1995-06-29 第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
たりまして、平年作に比べまして二〇%以上増収した農家についての取り扱いをどうするか慎重に検討したわけでございますが、その結果、最近の十アール当たりの平年収量の動向は、趨勢的には停滞的でございまして、近年の増収、減収はおおむね気象条件によるものと分析をいたしまして、これをもとに平成六年産の取りまとめからは、従来の二〇%以上の被害を受けた農家に加えまして、新たに平年作に比べ二〇%以上増収した農家についても集計対象農家
たりまして、平年作に比べまして二〇%以上増収した農家についての取り扱いをどうするか慎重に検討したわけでございますが、その結果、最近の十アール当たりの平年収量の動向は、趨勢的には停滞的でございまして、近年の増収、減収はおおむね気象条件によるものと分析をいたしまして、これをもとに平成六年産の取りまとめからは、従来の二〇%以上の被害を受けた農家に加えまして、新たに平年作に比べ二〇%以上増収した農家についても集計対象農家
○嶌田説明員 御質問の趣旨は、災害率二〇%以上の農家を集計対象農家からも除外するのであれば、二〇%以上増収した農家も除外すべきではないかという御質問だと思います。 一般に、二〇%以上の減収となりますのは、ほとんどが冷害など気象条件に起因するものでございます。
○嶌田説明員 もう先生よく御存じでございますので詳しくは申しませんが、米の生産費調査は、正常な生産状態のもとでの生産費を算出するということで、米価算定に生産費所得補償方式が導入されました三十五年より以前の昭和二十七年から一貫して二〇%以上の被害を受けた農家を異常な生産状態のものとみなしまして集計対象農家から除外してきているわけでございます。
したがいまして、これから御説明いたします平成五年産の場合、集計対象農家が前年に比べ少なくなっております。 まず、農家調査の全国の結果を十アール当たりについて一ページの表で見ますと、費用合計から副産物価額を差し引いた生産費は十三万五千百二十八円で、前年に比べ五・一%増加し、資本利子・地代全額算入生産費は十七万二千六百三十三円と、前年に比べ三・四%増加しております。
したがいまして、これから御説明いたします平成五年産の場合、集計対象農家が前年に比べ少なくなっております。 まず、農家調査の全国の結果を十アール当たりについて、一ページの表で見ますと、費用合計から副産物価額を差し引いた生産費は十三万五千百三十八円で、前年に比べ五・一%増加し、資本利子・地代全額算入生産費は十七万二千六百三十三円と、前年に比べ三・四%増加しております。
○説明員(嶌田道夫君) 今、先と言われましたように、昭和二十七年から一貫いたしまして、二〇%以上の被害を受けた農家を異常な生産状態のものとみなしまして、集計対象農家から除外してきております。これは、米の生産費調査は正常な生産状態のもとでの生産費を算出するという考え方から統計理論に基づき行っているものでございます。
○説明員(嶌田道夫君) 全国このような状況になったというそういう極端な事例におきましては、確かに私どもとしてはこれは生産費調査はできないだろうと思いますが、今年につきましては全体の調査農家戸数二千八百三十戸ございまして、千五百二十戸が集計対象農家となっております。これは、統計理論的にいきましても十分な標本数は確保できたというふうに考えております。