1983-04-28 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
○石川(弘)政府委員 三十九年以来育種牧場の再編整備をいたしまして、それまでのどちらかというと一つ一つの個体能力を中心にしました育種理論から、現在は集団飼育理論を採用することによりまして本格的な大規模育種を開始いたしております。 現在は、育種の技術水準自身は外国にも十分匹敵できるものになっていると思っております。
○石川(弘)政府委員 三十九年以来育種牧場の再編整備をいたしまして、それまでのどちらかというと一つ一つの個体能力を中心にしました育種理論から、現在は集団飼育理論を採用することによりまして本格的な大規模育種を開始いたしております。 現在は、育種の技術水準自身は外国にも十分匹敵できるものになっていると思っております。
家畜伝染病なんかで場合によっては殺処分をしなければならないということもありますし、最近の集団飼育、大規模経営ということになりますれば、一たん病気が発生すれば、それに伴って農家の受ける損害も大規模になってきているわけでありますから、予防の重要性、ことに獣医師行政における予防の重要性ということは御指摘のとおりだと私は認識しております。
それから肥育につきましては、三百頭規模の肥育牧場を創設して集団飼育をしていく。それから乳用雄牛につきましても、これは一部先ほど申し上げましたような個別経営の拡大というかっこうもありますけれども、肥育牛について、年出荷頭数三百頭程度、というような公営共同タイプ、こういったようなかっこうでやってまいりたい、こういうふうに考えるわけでございます。
対策の問題について明確な一つの、技術的な議論もありましょう、あるいは先ほどちょっとお話のあった豚の集団飼育をしていくという問題もありますし、そういう実験も全国的には幾つかあるはずでありますが、まず対策について、いま申し上げたように、地域分断の問題とか、あるいは特にふん尿などのごときは、これは一つの施設、技術の問題ですから、これはそういう形で問題の解決の方法もあるだろうし、いろいろ農林省は専門的に御苦労
広島県の佐伯郡の五日市字石内というところは広島市に近いところでありますが、これが数年来議論してまいったのですが、山の上に団地をつくりまして、豚の集団飼育をやっております。これは韓国人の諸君がやっておるのでありますが、その豚の公害の問題は、現在は調査ができないような状況ではないのですが、実際上把握されていないが、大体三、四千頭いるわけですね。
一つは、かつて予算委員会で問題になりましたが、農業用ガソリン、それに関連をして農免道の問題、もう一つは、豚の集団飼育に伴う公害の排除の問題、この二点について質問いたします。 第一は、農免道に関連をしまして、農業用のガソリンというのは——この話のもとはガソリン税というのは目的税ですね。しかし道路を使用しない農業用のガソリンについていままで議論になったことがあるわけです。
○大原分科員 私は、地元だけの問題を言うわけではないですが、具体的に提起をしました問題で、各県でも集団飼育で公害が発生しておるわけですが、たとえば石内なら石内というところ、たとえば畜産の指導ということになると、大規模な集団飼育をやることはいいことですよ、畜産や果樹のほうは選択的拡大をするのですから。しかしながら、そういう都市近郊で豚を飼育するというのは多いのです。
○大原分科員 それから第二は、豚の集団飼育の公害、私は、かつてここの分科会で、広島県の佐伯郡の五日市というところで、広島から豚の飼育をほうり出したところがあるのです。石内というところがあるのですが、そこで豚の集団飼育三千頭ないし五千頭くらいやりまして、非常なふん尿の公害で、その下流地区や周辺地区が弱わっている問題について議論いたしまして、農林大臣は、これは何とか善処するということでありました。
ある場合には豚の集団飼育のふん尿を流し込んだということで、私は三年前に農林の分科会でやって、いろいろな問題を検討したことがありますが、そういう公害の問題があるし、汚濁の問題があるでしょう。
そこで私は、農林省の肉牛のそういう集団飼育、大規模草地等の施策に対する考え方を聞きたいと思うのですが、二百二十五ヘクタールもある大規模の草地をつくって、牧野農業協同組合をつくって、町も相当な投資をしてやっておるわけですが、それを育成する局は農地局ですか、大規模の草地を開拓するまでは。
施設園芸でありますとか、中小家畜の集団飼育でありますとかいうような形のものでなければ、都市近郊農業としては成り立ちにくいというように思いますので、それらの立地に適した作目を選んで、集団的に生産をされる団地をつくっていくことが必要であろうと思うのでございます。
それからもう一つは、やっぱり肉牛、和牛の集団飼育というのは、交通の便が悪いところなんです。いいところは、ぼくはやっぱり酪農をやると思うんですよ。
そのために、今後の地域における和牛の飼育につきましても、やはり労働力が不足する結果、まず第一に、導入資金に対するところの積極的な保護政策、さらには、集団的な飼育対策、または飼育の共同化、こういうことに積極的に取り組んでいかなければ、いま言われましたような成果というものをあげることはなかなか困難ではなかろうかと思うわけでございますが、この辺の、集団飼育あるいは共同化、また導入資金に対する積極的な保護政策
したがいまして、集団飼育は、たとえば市町村だとか、農協であるとか、まあ公共的な性格を持っております団体を中心といたしまして、集団的な飼育を行なうようにいたしたいというふうに考えておりまして、そのために、先般申し上げました繁殖育成センター、子牛供給センターというものにつきましては、こういうふうなたてまえから積極的な助成をいたしておるわけでございます。
○桧垣政府委員 いわゆる農山村地帯で畜産の集団飼育をいたします場合には、これはふん尿が必要な自給肥料資源でございますから、田畑あるいは草地への還元を進めるということで、当初の事業計画の際からそういうことを考え、また指導して進めておるのでございますが、都市近郊においける家畜の集団飼育ということはなかなかむずかしい問題が、お話に出ましたような公害との関係で出るわけでございます。
そこへ、広島市の福島町のスラム街解消で、豚を広島市内で飼っておりましたのを、朝鮮人の諸君が多いわけですが、これが建設省の方針——広島県知事が管轄している改良地区ですけれども、そこの方針で、知事のあっせんによりまして二千頭ほど豚をその地域で集団飼育をするようになりまして、合計四千頭であります−大体これは残飯で飼っているもんですから、人間の排出するふん尿の大体六倍から十倍ぐらいのふん尿を排出するわけであります
〔仮谷主査代理退席、主査着席〕 一つは豚の集団飼育に伴う公害の問題、豚の集団飼育の政策上の問題と公害の問題、それから開拓政策につきましてお伺いしたいわけです。 その第一の質問は、豚の集団飼育、これに伴うていろいろと公害が発生をいたしておるわけです。
○政府委員(昌谷孝君) 普及員の活動として一般的にやっておりますものに、一つの具体的な施設をてことして入れようというわけでございますが、たとえば養鶏の集団飼育、ケージ養鶏と申しますか、そういったようなものもありましょうし、あるいはまた桑園の集団飼育、山間部等では最近新しい意味合いで未墾地を利用した桑園の集団化、あるいは屋外条桑育というようなことが若い層にも十分興味を持たれております。
また養蚕面で申し上げますと、現在新しい養蚕、近代的な養蚕の一つの中心的な手法となっております屋外条桑育、集団化された桑園と結びつきました屋外条桑育を骨子とした新しい集団飼育の方式、これもこの改良資金による援助が、相当の役割をその推進について果たしてまいっておると思います。
で、それぞれの加入が、家畜個体について、それぞれ一個一個について加入をしておるのが現状でございますが、農林省当局もお認めになっておるように、今度の改正は、災害の発生の状態に変化がきたとお述べになっておられまするし、また被害の地域の差が拡大をしておる、また、農業経営の実態の面に合わないから改正をするのだ、こういうふうに述べておられる、そういうことであるならば、畜産の実態が集団飼育であり、多頭羽飼育に変
集団飼育の問題だとかいろいろまだ未解決の問題がありますから出ておりませんでしたが、気持ちはある。
このために集乳費は非常に高く、さらに生産者の側で集乳所を設けたり、あるいは出荷の共同化を計画するために協業化による集団飼育を考える、こういうことが乳業会社の集乳秩序を乱すおそれがあるとして、乳業会社側からそういう計画をくつがえしておるのであります。このように仲買いとか、加工資本が介入することによって、農業生産の近代化が非常に阻害されつつある、こういうことは黙視できないと思うのであります。
特にわが国のように密居部落と申しますか、非常にうちの立て込んでおる部落共同体を営んでおる場合には、そこに無計画的に家畜の導入を行ないますれば、非常に環境的に問題になってくると思うのでございまして、従って今後家畜を飼うような場合には、やはり各般の情勢を考慮して、そこに畜産の集団飼育地帯などをも考える必要があるであろう。
しかるところ、三十四年ころより、特に鶏、豚、乳牛等の多頭羽飼育ないしは集団飼育等の動きが急速に高まり、飼料事情はこれに伴って急激に変化して参ったのであります。かくいたしまして、三十五年秋には需給の逼迫は憂慮すべき状態にまで立ち至りたのであります。
しかるところ、三十四年頃より、特に鶏、豚、乳牛等の多頭羽飼育ないしは集団飼育等の動きが急速に高まり、飼料事情はこれに伴って急激に変化して参ったのであります。かくいたしまして、三十五年秋には需給の逼迫は憂慮すべき状態にまで立ち至ったのであります。
○安井(吉)委員 先ほど武藤君の質問にもありましたが、鶏のように耐用年数の非常に短いものについて対象にしないというふうなお話でございましたが、農業経営の近代化のために、集団飼育だとか、そういったような方向が打ち出されていかなくてはならないのは当然のことで、その場合に、たとえばケージだとかバタリーだとか、そういったような施設についてセットで借りるといったようなこともあり得ると思いますね。
あわせまして、ジャージーを入れます地区は、二百頭前後を目標にいたしまして導入地域を定めまして、その場合の適当な集団飼育がされまする間は、その他の地区には入れないようなことを原則にしてやっておりまして、現在まで続いております。その方式によりまする国有貸付、ジャージー導入の方式のものは、国の予算といたしましては三十一年をもって打ち切りになっておるのでございます。