2018-12-11 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
この声がしっかりと反映された保証基準額になるということを願ってやみませんが、酪農についても、加工原料乳生産者補給金の単価が焦点となっている、条件不利地も含め、集乳経費に当たる集送乳調整金は、輸送費が高騰する中、十分な単価を確保できるかが課題になっているというようなことであります。
この声がしっかりと反映された保証基準額になるということを願ってやみませんが、酪農についても、加工原料乳生産者補給金の単価が焦点となっている、条件不利地も含め、集乳経費に当たる集送乳調整金は、輸送費が高騰する中、十分な単価を確保できるかが課題になっているというようなことであります。
今回、第三号という形で直接ダイレクトになりますと、これ、補給金は受けられますけれども集乳経費は受けられないという、そういう制度上の差が出てくるんですが、この第三号対象事業者というのはどういう方がなるというふうに一応考えておられますか。
で、細るということは条件の悪い仕事しか残りませんから、そのままだったら集乳経費がまた上がることも想定されるわけです。
農業競争力強化プログラムにおきましても、公正な基準を定め、これに該当する農協等に集乳経費を補助するというように規定されておりまして、指定生乳生産者団体に対象を限定しているわけではございません。 以上でございます。
ですから、全量委託に対するメリット云々というのは、部分委託との全量委託というか、どのくらいの割合がいわば指定団体に結集するかということにもよると思うんですけれども、集送乳経費がこのたび新設されたりというふうなことで、あまねく集乳されるというところに対しては若干のメリットということになるかもしれませんが、それでも、基本的には加工原料に対しての集乳経費ですから、それほど都府県においては大きくはないと思います
の交付はあくまで指定団体に全量委託が原則であるにもかかわらず、内閣府の規制改革推進会議の影響により部分委託も認めることにするなど、指定団体制度によります取引量の減少、それによる乳価交渉力の低下、またそれによる乳価の低下、結果的には農業所得の減少なり農家の減少なりと、負の連鎖反応が起こりかねない内容の改革案が盛り込まれて、これに対し、現時点では、不公平がないようなルールを作るとか、条件不利地域には集乳経費
さらには、集乳コスト面で条件のよい地域のみから集乳するというような出荷団体にもその補給金が交付されますので、指定団体には、結局、工場から遠い離島ですとか山間部、そういう条件不利地域の集乳経費の高い酪農家ばかり集まるということになりまして、イコールフッティングと申しますか、公平な補給金支払い制度にはならないのではないかなというふうに考えております。
ところが、ことしの保証乳価で送集乳経費を引きますと一トンは四万六千円ですかでありますから、まず第一点として、経営収支が負債のために非常に大きく圧迫されておる。保証乳価では地代、資本利子あるいは建物の償却等で見ておる資本経費はキロ約六円です。
集乳経費が五十七銭です、キログラム当たり。輸送経費が二円四銭、合わせて二円六十一銭になっておるわけです。だからどこ渡しでこれを比較しておるのかということは、これは乳価水準をきめる上にはたいへんなんですよ。その辺はやはりはっきりしておかないと、私も議論するのにやりにくくてしょうがない。だから私は、この資料というものは工場渡しで出されるのが常識だから工場渡しの価格だろう、こうつかんでおるわけです。
乳業の合理化につきましては、まずわが国のコストの特徴的なものの一つに集乳経費が悔いという点がございます。この集乳経費が高いという点につきましては、一つは分散的な集乳組織がいままであったわけでございます。新しい制度によって、急速にはまいりかねるかとは思いますけれども、合理的な集乳路線の整備をやるということは相当大きな問題であると思っております。
いままでAならAの集乳経費というものは会社側が負担しておりましたが、そこが引き渡しの場所にならぬということになれば、集乳所は廃止になるのですよ。生産者は今度はBの地域にある基幹工場まで生産者の負担で生乳を運んで、そこで渡さなければならぬということになると、Aの地区にあるところの集乳所が廃止されたことによって受ける損害とか負担というものは、生産者側にあるわけですよ。
そういうものがわかっていなければ、たとえば主要な加工原料乳地域における輸送経費とか集乳経費というのはわからぬわけですからね。これはわかっていますか。
集乳経費六円、全国平均をもって見ますと、農家の手取りが四十六円、これが安定基準価格の告示であります。これは読んで字のとおり、安く定めた価格である。これは酪農家が安んじてその酪農に励むことを阻害しておる大きなこれは原因であります。農林省自体、畜産局が三十一年の牛乳の生産調査をやっておられる。これを日雇労賃に労賃を換算しても七十一円三十一銭という生産費を出しておられる。
そういつた農家が、而も非常に散らばつて、あつちに一軒、こつちに一軒、従いまして集乳経費というものが非常に高く、農家の庭先の受取価格は諸外国とそう変つておりません。と申しますのは、日本では実質的には非常に変つておりまして、外国ではすべて労賃、それでカバーされておるのですが、日本の場合は労賃を零にして農家は売つてくれます関係上、農家の庭先価格の面から言うと、それほど遜色はないのです。
これにつきましては結局牛乳というものの量が少い、これが一番決定的な問題じやないか、と申しまするのは集乳いたすといたしましても、少しずつ乳を広い地域から集乳いたします場合には相当集乳経費がかかる。又配達いたしましても、一合ずつを配達いたしておりますれば一本当りにつきまして相当の経費をとらなければこれは食つて行けない、こういう事態が出て来るのじやないかと思うのであります。
○説明員(大坪藤市君) 量が少いと申上げましたのは、一カ所の集乳者の量が少い、と申しますのは或る一定の集乳者なら集乳者にいたしますれば、そこで一石しか取扱われない、ところがこれが十石も取扱うということになりますれば一合当りの集乳経費というものは、その比例までには行きませんが、相当経費が少くて済む、こういう意味の量が少いということを申上げましたので、全国的な数量がどうのこうのという問題じやないのであります