2015-04-24 第189回国会 衆議院 本会議 第20号
東京圏の人口集中、過密の是正は、地方の人口減少問題だけではなく、東京圏自身が現在抱える、住宅価格が高い、待機児童が多いなどといった課題に加え、二〇二五年以降、大都市圏、特に東京圏において、高齢化に伴う医療、介護、住まいなどの問題が極めて深刻な事態となることがほぼ確実とされており、こうした問題に対処する上でも必要なことであります。
東京圏の人口集中、過密の是正は、地方の人口減少問題だけではなく、東京圏自身が現在抱える、住宅価格が高い、待機児童が多いなどといった課題に加え、二〇二五年以降、大都市圏、特に東京圏において、高齢化に伴う医療、介護、住まいなどの問題が極めて深刻な事態となることがほぼ確実とされており、こうした問題に対処する上でも必要なことであります。
東京圏の人口集中、過密の是正は、地方の人口減少問題だけではなく、東京圏自身が現在抱える、住宅価格が高い、待機児童が多いなどといった課題に加えまして、二〇二五年以降、大都市圏、特に東京圏において、高齢化に伴う医療、介護、住まいなどの問題が極めて深刻な事態となることがほぼ確実とされており、こうした課題に対処する上でも不可欠であります。
実は、私は、この一極集中、過密過疎の最大の弊害のポイントは、極端な明治以来の中央集権体制、政治にしても行政にしても経済にしても社会にしても文化にしても、あらゆる範囲にわたって中央集権が進み、それが複合的な形で巨大化してきたところに弊害のポイントがあるという考えを持っているんですけれども、この一極集中、過密過疎の原因、そして国会等の機能を移転することによってこれを解消できるかどうか、この点について簡単
○吉井委員 きょうは土地問題を中心に議論する日でありますが、日本の土地の問題というのは、これは国土政策全体にかかわる問題でもあって、六〇年代の高度成長の時期に、三大都市圏を初めとする大都市への人口集中、過密過疎を同時につくり出してきた、そういう中で日本の国土全体が非常に大きなゆがみ、ひずみを生み出しているわけですから、そのゆがみ、ひずみをどう取り除いていくのかという視点から論ずる立場もあれば、ゆがみ
この中にはもちろん一極集中、過密過疎の問題も入っておりますし、いろいろな問題がここに、これからますますそういうようなことが進んでいく中において、自然の環境というようなものも十分考えた、そうした国土づくりというものがここに取り上げられるのではないか。
○細川(律)委員 今東京での一極集中、そこで働く人たちのゆとり、豊かさの問題などにつきましていろいろお伺いをしてまいりましたけれども、この一極集中、過密の正反対が過疎の問題であろうかと思います。いわゆる東京の方に、首都圏の方に集中をする一方で、田舎の方では過疎になっております。
○伊藤国務大臣 必要性と意義というお話がございましたが、やはり私は今日まで、戦後日本が、また国民が営々と働いて、そして国際的にも大きな富を持った国と言われるようになったということでございますけれども、片っ方では大変な一極集中、過密過疎などなどの状況を生み出しております。
○金子(満)委員 端的に伺いたいのですが、首都機能の他方移転をいろいろ主張される方は、理由はたくさんあります、大小さまざまあるけれども、私の知る限り、大別すると、一つは、一極集中、過密をどう解消するかというのがその理由の大きな一つだ。もう一つは、地震、特に地震災害ということを念頭に置いて移転した方がいいのではないか、こういうのだと思うのです。
本年三月七日には、この壇上で日本社会党・護憲共同を代表して、地方財政計画についての発言及び地方交付税法の一部改正案の趣旨説明に対して質問に立ち、東京一極集中、過密過疎、土地の高騰による資産の格差、管理社会と人間疎外、さらに高齢化社会での医療と福祉などについて、総理大臣並びに自治大臣に所信を求め、地方財政、地方交付税、地域福祉基金、公共投資等について、総理大臣、大蔵大臣、自治大臣を鋭く追及した姿は、まさに
だから、富士川の水を関東地方にもらってこいというんじゃなくて、それならば消費する人間そのものが、その土地固有の水資源でございますから、そちらに使えるような、人口の均衡ある分散じゃなくて過密なき集中、過密なき集中という言葉が私は好きなんですけれども、過密はよくない。しかし名古屋では集中していなきゃいけない。大阪地区でも近畿でも集中していなきゃいけない。
○橋本敦君 ひとつ御質問ですけれども、各国でいろんな歴史的経緯がそれぞれあるというので、同一にはなかなか論じられない大きな問題であるかと思うんですが、一極集中、過密を避けるという観点から行われたものとしては、資料を見ますとスウェーデンの場合それからイギリスの場合、こういうふうにございますね。スウェーデン、イギリスの場合は新都建設ではなくて分都あるいは展分都でやられておる。
したがいまして、今までとった対策だけでは不可能で、抜本的な沿道土地の利用計画、またさらには一極の都市集中、過密な集中ということもございます。一つ大きなビルができますと、その周辺に千台を超す自動車が一挙にふえてくる、こういうことがございますので、もうこれは騒音だけの基準の問題ではない、都市の過密の問題である。同じような状況が、窒素酸化物の大都市の問題でもございます。単体だけの規制ではいけない。
○奥野国務大臣 首都移転の問題は二、三十年来いろいろな議論が行われてきたわけでございますけれども、最近の東京一極集中、過密状態、地価の高騰というようなことから、やはりこの際この問題を取り上げ、解決しなければならないというような意見が特に高まったように思うわけでございます。
あるいは日用品等のお店が近くにないというような、実は国の基本政策によって都市の過密が徐々に解消されつつあるというのではなくて、人口の集中過密によって多くの弊害が出てきて、そのために中心部から人が流れ出して外へ行って郊外へ押しやられたというふうに私は理解すべきだと思うのです。 そういう点から考えますと、さてこれはこれまでの政策の成果だと言うわけにはなかなかいかない。
この主張によりますと、企業の集中が生み出します集積の不利益を排除して都市の再開発を図ることを目的とするものでありますから、このような集中過密の現象は、大都市の市域を越えて周辺市町村に拡大しておる。特に大都市的な現象というものが、特徴がそこにあるんだ。
そこで今度の、さっきの説明の中でも国土の利用可能性を拡大するとかあるいは過密を分散するとかいうふうに言われたけれども、しかし、これまでの政府の国土政策、たとえば旧全総あるいは新全総というのでも、分散、格差の是正、拠点開発というふうにいいながら、みんな逆になって、集中、過密、過疎の激化というような結果になっておるわけですね。
田中総理の政治家としての経歴を言いますと、池田内閣では、最も枢要な地位を占める大蔵大臣を長くつとめられ、引き続き佐藤内閣では、政府をささえる与党の幹事長として、また大蔵大臣、通産大臣として、特に、このたびあなたが指摘する工業と人口の都市集中、過密過疎の矛盾を深刻化する政策そのものを強く推進してこられたのは、ほかならぬ田中総理自身ではありませんか。
いま現実に起こっている国民生活のひずみを中心とした都市問題が、大都市集中、過密にその原因があるとき、本法案が、ますます大都市圏をつくり出し、ひずみを助長する結果になることを、私たちはおそれます。人口の都市集中を規制する方策の上に初めて本法案の効果が生まれると思いますが、その具体策があるのかをあわせて御説明いただきたいと存じます。 第二点は、土地問題についてであります。
これは何を物語っているかといいますと、人口の都市集中、過密化、輸送の麻痺寸前、こういったことが交通渋滞を来たして、結局バスあるいはその他自動車の運転の不注意、あるいはときには無謀運転という国鉄としては避けられない事故だということを物語っておると思うのですけれども、この対策についてどういうふうに考えておられるか。
産業システムの変貌、交通機関の高速度化、人口の集中過密化、過疎化、それに反対現象として公害という新しい災害まで出てきておるわけであります。さらには国民生活、食生活の変化、あるいは平均年齢の向上というように、もうすでにわれわれの周辺にかなり変化が起っておることが感じられるのであります。
このような科学技術の非常に目まぐるしい発展、あるいは産業構造の変化、あるいは都市集中、過密、こういう、ともすると人間疎外というような問題が非常に出てきておるさなかには、むしろ汗を流して体育をして伸び伸びとやるというようなことが、やはり高等学校、中学校、小学校において行なわれなければならないのじゃないか。