2003-04-08 第156回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
その前に、滑走路延長と申し上げましたのは、安全性を考慮、北国等では積雪等によって、滑走路が短いとなかなかおりられないというかなり制限、雪等が降りますと、少し滑走路を長くした方がよりベターだ、そういう意味で、離着陸性を確実なものにするための一環としての滑走路延長、こういう意味で申し上げました。
その前に、滑走路延長と申し上げましたのは、安全性を考慮、北国等では積雪等によって、滑走路が短いとなかなかおりられないというかなり制限、雪等が降りますと、少し滑走路を長くした方がよりベターだ、そういう意味で、離着陸性を確実なものにするための一環としての滑走路延長、こういう意味で申し上げました。
また、このSTOL機の持つすぐれた短距離の離着陸性あるいは低騒音性に関しますデータも実証されたわけでございますが、特に航空機の騒音対策、さらには短距離離着陸性という側面から極めて意義のあるものと考えでございます。
幸い非常にいい成果が出まして、短距離離着陸性あるいは低騒音性、こういった面ですぐれた成果を上げたわけでございますが、実用化となりますと、我が国の当初に予定しておりました滑走路が非常に延長された結果、すぐ実用化ということには結びつかないことになったわけでございます。
ただいま先生御質問の科学技術庁の航空宇宙技術研究所で開発しておりますファンジェットSTOL機でございますけれども、これは短距離離着陸性と低騒音性にすぐれましたものでございまして、これに必要な技術の実現を図っていくというようなことを目的といたしまして、昭和五十二年度から実験機の開発、飛行実験といったものを中核といたしまして総合的な研究を推進しておるというものでございます。
次に、航空宇宙技術研究所におきまして、短距離離着陸性と低騒音性を特徴とするファンジェットSTOL実験機「飛鳥」による飛行実験を行うなど、航空技術の研究開発を推進するための経費として八十六億一千九百万円を計上いたしております。
短距離離着陸機STOLは短距離離着陸性とそれから低騒音にすぐれた飛行機でございまして、必要な各種新技術の開発を目的として御案内のように航空宇宙技術研究所が昭和五十二年度からその実験機の開発を進めておるものでございます。
○石井説明員 先生ただいま御質問の科学技術庁の航空宇宙技術研究所で開発を進めておりますファンジェットSTOLの研究開発の現状ということでございますが、このファンジェットSTOL機は短距離離着陸性と低騒音性にすぐれておる、そういったことから、短い滑走路でのジェット機の就航とかあるいはジェット機の大型化にあっても滑走路の延長を必要としない、こういったような特徴を有しておるわけでございます。
また飛行場の場所も市街地に近く設置されているといったような場合が多うございますので、短距離の離着陸性を持たした飛行機であり、なおかつ低騒音性にすぐれた飛行機を開発する必要があるという考え方が基本にあったわけでございます。
なお、先ほどの御質問の、それでは実用化に向けてSTOLの研究開発を一体どのように生かしていくのかというようなことでございますが、STOLのいわば効能と申しますか性能は、いま言った短距離離着陸性のほかに、たとえば低騒音の効果を持つとか、いろいろな意味での効果を持つわけでございまして、こういった技術の実証が必要でございます。
○豊島政府委員 科学技術庁において行なわれておりますのは、STOLの実験機の研究開発ということで、短距離離着陸性とかあるいは動力式高揚力の技術等やられておるということでございまして、通産省で扱うというのは、いわゆる実用機でございますので、これが実用機の段階になれば当然当省の問題でございますが、実験機の段階でございますので、科学技術庁にやっていただいておる、このように考えております。
にすでにC130が存在しておって、にもかかわらず当時C130は距離が長いから、足が長いからC1を選定したんだという趣旨のお尋ねでございますが、C1を選定いたしました当時に確かにC130は存在しておりましたけれども、これを導入しなかったのは、一つには、当時C130を導入するとした場合の常用可能な航空自衛隊の飛行場が二カ所しかなかったということが一つと、わが国の地理的条件等を勘案いたしまして飛行機の短距離離着陸性
丸山さんの方は「選定基準」こういう言い方をされましたが、まあ似たようなことでございまして、私が申し上げました航空防衛力構想というのは、戦闘機の性能というのは、防空を主任務とする、ということになると要撃、つまり待ち伏せとか迎え撃つとか、これを主任務としないものは除外をする、航続力だとか短距離離着陸性、全天候性、武器体系等もありますけれども、対戦闘機戦闘能力というような、まあ格闘能力ということになりますか
それから短距離の離着陸性、ぱっと飛んでいけるものがなければ間に合わないのです、スクランブルといったってそうです。それから雨が降ったから、天候が悪かったからといってレーダーが効かなければしょうがないわけですから、全天候性でなければならぬ。それからその上に戦闘機に対する格闘能力、つまり対戦闘機戦闘能力、こういうわけですね。中心点を言えば、ここらがなければ、これは資格がなくなるというわけであります。
要約をいたしますと、「戦闘機の性能は防空を主任務とする以上、要撃(敵を待ち伏せ、迎え撃つ)を主任務としないものは除外し、航続力、短距離離着陸性、全天候性、対戦闘機戦闘能力」、これは格闘能力というわけですね。「にすぐれたものが望ましい」という、あなた方一つの基準をおつくりになっておられますね。大臣いかがですか。
○大出委員 そこで承りたいのですが、YF16の性能、これを幾つかに分けて、長い時間要りませんから、あなたの方が選定基準になさっているところをポイントとしていただいて、六つ、七つございますが、つまりどの程度の要撃能力があるのか、航続力、それから短距離離着陸性、あるいは全天候性、あるいは対戦闘機戦闘能力などというものを中心に性能をお挙げいただきたい。
○国務大臣(左藤義詮君) この点につきましても、当委員会において申し上げましたように、確かに速度、上昇力に関する限りは、104が若干すぐれておりますが、機体の安全性、操縦性、離着陸性、所要滑走路等においてはF—104Aの方が非常に難点を持っている。
この機会に特にF11F—1FとF—104とについて比較検討いたしました点を申し上げますと、速度、上昇力に関する限りF—104がF11F—1Fにまさることは明らかでありますが、機体の安全性、操縦性、離着陸性、所要滑走路の点においてF—104はF11F—1Fに比較してかなりの難点を持っておるのであります。