1960-03-10 第34回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
たとえば、雇人費は十アール当たり何人、馬一頭の経費はいくら、農具・肥料等の必要経費はこれといった具合に、ご親切にもスラスラ書きこんでくれる。なにかいおうとすると、これ以上は認められません、標準はこうなんだから、とくる。まったく、やりきれない。それでも、満足に申告の書き方を知らない人々は、いやいやながら、署員の書きこんだものに印を押し、確定申告書として提出しているのだ。」
たとえば、雇人費は十アール当たり何人、馬一頭の経費はいくら、農具・肥料等の必要経費はこれといった具合に、ご親切にもスラスラ書きこんでくれる。なにかいおうとすると、これ以上は認められません、標準はこうなんだから、とくる。まったく、やりきれない。それでも、満足に申告の書き方を知らない人々は、いやいやながら、署員の書きこんだものに印を押し、確定申告書として提出しているのだ。」
で、ここに出ておりません経費、たとえて申しますと、雇人費でございますとか、建物の減価償却費でありますとか、地代、家賃でありますとか、そういったものは、売上げに所得率をかけまして出ました所得金額から別途控除する建前になっております。 そこでこの表の作り方でございますが、二ページにそれが記述してございます。これは先般も御質問がございましたけれども、各国税局単位で作成することになっております。
それから、今承わりますと、それぞれ消雪対策の雇人費に対しては二分の一の補助、苗しろについては、温床費についてはこれも三分の一程度、委託苗しろについては二分の一、水口の被害防止については三割程度、防除機具は四分の一というふうに、今まであまり例がなかったような比率で具体的に補助率が示されたわけでありますが、先刻申しましたように、労力に対する補助のごときは、現金支出に対する二分の一ということになると、見たところは
○忠大藏事務官 その点につきましては、この前の國会におきまして、財政金融委員会で委員会の速記に載り、あるいは本会議の速記に載つたプリントもございますが、その中にはつきりと雇人費は雇人に支拂つた労銀及び賄費等により計算するとはつきり書いてございまして、これは從來かように取扱つておりますし、將來もその方針で進みますので、この点明瞭に申し上げたいと思います。