象も見られておるところでございます。
その反面、いわゆる牛乳、飲用乳につきましては、雪印製品の代替といいましょうか、これを供給したメーカーが自分たちの製造ラインを効率的に利用できたということもございまして、これはかなりふえておる。こういう従来のパターンとやや逆転したような現象も見られておるところでございます。
大変私は感心、感心というのも変ですが、なるほどと思いましたのは、雪印のあの事件が起こったら、それの原因になりました大阪工場の牛乳だけではなしに、全国の雪印製品がスーパーやコンビニから外される。この損失は非常に他山の石として各企業とも見ておりますから、これからは注意しなければいかぬということがはっきりしたと思うんですね。
茨城県の場合には、先ほどの話もありまして雪印の製品がかなりやはり、半数ぐらいは雪印製品が普及をしている。黒沢さんの関係があるのかなと思いますけれども。やはり県当局の話でも、県全体で二五%ぐらい生乳が、生乳といいますか雪印がダウンしている。
私どもも、ちょっとこれ数が違うんで心配でございまして、どうしたんだろうということで重ねてその点をただしてみましたら、雪印にむしろ、雪印製品を販売したいということで、あっせんをしても、例えばほかのものを売るよりも間もなく再開するはずだからそれを待っていようと、むしろ雪印を売るために待っておられるという方がかなりおられると。
雪印事件が発生し、食品の衛生管理のずさんな取り扱いが明らかになるにつれ、消費者は、雪印製品のみならず、あらゆるメーカーの牛乳・乳製品の安全性についても疑念を感じています。現在、国による検査が実施されていることではございますが、最終的に安全宣言はいつごろの時期に出されるのか、再度お伺いさせていただきます。
雪印製品の製造中止に伴いまして、独自にミニプラントを持ちます酪農家につきましては、独自ブランド製品に対しましての需要がふえ、生乳が不足しているというような声をたくさん聞きます。そうした酪農家の生乳ニーズに対しまして、農林水産省としてはどういう姿勢で取り組んでいらっしゃるのか。