1980-10-21 第93回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第2号
わが方では残念ながらその能力もないし、また一緒に集団自衛行動もできないし、だからわが国としてはできることはこのことですという考え方は、私はやはりとらなければ、いつまでたっても甘えの構造で日本が世界に向かってやっていけるという考え方は、私は間違いじゃないかと思いますので、その点もう一遍ひとつお答え願いたいと思います。
わが方では残念ながらその能力もないし、また一緒に集団自衛行動もできないし、だからわが国としてはできることはこのことですという考え方は、私はやはりとらなければ、いつまでたっても甘えの構造で日本が世界に向かってやっていけるという考え方は、私は間違いじゃないかと思いますので、その点もう一遍ひとつお答え願いたいと思います。
そういう点でいえば、総理がこの間の本会議でも言われておりますように、北越の浸透に対抗する南越、南ベトナム政府ですかの要請に基づく集団自衛行動だ、こう言われておるわけでありますけれども、この見解とまつ正面から作戦行動そのものでくつがえすような文書が、現にもうすでに資料として出されて明らかにされているわけですから、それについて事実上取り寄せて検討する、事実上入手できるように外務大臣代理は努力すると言われているのですが
その英ソ共同議長国あて報告書におきまして、北越が南越に対する浸透破壊活動を行なっている旨公式に認め、したがって米政府としては、このように最初に北越側が一九五四年のベトナムに関するジュネーブ協定に違反して南越に軍事介入を行なっている以上、これに対抗するため、南越も自衛手段を講ぜざるを得なく、したがってまた国連憲章五十一条に基づく集団自衛行動に移った、こういうことを報告しております。
それと二人三脚をやって、集団自衛行動とか何とかいう名前でやっている。こんなことを日本政府が支持していいかどうかということを聞いている。わかりましたか。