1951-03-02 第10回国会 参議院 予算委員会 第17号
例えば兵器物資とそれから技術物資、補給物資、それから運輸物資それから雑労務費、こういうようなものが大部分この事業費の内容におきましては非常に大きなウエイトを占めておると思うのであります。そうしますと、こういうものについて大体の見当はお立てになつておられるのですか。如何なんですか。これは御答弁願えますか。
例えば兵器物資とそれから技術物資、補給物資、それから運輸物資それから雑労務費、こういうようなものが大部分この事業費の内容におきましては非常に大きなウエイトを占めておると思うのであります。そうしますと、こういうものについて大体の見当はお立てになつておられるのですか。如何なんですか。これは御答弁願えますか。
雑労務費、これは現在特別調達庁長官が都道府県知事に業務を委託いたしまして、軍の要求せらるる労務の調達をいたしております。その給與並びに施設、福利厚生、そうした面の経費でございます。一言にして言えば、いわゆる労務者の費用でございます。諸費というのがございます。
雑労務費二百九十七億円、諸費百十七億円、これは一体何かと事務当局に問い合せてみますると、予備金的な性質のものであるというのであります。全予算費目の約一割に該当するものが、予備金の形において、諸費ということで、百十七億円というものが一括処理されている。日本の失業対策、厚生施設等を見まするならば、この費目がいかに厖大なるものであるかということに驚き入らざるを得ないのであります。