2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
具体的には、杉林において生産される杉雄花の数を算出する杉雄花花芽調査、今申し上げました花粉観測システム「はなこさん」を用いたリアルタイムでの飛散状況の提供、花粉症への対処などをわかりやすく解説する花粉症環境保健マニュアルの発行等の取り組みを進めてまいりたいと思っております。 今申し上げましたように、花粉症の問題、環境省としてできることをやっていきたいと思っております。
具体的には、杉林において生産される杉雄花の数を算出する杉雄花花芽調査、今申し上げました花粉観測システム「はなこさん」を用いたリアルタイムでの飛散状況の提供、花粉症への対処などをわかりやすく解説する花粉症環境保健マニュアルの発行等の取り組みを進めてまいりたいと思っております。 今申し上げましたように、花粉症の問題、環境省としてできることをやっていきたいと思っております。
平成二十五年度に質問してからどんなことをされてきたのかなということでいろいろお聞きしましたらば、例のカビ菌をうまく使って雄しべを殺してできるだけ花粉が飛ばないようにしようということをもう随分進められているということでありまして、その研究成果としては、薬剤の基になるカビは杉の雄花のみに生存して枝とか葉だとかの他の部分では生存できないとか、薬剤は杉の成長には問題がないとか杉以外の植物には寄生しないということで
○国務大臣(林芳正君) 今お話ししていただきましたように、独立行政法人の森林総合研究所は、自然界に存在をいたしまして杉の雄花だけを枯死、枯れて死ぬということですが、させる菌、シドウイア・ジャポニカと言うそうです、カビの一種でありますが、これを添加した薬剤を用いて杉花粉の飛散の防止の技術の開発を進めているところであります。
既に、実験レベルでの試験なんですが、成熟した雄の花ですね、これに処理液を一回だけスプレーすることで八〇%以上、雄花、雄の花が枯れてしまうと、こういうことでございまして、シドウイア・ジャポニカとかいうカビの一種らしいんですが、これを添加した処理液を用いてそういうことをやるのを昨年度開発したと、こういうことでございます。
負担のないような形で森林整備を進めているところでございまして、こういった取組をすることによりまして森林整備を推進してまいりたいというふうに思ってございますし、花粉症対策につきましては、花粉の少ない杉の苗木の供給、花粉の少ないというのは通常の花粉の百分の一、いわゆる一%でございまして、こういった苗木の供給を大量に増やせるような、そういう取組をしているわけでございますし、もう一つは、先生のお話のように、雄花
無花粉杉の苗木の生産がしばらくかかるということで、現時点では、花粉の少ない杉の生産量を増大していこうということと、もう一つは、十八年から二十年度にかけまして、どういうところが花粉の発生源か、こういう地域の推定をする調査をやってございまして、ここで花粉の発生源地域だというのがある程度推定できれば、この地域を重点的に、一つは、花粉の少ない杉を植えていく、それからもう一つは、雄花の着花量の多い杉について間伐
今、花粉の少ない杉の苗木の生産を、平成二十八年度で百万本強の生産をやっていこうというふうに思ってございますけれども、植栽本数からいくと、植えることができる面積というのは非常に、何百ヘクタールにしかならないというふうに思ってございまして、先ほど御説明いたしましたように、花粉の発生源の地域を推定いたしまして、この地域を重点的に、花粉の少ない杉を植えたり、あるいは雄花の多い杉を間伐してみたり、それから広葉樹林化
林野庁では、森林・林業面からの花粉症対策といたしまして、無花粉や花粉の少ない杉品種の開発普及、それから広葉樹林化、針広混交林化や、雄花の量の多い杉林の重点的な間伐、都市部への花粉飛散に影響している発生源地域を推定する調査等に取り組んでいるところでございます。
それから、三点目でございますが、雄花の量の多い杉林分の重点的な間伐等の推進ということで、この本年度を初年度とする間伐等推進三か年計画がありますけれども、そこにおきまして雄花の着花量の多い杉林分の重点的な間伐の実施等に取り組んでおるところでございます。
またさらに、都市近郊を中心に、雄花の量の多い杉を優先して抜き切りするといった実証事業ですとか、間伐に当たっては雄花の多い木を優先的に間伐するというような形で、花粉症対策の推進に取り組んでいるところでございます。 なお、蛇足でございますが、北海道の方ではシラカバの花粉症がございますので、念のため。
それと、先ほども御答弁させていただきましたように、雄花の多い杉の森林に重点を置いた間伐を進めてまいりたい、こういうふうに考えております。
さらに、平成十四年度からは、都市近郊におきまして、いわゆる雄花の量の多い杉を優先して抜き切りいたしまして、例えば二〇%切りますと全体としてはその林分で五〇%減るとか、そういった結果も出ているわけでありますが、そういった実証事業に取り組むと同時に、雄花の多い杉林分、これに重点を置いた間伐を進めるといったようなことで、取り組みの強化を図っているというような状況にございます。
それと、今大臣も御答弁されましたが、雄花の多い杉の森林を重点的に間伐するということは、これは二〇%を抜くと五〇%ぐらいの花粉の減少になるということでもございますので、雄花の多い杉の森林を重点的に間伐する、これもしっかり進めていきたいと思います。
次に、農水省にお聞きしたいわけでありますけれども、杉花粉症の関係で、杉人工林のことについても極めて重要な課題というふうに聞いておりますけれども、雄花の多い木の抜取りの関係とか間伐の推進、こういった短期的な対応、それからさらに、杉品種ですね、それの開発普及という観点、いわゆる長期的な対応でありますけれども、この両者についてどのような状況で対応されているか、お聞きしたいと思います。
実際、例えば花粉の少ない品種につきましては、独立行政法人林木育種センターが都道府県に原種を供給いたしまして、都道府県がそれを基に国の助成を受けて採穂園、採種園を整備いたしまして苗木生産業者に供給するというような取組を行っておりますし、雄花の量の多い杉の抜き切りにつきましても、都道府県又は市町村が実施主体となりまして、国の助成を受けて効果の検証を含めた実証事業を実施しているというところでありまして、いずれにしましても
○政府参考人(梶谷辰哉君) 先生御指摘のとおり、林野庁といたしましては、花粉の発生源対策といたしまして、花粉の少ない杉の品種の開発普及、それから花粉、雄花ですね、雄花の多い杉の抜き切りなどの対策を進めてきているところでありますけれども、その中で、花粉の少ない杉の品種につきましては平成八年度からその開発を推進してきているところでありますけれども、これまでに花粉の量が普通より一%以下である百十二品種が開発
○青木委員 今林野庁さんの方からお話がありまして、いろいろ研究開発されているということで、その花粉の少ない杉、またできない杉、それから雄花の多い杉を伐採するというようなことを今お伺いしましたけれども、これは、実際花粉症にかかっている人たちが大分楽になったなと実感できるのは大体いつごろと予測されるのでしょうか。
それから、二つ目の取り組みでありますが、これは雄花の量の多い杉というものの抜き切りであります。これにつきましては、平成十四年度から、都市近郊におきまして雄花の量の多い杉を優先して抜き切りをするという実証事業に取り組んでいるところであります。こういう実証事業とあわせまして、雄花の多い杉林分に重点を置いた間伐も進めるなどいたしまして取り組みの強化を図っているところであります。
さらに、平成十四年度から、都市近郊におきまして雄花の着花量の多い杉、こういったものを優先して抜き切りすると、こういった実証事業、例えば二〇%ぐらい抜き切りいたしますと花粉の量が五〇%以下となるというような結果も出てきているわけでございますが、そういった実証事業に取り組むとともに、雄花の量の多い杉、こういった林分に重点を置いた間伐を進めるといったような形で取組の強化を図ってきているというような状況にございます
それで、杉、ヒノキが今年は本当にすごいらしいですけれども、去年が夏暑かったんで、その夏に雄花に、おがると花粉が物すごい出るらしいんで、去年の夏の天候によって今年がひどいということがあるらしいんですが、そういう意味では、この森林のCO2吸収源としても非常に大事なわけでありますけれども、杉を含めた、杉、特に杉花粉に関する林野庁の対策、この品種改良も含めたことについてどのようにされて今いるのか、教えてくださいますか
さらに、都市近郊におきまして雄花の量、雄花の着花量の多い杉を優先的に抜き切りいたします実証事業、これは例えば二〇%ぐらい抜き切りしますと五〇%ぐらい花粉の量が落ちるとか、そういった実験結果も出ているのでありますが、そういった実証事業に取り組むとともに、雄花の多い杉の林分、林でありますが、これに重点を置いた間伐を進めていくということで取り組んでおるところでございます。
例えば、雄花が多い杉を抜き取る、間伐する、そういう推進事業を始めました。それから、杉林の抜き取り、枝落とし等についてボランティア活動をするグループについては作業器具の購入費は支援しよう、こういう事業も始めて、大変私は方向性はいいと思うんですが、それらの事業の状況はいかがなものでしょうか。どの程度の規模で進められているものなんでしょうか。
○辻政府参考人 林野庁といたしましては、花粉症対策といたしまして、森林・林業の面からの対策といたしまして、雄花の着花量の縮減のための抜き切り、それから花粉の少ない品種の選定、これは既に花粉の少ない杉品種といたしまして百十二品種を開発済みでございます。それの供給体制の整備だとか、花粉生産量予測手法に関する調査などを推進してきたところでございます。
さらに、平成十四年度からは新たに、都市周辺におきます杉人工林等を対象に雄花着花量の縮減を図る抜き伐りなどを実施をしてまいります。花粉症対策に資します枝落とし等を行う森林ボランティア活動の支援などに必要な予算を計上いたしておるところであります。 今後とも、関係省庁と十分な連携を図ってまいりながら、これらの対策により花粉症対策の一層の推進を図ってまいる所存でございます。
○政府参考人(加藤鐵夫君) 林野庁といたしましても、花粉症対策には積極的に取り組まなければいけないということで、具体的には、花粉の少ない杉品種等の選定、普及、あるいは花粉の発生抑制にも資する間伐対策の推進でありますとか、花粉生産量の予測手法などに関する調査等の対策を進めてきたところでございまして、さらに十四年度から新たに、都市周辺における杉人工林などを対象に雄花着花量の縮減を図るための抜き切り等も実施
それから、現実の林につきましては、できるだけ間伐をして、例えば雄花がつきやすい木を切るというようなことでやっていくというようなことを考えておりまして、緊急間伐五カ年対策を今実施しておりますので、それを有効に活用しながら、そういう間伐対策も打っていきたいというふうに思っているところでございます。
また、杉花粉の発生を抑制するということも考えながら間伐を行っていく、間引きを行っていくということで、平成十二年度から百五十万ヘクタールを緊急に間伐する五カ年計画というものを立てておりまして、それをできるだけそういう花粉対策にも資するように、例えば雄花のつきが激しいような木を切るというようなことも頭に置きながら進めたいというふうに思っております。
ただ、いずれにしましても、杉の雄花の花心部分は夏の七月ごろにできるということでして、そこから発生していって、最終的に雄花、花粉になって飛んでいく、こういうことでして、その七月ごろの気温が高いと杉の花粉が多く発生するということは明確になっているということでございますので、御指摘の点はそういうことがあろうかと思います。