1957-05-16 第26回国会 参議院 社会労働委員会 第34号
○説明員(河野鎮雄君) ただいま申し上げました数字は、雑役婦等を含めないで、いわゆる看護助手といわれていものを含めた計算で大体そんなよう見当になると、こういうふうに思っております。
○説明員(河野鎮雄君) ただいま申し上げました数字は、雑役婦等を含めないで、いわゆる看護助手といわれていものを含めた計算で大体そんなよう見当になると、こういうふうに思っております。
従いましてやむを得ずその他の職員、雑役婦等をもって仕事を代行させておるという実情はございます。ございますが私ども何とかしてこれを充足いたしたいという考え方でございます。その一つの方法といたしまして、結核や、らいの方に勤めている職員に対しましては、調整方法と申しまして俸給を割増ししてつけておる。そうして働いてもらいたいという制度も現に行なっている次第でございます。
看護婦の養成が足りないためにほかの者を、雑役婦等を看護婦の定員の中に入れておるという御答弁でありますが、国立療養所の附属の看護婦養成所で養成された人がそこの療養所で採用されないで、地方のほうに職を求めて流れておるのを見ておる実情なんであります。養成所の入が足りないから、だからほかに雑役婦で看護婦の定員に当てはめておるという御答弁は私は実際と離れた御答弁だと思いますが、如何でございますか。
ところが、この赤十字病院たるや、今日国民大衆の、わけて生活困窮にして苦しんでおる、真に博愛人道の対象とならねばならない人たちのための病院でなく、逆に、終戰後も引続き皇室、皇族、元華族等の一部の特権階級のために広く便益を提供する病院であり、こうした不合理な経営のために、雑役婦等、下級労働者は、ひどい低賃金をしいられながら、毎年数百万円の募金で穴埋めをしなければならない状態になつておるのであります。