2012-02-27 第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
今回の豪雪の被害でありますけれども、亡くなられたのは、多くは雪下ろし作業中に亡くなられた高齢者の方々ということでございます。今回の豪雪の被害というのは、災害であるとともに、社会的な問題というのも随分多く含んだものではないかと思います。特に、中山間地域を中心とした豪雪地帯の高齢化でありますとか過疎化、これが今回の被害に大きな影響を与えているということであります。
今回の豪雪の被害でありますけれども、亡くなられたのは、多くは雪下ろし作業中に亡くなられた高齢者の方々ということでございます。今回の豪雪の被害というのは、災害であるとともに、社会的な問題というのも随分多く含んだものではないかと思います。特に、中山間地域を中心とした豪雪地帯の高齢化でありますとか過疎化、これが今回の被害に大きな影響を与えているということであります。
国土交通省、この高齢者による雪下ろし時の事故、今回百五十一名の犠牲者が出たわけで、そのうちの三分の二は雪下ろし時に起こったというふうに言われているわけでありまして、そういう雪下ろし時の事故と克雪住宅の普及、これは極めて重要でありまして、先ほど来からも、高齢化社会になっていく中で、八十歳を過ぎるおばあちゃんが雪下ろし作業をしなければいけないという、そういうことはやはりなるべく避けるようなことを考えなければ
今年の豪雪被害地域におきましても、高齢者の方々の雪下ろし作業中の事故が多発しまして、やはり自らの備えに限界が出てきているのではないのか、こういうふうに思います。こういったことにおきまして、各自治体は地域における支援体制に大変苦慮しておられると聞いております。
特別交付税のお話でありますけれども、これ、従来は原則として道路とか公共施設の除雪、排雪、それに対する経費を対象としていたわけでありますけれども、今年の豪雪においては、今委員からもお話ありましたように、特に高齢者等の雪下ろし作業の中で本当に痛ましい事故が多発しました。
高齢者世帯の屋根雪下ろし作業の困窮、雪害による送電網切断に伴う停電、自動車交通の普及に伴う道路除雪作業量の増大、排雪スペースの不足など様々な問題が指摘され、これらを解消するためには行政の協力が不可欠との意見が示されました。 次いで、勝山市ふれあい交流館において、福井県及び勝山市から雪害の状況説明及び要望を伺うとともに、西川県知事に対し見舞金を手交いたしました。
また、その原因の四分の三が雪下ろし作業中の事故であるということでございます。 そこで、内閣府に質問したいと思います。 亡くなった方の、被害者の三分の二が六十五歳以上で、そのほとんどが除雪作業中のものでありますが、このような傾向は従来の大雪被害でもあったのでしょうか。
この冬の豪雪におきましては、高齢者等の雪下ろし作業中の痛ましい事故が多発しているということを踏まえまして、地方公共団体が行う高齢世帯等の雪下ろし支援に要する経費、これについても道路等の除排雪経費と同様に特別交付税措置を講ずることにいたしました。また、全国会議の場等を活用しまして、この地方公共団体にその旨を周知を既にしたところでございます。