1963-03-19 第43回国会 参議院 大蔵委員会 第19号
○政府委員(藤野淳君) 計画造船の十八次船につきましては、昨年の終わりごろから開発銀行が受付を開始いたしまして、いわゆる雨だれ方式で逐次申請がなされて参りました。運輸省といたしまして、十八次造船として建造の許可をいたしましたのは、ただいままで九隻二十八万総トンでございます。なお数隻のものが、年度内に一、二隻が許可になる公算がございますが、全体の建造規模は四十数万トンでございます。
○政府委員(藤野淳君) 計画造船の十八次船につきましては、昨年の終わりごろから開発銀行が受付を開始いたしまして、いわゆる雨だれ方式で逐次申請がなされて参りました。運輸省といたしまして、十八次造船として建造の許可をいたしましたのは、ただいままで九隻二十八万総トンでございます。なお数隻のものが、年度内に一、二隻が許可になる公算がございますが、全体の建造規模は四十数万トンでございます。
○辻政府委員 いわゆる十八次船から、雨だれ方式と申しますか、従来一括決定というふうなやり方をやっておったのでございますが、それよりも準備のできたものから順次審査をいたしまして、審査が済み次第一隻々々融資を決定していくという方法に変えたわけでございます。
その他が七〇%、こういうことに相なり、さらに今日までの一括公募の一括決定という方式が、いわゆる雨だれ方式に変更をされた、いわば自由建造の方向に向かった、こういうふうに考えておるのでありますが、この点は、それで御決定になっておるわけですか。
今回も、最初におきましては、定期船につきましては、やはりさような方針であるように承知しておったのでありますが、これもやはり開銀等の関係であるいは雨だれ方式が採用されるのではないか、かようなことも承るのであります。この点はいかが相なっておりますか。
○内海(清)委員 そうすると、やはりこれも雨だれ方式でいかれるということでございますか。
これは鉄鋼業界あるいは石油産業等との十分の話し合いをされるならば、この雨だれ方式と言われておりまするような建造方式も可能ではないか。これはもちろん非常な努力が要ると考えるのでありまするが、これに対する一つ海運局長さんの御所見をお伺いいたしたい。
しかし、雨だれ方式になりますと、造船所側からいうと、これは将来計画もなかなか立ちにくいというふうな点もありまするけれども、今日の造船の不況からいえば、一応これもやむを得ないのではないか、私はかようにも考えるのであります。
○辻説明員 いわゆる鉄鋼関係につきましては、ただいま大臣からお話がございましたので、私からお答え申し上げませんが、いわゆる計画造船の雨だれ方式の問題でございますが、これは実は従来からもやれないことはないのでございまして、私どもも、これについて特に雨だれ方式をやってはならぬというふうなことを開発銀行に言っているわけではないのでございます。