1973-03-06 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
これは四十六年の十六万七千百ヘクタールは温州ミカンですから、これは実績ですから、それに二万五千ヘクタールを積み上げ、さらに他の夏カンを初めとして雑カンを入れますと、全体にこれ積み上げただけでは二十二万三千四百幾らという面積になるわけで、そうすると、かなりの部分を廃園にしなければこれはつじつまが合わないわけです、私はこれはいろいろ計算をしてみましたけれども。
これは四十六年の十六万七千百ヘクタールは温州ミカンですから、これは実績ですから、それに二万五千ヘクタールを積み上げ、さらに他の夏カンを初めとして雑カンを入れますと、全体にこれ積み上げただけでは二十二万三千四百幾らという面積になるわけで、そうすると、かなりの部分を廃園にしなければこれはつじつまが合わないわけです、私はこれはいろいろ計算をしてみましたけれども。
また、今後どう続くかということにつきましては、まあ実質的には、いままでの段階では、このグレープフルーツが日本の消費層にはそれほど浸透しなかったというふうな関係もございますが、こういう事態もわれわれはあらかじめ見込んでおりまして、いわゆる季節関税制度というものを設けまして、十一月一ぱいまでに入るものについては二〇%の関税率、十二月から五月までのいわゆる日本の雑カン類が出回ってまいります季節の間は四〇%
その中に雑カン、いわゆる学問的には晩カンと言いますか、雑カン——伊予カン、ハッサク、ネーブルそれから甘夏カン、サマーオレンジ、こういうものを、畑の中にあったやつを全部切っちゃう。切らなければ買わない。今度は、その畑だけだと思ったら違います。畑から四百メートル周囲は切る。これを緩衝地帯と言います。この畑から輸出をするのですよ。この畑以外のものは輸出してはならぬと言うておる。
私は雑カン類の輸入はしないといういまの渡辺政務次官の責任あるおことばを信頼いたしまして、それでよろしい。ただ問題は、アメリカに対する温州ミカンの輸出がわれわれが満足するだけの拡大ができないままに、約束だからしかたがない——しかし約束は、こっちが約束をしたのでありますけれども、向こうは拡大を約束をしておるのである。
むしろ私どもの食味の感覚から申しますと、グレープフルーツは値段が高いから食うのであって、いかにもうまいような感じがするのであって、ハッサクのほうが案外うまいかもしれぬという感じすら実はいたしておるのでありますが、ここで問題になりますのは、グレープフルーツの一城を許すことによって、次の城であるところのいろいろのアメリカの雑カン類を自由化しなければならないという問題が起こってくるという可能性が多分にある
ナツミカン等の雑カン類にとどまらず、この自由化が行なわれれば、国内産の果実についても非常に重大な問題が起きる。現在政府としては総合農政の推進という大きな柱を立ててやっておるわけでありますが、これにも悪影響を及ぼすことは間違いない、こういうような状態でございますから、それは雑カン類のオレンジ等の自由化というものは行なう考えはありません。
○左近説明員 昨年の川崎製鉄の生産は食カン用ではございませんので、いわゆる雑カン用と申しまして、五ガロン・カンだとか、そういうものの生産に入ったわけでございます。本年から本格的に食カン用に入りたいということでございます。そこで雑カン用のブリキの値段につきましては、われわれはやはり、ニューエントリーが入りましたので値段が若干変動したというふうに承知いたしております。