2021-06-02 第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
具体的に申し上げますと、雨域の形状が線状であること、それから前三時間の積算降水量が百ミリ以上の領域が五百平方キロメートル以上に広がっていること、それから大雨警戒レベル4相当以上と災害の危険度が高まっていることなどの条件を満たした場合に発表することとしてございます。
具体的に申し上げますと、雨域の形状が線状であること、それから前三時間の積算降水量が百ミリ以上の領域が五百平方キロメートル以上に広がっていること、それから大雨警戒レベル4相当以上と災害の危険度が高まっていることなどの条件を満たした場合に発表することとしてございます。
このため、現在は、線状降水帯の発生が確認された場合に観測される雨量や雨域の広がりなどに応じて、記録的短時間大雨情報の発表やホットラインによる地方公共団体への状況解説などにより気象台から警戒を呼びかけております。また、線状降水帯による大雨が継続し、重大な災害の起こるおそれが著しく高くなった場合には、特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけることとしております。
さらに、強い雨域が長時間にわたり同じ地域に停滞いたしまして、重大な災害が起こるおそれが著しく大きくなったことから、午後六時前に大雨特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけたというのが対応でございます。 また、今回、御指摘ありましたように、予測の精度が非常に重要だということでございます。
具体的に申し上げますと、帯広市から約二百六十キロメートル離れましたCバンドレーダーの雨量計をこれ更新をいたしまして、降雨の量的な観測精度は本来のXRAINよりは劣るんでございますが、高性能、高分解能、高頻度でございますけれども、こういうデータの配信によります雨域の分布ですとかあるいは移動状況が分かるような情報を提供できる予定でございます。
今回の豪雨の理由につきましては、先ほどございましたように、岩泉町で例えば一時間に七十・五ミリの観測史上一位となる雨を観測するなど、岩手県の沿岸、特に中部、北部の沿岸を中心に大雨となったわけでございますけれども、これは、台風の中心付近の強い雨域が海上から直接この地域を通過した、こういうことが局地的に豪雨となった理由でございます。 また、今回、特異な進路ということがございました。
その次の長い点線が小雨地域と呼ばれる雨域。そして、一番外側の実線が、広島市と県が行った調査で黒い雨が降ったと結論づけた、現在の指定地域の約六倍の新降雨域です。 大変な御苦労をされて調べられたこの広島市と県の調査とその結果は、私は、生の声を聞き取った大変貴重で重いものだと思います。塩崎大臣、厚生労働省は、この調査結果とそれに基づく地域指定の要望に対して、どういう検討を行ったのでしょうか。
二〇〇六年八月の広島地裁では、その判決で、少なくとも、増田雨域、これは増田善信さんという気象学者が発表した、宇田雨域の四倍の地域を示した降雨地域ですが、増田雨域で雨が降ったとされる範囲について、雨が放射性降下物を含んでおり、その雨にぬれた者が放射性降下物による被曝を受けた可能性は高いと述べていますし、二〇〇七年七月の熊本地裁でも、放射性降下物は、少なくとも爆心地から増田雨域周辺に至る範囲で相当量降下
そうではなくて、雨量そして雨域そして風量というものを計算する場合にレーダーで見ると。そして同時に、観測点がありまして、そことの両方相まってかなり広域でなければ精度が悪いということがありまして、精度を確保するためには県単位より、相当といいますかそれ以上というか、かなり広い範囲でデータを拾ってということが精度のためには必要ということでございます。
そういう意味での水の出方というものも、雨域の分布と私ども申し上げますが、それによって変わってくるということもございます。 こういった雨の降り方あるいは洪水の出方というものも併せまして、先ほど申しましたけれども、十分しっかりと調査をし、整理をし、必要な対応を考えていきたいというふうに考えております。
従来ですと、一キロメーターのメッシュ、一キロの正方形を一つの単位として雨雲を押さえて、雨の降り方を押さえていたわけですが、これによりまして二百五十メーター単位で雨域を押さえることができる。そういう意味では、特に都市部の小河川、ゲリラ豪雨が一気に降りまして、集中的に短時間で洪水が発生するというような場合に対しての予測と、それから避難を呼びかけることに有効であるというふうに考えています。
先生御指摘のXバンドMPレーダーは、既存のレーダーよりも非常に詳細に雨域をとらえることができ、また、情報を把握し整理するまでの時間も非常に短縮されているということでございまして、近年増加する局所的な大雨、集中豪雨、いわゆるゲリラ豪雨による被害が全国で頻発しておりますが、こういったゲリラ豪雨によります被害をできるだけ減らしていくという観点から、現在設置を進めているところでございます。
現在の段階でも、各都道府県の警察から報告を受け、警察庁が全体的な状況を把握して協力体制の指揮をとるような形も行っておりますし、さきの法律改正において、警察法の改正において、例えば雨域にまたがるときにはどちらに指揮権が及ぶのかということなども規定していただきました。
○大河原国務大臣 ガット・ウルグアイ・ラウンドは、御案内のとおり、交渉は十五分野にわたって行われたわけでございますが、農業については農業分野の独自の雨域で交渉が行われて、妥結を見たわけでございます。
しかも、全部発表した内容を聞きましたけれども、これはもう今日、こういう大災害があるということになれば、裏山かどこかに逃げる以外にないわけでありますから、そういうことについて、この間、災害対策委員会での私の質問と同時に、同僚議員の櫻井規順という議員が質問をしたわけでありますが、気象庁長官は、集中豪雨についてレーダーによって雨域が捕捉できているのかという質問に対して、捕捉できているということであったのであります
もう少しさかのぼりますと、昭和六十一年でございますが、七月十日に鹿児島市付近に局地的な豪雨がありまして、総雨量がアメダスでは百九十三ミリ、国鉄の観測所では三百二ミリ、こういうふうな例が時々ございますが、この二つの例につきましても、アメダスだけではなくてレーダーによりましても強雨域を監視しておりまして、このレーダーで強雨域を捕捉しておりますので、それぞれ適切に大雨洪水警報は発表されているところでございます
その雨域の形も従来の単純な卵形でなくて、大変変わった形でございまして、広島と島根県境にまで複雑に広がっているというのがきょうの発表の内容でございます。 もう一つは、従来雨が降らなかったとされております爆心地の南東部の仁保とか海田地域にも爆弾炸裂直後に、わずかですが降雨があったということ、これが明らかになっておるわけでございます。
まず、大雨をもたらした気象状況でありますが、八月四日から五日にかけて、日本海から移動した低気圧に伴う前線が北海道を縦断する形で停滞し、北海道中央部を中心に全道にわたって大雨となり、さらに五日に入って三陸沖を北上した台風十二号の影響が加わり、中央部では一層降雨量を増し、また道東方面にも雨域が広がったのであります。
したがいまして、雨がどういうふうに降ったということを毎時間、時間に押さえていきますと、雨域も一時間ごとにどういうふうに動いているかということもすぐわかるようなわけでございます。
こうした今次災害の特色といたしましては、第一に台風第十七号が広範な雨域を持つ典型的な雨台風であり、しかも進行速度が遅かったため、各地に未曽有の降雨をもたらし、それがため各河川の決壊、はんらんと急傾斜地の崩壊が頻発したことであります。
させていただいておりまして、いままでの予報に比べますと、非常にデータを豊富に使いまして、かついままで格子点と申しておりますが、天気図の上を碁盤のような目に分けて予報しておるわけでございますけれども、その各点ごとの値を計算しては予報をするわけですが、その格子点の距離というのが従来は三百キロあまりでございましたが、それを今度大型の計算機を入れていただきまして、百五十キロのメッシュにしまして、そういうことで、雨域
まず、今回の大災害の発生原因となりました異常気象の状況でございますが、瀬戸内海地方で山津波など、大きな被害をもたらした雨域が、台風第八号の移動とともに日本列島を北東に進んだため、関東、東海地方は、七日夜半から八日未明にかけて局地的な集中豪雨に見舞われました。
ただ、雨には範囲の小さい雨もございますので、こういう範囲の小さい雨に対しましては、日本で約二十カ所ばかりレーダーがございますが、異常気象時におきましてレーダーを回しまして、レーダーによります監視も同時に併用いたしまして、レーダーは連続的に雨域を観測することができますので、このレーダーの観測を使い、また約千三百カ所になります地点からのデータをとりまして、これによりまして起こり得べき集中豪雨その他の異常気象
たとえば、雨域が毎時三十キロのスピードで動くといたしますと、十分間では大体五キロ動くわけでございまして、この十分ごとに入ってまいります資料を使いますと、ある程度このようなスピードのときには五キロ間隔程度の観測に相当いたします。しかし、これだけではもちろん十分ではございませので、これに伴いまして絶えずそういう異常時には予報中枢あるいは地方気象台などの連絡をとりましてレーダーを回しております。
そうしますと、今後の計画というものをどのように進められておるのか、豪雨をもたらすものあるいはレーダーで雨の、雨域といいますか、それらをどう見つけていくか、または無電による情報装置等、あるいは観測体制の総点検とか、警報作業上の問題点とか、いろいろひっくるめた中でこの特別観測計画というものをどんなふうにしていこうとするのか、時間があれば一つ一つこまかく私は事実を指摘していきながら質問を申し上げたいと思いましたけれども