1995-12-13 第134回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
具体的には、まず第一に火砕流や土石流の監視システム、さらに個室型集合避難施設を活用いたしました警戒避難体制の維持を図るとともに、砂防事業や河川事業あるいは治山事業などの恒久的な安全対策を進めでまいりたい、そして高規格の国道バイパスの建設等の基盤整備を図ってまいりたい、このように考えておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思う次第であります。
具体的には、まず第一に火砕流や土石流の監視システム、さらに個室型集合避難施設を活用いたしました警戒避難体制の維持を図るとともに、砂防事業や河川事業あるいは治山事業などの恒久的な安全対策を進めでまいりたい、そして高規格の国道バイパスの建設等の基盤整備を図ってまいりたい、このように考えておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思う次第であります。
第二日目の九月七日は、船泊団地、大野木場小学校仮設校舎、池平仮設住宅団地、深江町の集合避難施設を視察いたしました。仁田峠では、霧の晴れ間から山体が一部姿を見せ、溶岩が噴煙を上げ、列車が通過するような音を立てて谷筋に落下しておりました。調査団一行改めて自然の猛威を感じ、被災者の方々に思いをはせ、さらなる対策の検討を行わなければならないと痛感し、視察を終えました。
雲仙・普賢岳の溶岩ドームは、成長、崩落を繰り返し、五月二十一日夕刻にも火砕流が発生し、その本体は、火口から三キロメートル流下し、おしが谷を越え、治山ダムの上流三百メートルのところまで迫り、熱風は治山ダムまで達し、危険な状況となり、北千本木地区、上折橋地区の住民の方々は個室型の集合避難施設等に避難しましたが、さらにその後、雨も降り出したこともあり、島原市では、それまでに避難勧告されていた者を含め、五月二十一日現在
それから、将来復旧の過程におきましても、山の上あるいは中腹からいろいろ土石流の流出等予測されるわけでございますので、集合避難施設の整備事業という新たな事業も起こしてございます。これにつきましては、雲仙の噴火活動の終息を待って仕事ができますように、これまた予算化を図るように現在相談を進めておるところでございます。