1954-05-12 第19回国会 衆議院 農林委員会 第41号 それは一体酪農振興の方法として、日本の酪農発展の上から集約酪農形式が最も妥当なのか、または有畜農家創設法のような、一般的な農家に乳牛を入れるような形式で酪農を振興させるのか、いずれをとるべきであるか、この点について必ずしも割切つた建前からこの法律が出ているのだとは思われないのであります。確かに山地酪農という面から見まして、集約酪農の必要もむげに排撃すべきじやないことはもちろんであります。 川俣清音