2003-07-25 第156回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
気象庁ばかりではなく河川局、道路局あるいは地方自治体等がそれぞれの目的のために雨量観測網を持っておりますので、気象庁でもそれらのデータをいただきまして、それを総合的に利用しながら警報を出しているのが現状でございます。 具体的に、現在、九州地方におきましては熊本県、大分県及び宮崎県と地元の気象台の間でオンラインで接続しておりまして、気象観測データの交換を行っております。
気象庁ばかりではなく河川局、道路局あるいは地方自治体等がそれぞれの目的のために雨量観測網を持っておりますので、気象庁でもそれらのデータをいただきまして、それを総合的に利用しながら警報を出しているのが現状でございます。 具体的に、現在、九州地方におきましては熊本県、大分県及び宮崎県と地元の気象台の間でオンラインで接続しておりまして、気象観測データの交換を行っております。
自治体のデータということですが、静団地方気象台では、現在静岡県の持っておりますサイポスという雨量観測網のデータ、これを防災行政無線によって即時的に利用しております。
全国的に自記の雨量計とかその他の観測網を整備するとともに、特に山間部にロボットの雨量計を設置するということによりまして雨量観測網を展開しようとしたわけでございます。このロボット雨量計の雨量が通報所まで無線で参りますので、そのデータを通報所の人が、電話の交換手と同じように、受け取ったものを中継するという仕事等を主たる任務といたしまして、八十二カ所に設置したわけでございます。
川によっていろいろございますから、もう少しこういうキーポイントを押えればかなりよくなるであろうという川もございますけれども、雨量予測というものには、これまた相当の限界があって、これは皆さん毎回御経験のように、気象予報というのは豪雨時でもそう的確に当たるものではない、見当としては当たりますけれども、どこの川のどの流域にどれだけ降るかということは、少々雨量観測網をふやしたぐらいで急に精度が上がるものであるとは
以上述べましたほかに、札幌管区気象台より、第一に、通信施設について、現在の音響単信回線をテレタイプ回線に改善し、また、所要の気象官署に超短波無線電話装置を設備すること、第二に、宗谷、留萌支庁管内の残部及び後志、渡島、檜山支庁管内の全部に農業気象業務を整備すること、また、函館海洋気象台より、渡島、檜山支庁管内の雨量観測網を整備することについて、それそれ要望がございました。
今後さらに気象レーダー網の整備強化、雨量観測網等の充実により、刻々の気象変化を把握し、情報伝達装置の整備とあわせて、特に集中豪雨については、雨量計の備えつけによる地方の補助的手段を整備し、情報をより迅速適確に防災担当機関に通報できるよう体制を強化してまいりたいと存じます。
今後災害を防止軽減するためには、各種の予報の精度を高め、効果的な予警報や気象情報を迅速的確に発表し、周知することが必要でありますので、気象庁としても一そう努力するつもりでございますが、特に今次の災害にかんがみまして、集中豪雨の研究、レーダー網の整備強化、雨量観測網の充実等を推進して、今後集中豪雨について、地域的な予報、警報を出せるようにくふういたしたい考えでございます。
その次に森林気象観測事業の問題を取上げておりますが、根本的な治山治水対策を考えまする際に、最も科学性において困難を感じますのは、水源地帯におきまする気象条件、特に雨量観測がほとんど行われておらない結果、計画立案にあたりまして不都合を生じておりますので、少くとも雨量観測網を設置いたしまして、計画の科学性の裏づけといたしたいという考えでございます。
二、山地の気象、特に雨量観測網を拡充し、山地雨量の観測を行うとともに、有線通信もさることながら、非常の際を考慮して無電設備も配置して、災害の予測機構の整備をはかるべきであります。 三、山林の荒廃が災害を大ならしむる大きな原因になつておりますので、これら荒廃山地の造林を促進するとともに、保安林の整備拡充並びに森林伐採に対する合理的計画性を持たせる必要があろうと存じます。
するということになつておりまするので、或いは私どもの担当することにはならんかも存じませんが、一応現状におきましては、従来治山事業の計画の場合には、林野関係において整備いたしておりました山地気象の観測施設が、行政整理の結果、殆んど廃止になつてしまつておりまする今日、山地の気象、特に降雨量の記録等が全然ございませんことが、根本的な対策を考えまする場合に非常に科学性を失するということで、是非とも山地の森林気象、特に雨量観測網