2021-05-11 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
○政府参考人(長谷川直之君) 気象庁では、台風や集中豪雨による気象災害の防止、軽減のため、広範囲で稠密な観測データが得られます気象レーダーと、地表における正確な降水量が得られるアメダス、それぞれの長所を生かして効果的に組み合わせることで面的な雨量分布情報を作成し、それをベースに様々な防災気象情報の提供を行ってございます。
○政府参考人(長谷川直之君) 気象庁では、台風や集中豪雨による気象災害の防止、軽減のため、広範囲で稠密な観測データが得られます気象レーダーと、地表における正確な降水量が得られるアメダス、それぞれの長所を生かして効果的に組み合わせることで面的な雨量分布情報を作成し、それをベースに様々な防災気象情報の提供を行ってございます。
一方で、都市河川の場合ですと、非常に流域が小さいですから、ピンポイント的に短時間でも降ると非常に流量がふえますので、あくまでもその河川の流域の大きさ、それから雨の雨量分布、そういったものに左右されるものでございます。
さらに、これにレーダー等のリモートセンシング技術を加えて、より稠密な面的な雨量分布等を観測しているところでございます。 一方、気象庁では、今回の大島の事例というものを踏まえまして、特に島嶼部を中心に自治体等の雨量計の設置状況というものを把握した上で、観測ネットワークの強化に向けて今後検討してまいりたいと考えてございます。
なお、これも先ほど申し上げましたけれども、このレーダの観測とアメダスの観測を合成いたしました五キロの間隔のレーダーアメダス合成図というものによりましてきめ細かく雨量分布を把握しております。 富士山レーダーにつきましては、現在約十分間隔で観測いたしまして、それらのデータは気象資料伝送網を通じまして即時に地方気象台の方に配信して、予報、警報の発表に活用いたしております。
○政府委員(新田尚君) 先ほども申し上げましたけれども、私どもといたしましては面的に雨量分布をとらえますために、これまでも静止気象衛星「ひまわり」の三時間ごとの観測を一時間ごとに、あるいはレーダーにつきましては一時間ごとの観測を七分ないし十分ごとにいたすなど強化をいたしておったわけでございますが、この集中豪雨的な雨といいますのはかなりゲリラ的に発生するものでございますので、今後ともそういった局地集中豪雨的
それから雨につきましては、レーダーとアメダスを合成して正確な雨量を求めまして、五キロ四方ごとの雨量分布図をつくって発表しております。この図をもとに、大型計算機を用いて三時間先までの詳しい予想図も各地の気象台から発表しております。これらはまた、コンピューター通信で報道機関へも提供されております。これらの図は、最近頻繁にテレビでも放映されるようになりまして、台風の接近時には深夜でも放送されております。
しかしながら、その時点におきまして、先生御指摘のとおりの結果的に得られる雨量分布図というような形のものを、しかもいつ発現するかというような時刻も明示した形で予想することは、はなはだ困難な状態にあります。
それでは、九州の福岡県の南部の集中豪雨の問題を取り上げてみたいと思うのでありますが、七月八日の九時から十二時の三時間の雨量分布を、気象庁の観測図で描いたものと、これは気象庁長官もすでに御存じだろうと思うのですが、それから県の土木河川課の観測資料に基づいて同じ状態で調べたものと、相当食い違いがあるといいますか、違っているわけですね。
今次の災害をもたらした原因の気象状況としましては、六月十八日から二十日の豪雨は、梅雨前線の活動と台風九号のくずれた低気圧が前線上を通過したことにより、総雨量分布は広島市を中心とした山陽沿岸部、または庄原市を中心とする県北東部が最も多い地域でありました。
これはアメリカのダムを見ましても、大抵アメリカの雨の分布は日本よりもつと極端でありますから、乾燥期には旱魃しちやつて草も枯れるくらい、それから降るときには一週間か、三、四日ぐらいでニ、三百ミリ、四、五百ミリと降り、非常に雨量分布が片寄つている。日本の雨量分布も片寄つていると言えば片寄つているが、まだまだアメリカなんかに比べると比較的ならしがきいている。
そうすると稗の方は初めから相当効果があるのでありまして馬鈴薯の方は初期六月の末から七月の初めまでは割合に滲透能力が少いとか、或いは又土砂が雨に非常に打たれやすい、こういうのでありますが、それが七月の末から八月にかけましてはがらつと変りまして、馬鈴薯の方がぐつとよくなつて来るのでありまして、こういうように同じ作物でも時期によつて雨に対する効果というものが違つて来るわけでありますから、その地方々々によつて雨量分布