1966-05-10 第51回国会 衆議院 大蔵委員会 第39号
ことに第三国人などを中心といたします集団密造が非常にふえまして、税務当局といたしましてはその取り締まりに非常に苦労をいたしたわけでございます。今日におきましては、いわゆる農村密造というのはだんだん少なくなってまいりました。
ことに第三国人などを中心といたします集団密造が非常にふえまして、税務当局といたしましてはその取り締まりに非常に苦労をいたしたわけでございます。今日におきましては、いわゆる農村密造というのはだんだん少なくなってまいりました。
その結果、たとえば集団密造をやっております一つのグループといいますか、そういう区域でありますが、これも三十一年ころは四百二十四全国にあったように推定いたしておるわけでありますが、だんだん減ってまいりまして、昨年、三十九年あたりではこれが二百九十二くらいに減っているのではないか、こういうふうに思っております。
その数量は一時は非常に多うございましたが、しかし、最近はいろいろな方策を講じてまいりました結果だんだん減少してまいりまして、三十九年度大体どの程度かという推定を国税庁で出しておるわけでございますが、それによりますと、集団密造にかかわるものが一万三千キロリットル、農村密造と申しますほうが十万六千キロリットル、合計いたしまして十一万九千キロリットル程度、こういうふうに大体推測いたしておるわけでございます
○松本説明員 この集団密造の経過を見てまいりますと、昭和三十年ころは四万七千キロリットル程度というふうに推定いたしております。その後おいおい減ってまいりまして、最近では、先ほど申しましたように一万三千キロリットル程度まで減少してまいったわけでございます。
○北島政府委員 密造には大体二種類ございまして、一つは集団密造、一つは農村密造です。前者の集団密造は、従来三国人を中心とする密造が非常に多かったのでございまして、これには警察の力も相当借りないと密造の取り締まりができないという状況であります。これは警察と提携いたしまして、反復集団密造の検挙をいたしております。
それからさらに、密造は、いわゆる農村密造と申しまして、自家用を主とした密造と、そうでなくて、集団密造と申しますか、販売を目的とした密造と、その形態が違っております。集団密造といわれる販売を目的とした密造は、取り締まりの結果、近年相当減少いたしております。
つまり、密造をどうして減らすかという問題でございますが、密造の問題の最近の情勢をちよつと申し上げますと、大都市方面の集団密造でございますが、これにつきましては、むしろ広報より取締りということ、これは非常にむずかしいのでございますが、そういうことをできるだけやりまして減らすようにする。
であり、日程第六十一の請願は、日程第五十九の請願と同様、農業協同組合の法人税を免除せられたいとの趣旨であり、日程第六十二の請願は、昨年十月より三割の物品税が課せられたため、彦根刺しめう業界は危殆に瀕しているが、このような工芸技術を衰微せしめることは、国家の損失であるから物品税を免除せられたいとの趣旨であり、日程第六十三の請願は濁酒密造防止のため、酒税の極限的減税による酒価の低減、徹底的取締等により、集団密造
であり、請願第千九百九十九号は、請願第九十四号と同様、農業協同組合の法人税を免除せられたいとの趣旨であり、請願第二千五百五十号は、昨年十月より三割の物品税が課せられたため、彦根刺繍業界は危殆に瀕しているが、このような工芸技術を衰微せしめることは国家の損失であるから、物品税を免除せられたいとの趣旨であり、請願第二千六百十一号は濁酒密造防止のため、酒税の極限的減税による酒価の低減、徹底的取締り等により、集団密造
そういうようなことがないようにというのがこの趣旨でございまして、その点は警察官が幾らしつかりいたしましても、やはりこういう点の保護をしてやつたほうがいいというのが一つでございますし、他面、その警察官の保護が完全に行きますればいいだろうという、これも御尤もでございますが、実際の例としては、先ほど申した通りに、例えば朝鮮人の集団密造部落における或る朝鮮人が資料を提供したためにその事件が挙がつたという場合
それから単に密造ということだけでなくて今日では社会悪の根源の一つになつておる集団密造の問題でありますが、これは単に税務署だけでなく、やはり警察なり検察庁といたしましても重大な関心があるようであります。従いましてこういう面で適切な取締りをしてもらうということは、そういうところの職責上当然なことと考えますので、その辺はよく連絡いたしまして、実効を上げるように努めてみたいと考えておる次第でございます。
しかしながら、先ほどからるる御説明申しました通り、集団密造の取締りにつきましては、どうしても相当な警備力を持つてこれに当らなければならず、丸腰の税務官吏だけがこれに当ることはとうてい不可能であります。従つて、どの程度に十分な御協力が得られるかという点について、なお私どもの努力が足りぬ点があろうかとも思います。
○高田(富)委員 昨年度の集団密造に対する摘発の件数、及びその検挙人員、その中で、特に主として朝鮮人関係ということになつているものは、どれくらいの割合を占めているか。これがわかつておりましたらお知らせ願いたい。
そこで重ねてお尋ね申し上げてみたいと存ずるわけでありまするが、密造には集団密造と個人密造があるわけであります。個人密造は、これは個人が飲む酒を自分がつくる、こういう観点から考えますと、私は今日ここで問題にしたくないのでありますが、集団密造一はこれをつくりまして販売いたしておる、こういう点から考えまして、まことに憎むべき行為であると考えるわけであります。
このために酒類密造取締りの責任当局といたしまして、また酒税確保の責任当局といたしまして、万難を排しまして取締りを強行し、その成績は相当見るべきものがあつたのでありますけれども、悪質集団密造部落の取締りにつきましては、実際問題といたしまして、警察当局の大規模な援助がなくては、とうてい実施不可能な状態でございますし、そのために警察官の不時呼集とか、急速出動等の回数は、警察当局の予想以上に達しまして、自動車
実際におきましては、その程度に行かぬかもしれませんけれども、少なくとも目標としては、大体集団密造部落は根絶する態勢で参りたい。そのための予算といたしましては、来年度八千万円を一応計上しております。
集団密造については八、九割程度防止をいたす。ところが農村における自家用の密造、これは大して実効は期せられない。一、二割程度しか効果は上らないだろうというお言葉でありますが、このお言葉の裏に私は特に農村に対する特配酒の価格がまだ高い。これが私は大きな原因でなかろうかと思うのであります。今回の特配酒の価格の引下げはわずかに五円であります。
二千万円くらいの補正予算を組んだ程度で、一体集団密造部落に対して八、九割程度の密造防止ができるお見込みであるかどうか伺いたい。