2020-11-11 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
我が国の養豚でございますけれども、繁殖の雌豚につきましてこのストール飼育という管理方式が広く行われているわけでございます。
我が国の養豚でございますけれども、繁殖の雌豚につきましてこのストール飼育という管理方式が広く行われているわけでございます。
このような中、昨年五月にOIEの総会におきまして豚に関する指針が採択されまして、主要な論点でございましたストール飼育に関しましては、妊娠した成熟雌豚、また未経産の雌豚にはなるべく群で、群れで飼われるものとするというふうにされました。
今すぐ再開できたとしても、系統のいい四カ月から五カ月の健康な種豚を買ってきて、それを三カ月育てて、そして、雌豚の妊娠四カ月を経て、生まれた子豚が更に半年育って市場に出るまで、最低でも十五カ月かかります。十五カ月間、いろいろな支払いの請求が来るわけですよね。生活費もかさんできます。 今すぐ対応する必要があるんじゃないかと思うんですけれども、生活、経営支援、いかがですか。
繁殖用の雌豚です。大体身動きができない中で育てられているのが私たちの国ではほとんどであります。一部、分娩については、子豚に対する間違いが起こらないようにということでストールの使用が、ヨーロッパなどでも使われておりますけれども、この妊娠ストールの禁止もヨーロッパでは進んでいます。 そして、豚に関してでありますけれども、麻酔なしの歯の切断、これは悲惨です。
○郡司彰君 つまるところ、コストが削減できるところはきちんとする、付加価値を付けられるところは付けていくというふうなことにもなるんだろうというふうに思いますが、コストの問題でいうと、企業経営のところと農家養豚の場合は明らかにちょっと違うというのは、私は人工授精の、何というんでしょうね、普及の度合い、例えば企業の経営ですと雌豚が十数頭に対して雄豚が一頭ぐらいだというふうに聞いておりますけれども、農家の
まず、ワクチンを接種しますのは繁殖用の雌豚でございます。子豚に接種するわけではございません。この雌豚は、国内に九十万頭飼われております。子供を産む前にワクチンを二回接種いたします。 豚流行性下痢が七年ぶりに昨年発生いたしまして、ワクチンに対する需要が急増したというふうなことでございます。
養豚は、平成四年度で見てみますと、飼養戸数が三万戸で対前年度比マイナス一六・九、飼養頭数が千九十六万六千頭で対前年比マイナス三・三、うち、子とり用雌豚が百六万一千頭で対前年比マイナス四・五、こういうふうに大きな減少傾向を示しております。
これを少し子細に眺めて、繁殖豚の規模別に飼養戸数の動向を見てみますと、特に、言うまでもないことでございますが、子取り雌豚十頭未満層という層を見ますと、平成四年までの十年間で年率平均一六・九%ということで、極めて大幅な減少。今こういう統計でとっている階層別で見ると、子取り雌豚百頭以上層のみがふえている、その他の階層は減少、こういうような状況にあるわけであります。
それからもう一つは、この病気から正常な素豚の供給体制を確保するために、全国家畜畜産物衛生指導協会という協会がございますが、そこが優良雌豚の供給農家の繁殖豚について抗体調査を行いまして、その農場が正常であることを証明する事業を実施いたしております。 以上のような諸対策を総合的に実施することによりまして、この病気による被害を最小限度にとどめ、さらには撲滅を期したいというふうに考えております。
そして豚肉の卸売価格が安定基準価格を大幅に下回り、繁殖雌豚の高騰、畜産振興事業団の助成による調整保管が実施されておることは御承知だと思います。このような厳しい状況のもとで何とか経営を維持してきた。この力はどこにあったか、原因はどこにあったか。何とか経営を維持してきたのは、申し上げるまでもなく、飼料費の値下がり、えさの値下がりであったと思います。
○政府委員(大坪敏男君) 確かに、豚肉自体過剰生産の中で調整保管の実施、さらには生産者の手によります子取り用雌豚の淘汰という、そういったことを行っている中で輸入が必ずしも減ってないという事態があることも事実でございます。 ただ、この点につきまして御理解賜りたいのは、専ら輸入されておりますのは、ロースハム用の原料のロース部位、さらにベーコン用のベリーと申します部位でございます。
私どもとしては、何としても、今日の事態の解決のためには子取り用雌豚の淘汰の達成が必要でございますので、今後とも引き続きまして関係方面に対して指導督励をしてまいりたい、かように考えております。 次に、調整保管の問題でございますが、先般串原先生にお答えいたしましたとおり、調整保管は十一月の二十五日から実施しております。
そこで、今回の対策につきましては、何としても過剰事態を解消することが価格の回復の決め手でございますので、先生御案内のように、生産者団体等から成ります養豚経営安定推進会議というのがございまして、そこと生産調整の方途につきまして相談してまいったわけでございますが、同会議におきまして十一月から雌豚を淘汰しようという方針が決まりまして、現在その実施に踏み切った段階でございます。
それから、こういったオーエスキー病に汚染されました地域におきまして抗体検査を行って早期発見に努めていく、同時に、正常な素豚の供給体制を確立していくということで、先ほど申し上げました全国の家畜畜産物衛生指導協会が、優良な雌豚の供給農家につきまして繁殖雌豚の抗体検査を行いまして、その農場が正常であるという証明を行いまして、そういった正常な農場から素豚の導入を行う体制をつくるということで、これに関する事業
したがいまして、全農等の子豚を供給する基地あるいは雌豚を供給する基地についても防疫体制の徹底を図って、心配のない豚が供給されるようにしてまいりたいと思っております。
○野明政府委員 オーエスキー病の発生状況につきましては先ほど先生からお話があったような状況でございますが、被害の形態といたしましては、親豚から生まれた子豚、これがへい死するということで、せっかく繁殖雌豚から生まれた子豚がいわば使えなくなってしまうというのが具体的な被害ということになってまいります。
ただ、最近の生産のベースとなります子取り用の雌豚の飼養頭数を見てみますと、これが約百二十一万頭ということで、今までの状況の中で一番高い水準にありまして、これがふえる基調にある。それから例年のパターンといたしまして秋口以降消費が停滞するわけでございますが、逆に豚の出荷頭数はふえる、そういう基本的なパターンがございます。
供給につきましては、農林省で調査をいたしております出荷動向調査あるいは繁殖雌豚の動向調査等から算定をいたしております。 ガンマでございますが、これは官房調査課で試算をいたしました豚肉の価格の供給弾性値マイナス〇・六七八というのを使用して算定をいたしているわけでございます。
また、大体それと同じ時期でございますが、生産者団体の方で生産調整をしようじゃないかという動きが盛り上がってまいりまして、中央には養豚経営安定推進会議、まあ県の方にも大体同じような組織が出てまいりまして、自主的にある程度繁殖雌豚の淘汰が進んだわけでございます。そういうことも側面的に効果がございまして、最近の豚価は六百五円前後に推移をしているわけでございます。
計画生産、需給調整といいましても、役所主導のものではなしに、民間主導のものを役所が側面的に応援をしていくという形が最も効果が上がるのじゃないかというふうに考えておりまして、中央には全国養豚経営安定推進会議を設置いたしますし、県段階でもそれと同様の会議を設置いたしまして、なるべく多くの養豚家をその中に糾合いたしまして、需給事情を十分検討いたしまして需給計画を立てていくといいますか、特に中心になるのは繁殖雌豚
繁殖雌豚の一頭当たり生産費は、十七万三千百三十三円ということで五・一%の減少でございます。このように減少しておりますのは、費用全体の五割強を占めますところの飼料費が、配合飼料価格の値下がりを反映いたしまして前年に比較しまして約一割減少しておるということが主因でございます。 費目別に見ますると、飼料費は前年に対して一一・二%の減少でございます。
私は種豚をやっている農家を回りまして、この制度についてどう思うかということを伺いましたら、種豚をやっている農家では、うちではもう全頭加入しているけれども非常にありがたみが薄い、というのは、たとえば雄豚が膀胱炎になって突如機能を果たせなくなった、あるいは雌豚がある日突然不妊症になってしまった、これは大変な損害なわけです、種豚の場合。
また、ブロイラー、豚肉の関税引き下げ問題でございますが、このブロイラー、豚肉とも生産過剰でございまして、豚に関しましては生産者は現在八万頭の雌豚を、いわゆる繁殖用の豚を屠殺するということをみずから実施せざるを得ない苦しい状態に追い込まれているのが現状でございます。
このため、養豚生産者は相互に協議を重ねてまいりまして、本年二月以降繁殖雌豚八万頭の調整を自主的に進めるといったような需給対策への取り組みを進めているのが実態でございます。 このような二つの特徴点を前提といたしまして、系統農協としては、五十五年度の政策及び価格対策に取り組むというのが状況でございます。
この会議の規約には、その目的として、「豚肉の計画的な生産を行うため」として、当日は五十四年度子取り用雌豚調整対策の実施についてが採択され、目標頭数八万頭の生産調整が行われることになりました。北海道に行ってみましたら、老人施設の中で牛乳を十分飲めないのに、子牛が生乳を、もっとも色がついておりましたけれども、かなり飲んでおって、いろんな問題がある。
特にいま御指摘のような最近の状況ということからいたしますと、養豚で言いますと、生産調整の場合には、いま繁殖雌豚の約六・七%、百頭のうち六頭といいますか、そういう水準で繁殖雌豚を抑制をする、特にそういうことをしなければならないような需給関係のもとで価格が低迷しているというところが、農家の経営を圧迫している大きな理由であろう。
それから養豚につきましても、確かに昨年は価格が非常に低迷いたしまして養豚農家に非常に御迷惑をかけましたけれども、これは何ともわかりませんが、ことしの春以降は、先ほど来お話しのように雌豚を相当殺していただいておりますし、わりあい明るい見通しが立つのではないかと私は思っておるのでございます。
今後当面の需給、価格の動向でございますが、豚肉の国内生産を見通す場合に、子豚の生産とそれから子取り用の雌豚の種つけ動向が先行指標として得られるわけでございますが、それを見ますと、急激な減少というのはなかろうと存じますけれども、現在進めております出産者団体を中心とする計画生産の推進によりまして、徐々に適正な水準になるというふうに考えております。
しかも御承知のとおり、雌豚の処理もやっているわけです、約八万頭。これだって、雌豚の処理の効果があらわれるのはだれが考えたってかなり先のことだと思うのですよ。しかも一方、豚肉の出荷頭数、これは現在増加の傾向にありますね。これは市場に出てくるわけです。そうすると、当面する豚肉卸売価格の安定のために諸施策を講じていると思いますが、それは先ほどの報告のとおり。