2011-02-25 第177回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
新燃岳におきまして土石流が発生する雨量がどのくらいであるかという経験則がないところでございまして、平成十二年の三宅島雄山の噴火後の発生をいたしました土石流発生実績等を参考にさせていただきまして、今、一時間当たり四ミリというふうに決めさせていただいているところでございます。
新燃岳におきまして土石流が発生する雨量がどのくらいであるかという経験則がないところでございまして、平成十二年の三宅島雄山の噴火後の発生をいたしました土石流発生実績等を参考にさせていただきまして、今、一時間当たり四ミリというふうに決めさせていただいているところでございます。
また、三宅島の雄山も外れています。そういったところでの火山活動予知体制についてはどのように考えているのか、伺いたいと思います。
次に、島の中央に位置する雄山の中腹にある村営牧場・レストハウスを視察いたしました。山道を登るほどに火山ガス特有の臭気が強くなるとともに、辺り一面を覆った噴火による堆積物、白く立ち枯れた樹木、取り残された牛の遺骨等、その荒涼たる風景を目の当たりにし、噴火の激しさを再認識するとともに、この地に再び緑が生い茂るための施策を早急に講ずる必要性を痛感いたしました。
その後、泥流による道路被害により島内に五カ所設置されている仮橋の一つである空栗仮橋を車中から視察した後、雄山の中腹にある村営牧場に向かいました。 村営牧場のあたりは大量の降灰で埋まった黒い地面が広がり、周囲の樹木は白く立ち枯れており、荒涼とした風景でありました。また、噴石を受けて破れた牛舎の屋根が、噴火の激しさを物語っておりました。
その後も八月十八日の大噴火がありまして、噴煙は高さ一万四千メートルにも上り、全島に灰が降り、ふもとで二十センチメートル、雄山では一メートルも積もり、東大地震研究所の調査ではその量は二千二百万立米と言われております。分かりやすく言えば、東京ドームの十八倍です。現在、その半分の九倍分が残っていると言われております。
○続訓弘君 泥流の発生源と考えられる雄山中腹の降灰状況は想像を超える状況のようであります。緑もほとんど失われており、森林による保水機能は全く期待できない状況であります。さらに、積もった灰は雨が地中に浸透することを妨げており、このため、雄山中腹より上部に降った雨はほとんど全量流れ出すことになります。
三宅島の災害対策に関する決議(案) 平成十二年七月の三宅島雄山の噴火から既に二年が経過しているが、依然として三宅村村民は避難生活を余儀なくされ、帰島の目途は立っていない。離島村民の二年近くに及ぶ全島的避難生活は、他の被災地域においても例を見ない。
三宅島噴火災害対策に関する件(案) 平成十二年七月からの三宅島雄山噴火による災害は、火山噴火の歴史で例を見ない大量の火山ガスの噴出が長期にわたり継続し、現在もその危険が去る見通しがたっていない。そのため、島民は、今日まで約二年の避難生活を余儀なくされており、帰宅の見通しがたたず、前例のない状況に置かれている。
御承知のように、三宅島雄山は、平成十二年七月の噴火以来、現在も多量の火山ガスを噴出しており、島民の方の島外避難生活は本年九月で二年を迎えるという、前例のない事態となっております。
今までは、雄山山頂、山腹からマグマが流出しまして、一週間程度で終息するというような形での噴火だったものですから、おととしの六月二十六日の避難勧告が出たときに、そのような噴火だろうと私は考えておりました。それでまた、島の方は、全島民避難勧告が出たときに、一カ月ぐらいすれば戻れるんじゃないかな、遅くとも年内には、おととしの年内には帰れるんじゃないかということで、島の方を離れていきました。
事務局の表現では、「雄山から放出される火山ガスの量は依然として高い値を示して」いるというふうにまず書いてあるわけでございます。
○松原委員 今、仮説のお話がありましたが、そうすると、桜島山のある鹿児島、あそこと、三宅における生活環境は大体同じような認識で、雄山から出るものと桜島山から出るガスを同じレベルとして考えて、大体あのぐらいになれば生活ができる、こういうふうな認識でよろしいのですか。
具体的には、福田内閣官房長官さんのところに直接お願いに行ってまいりまして、そこでも、この三宅島の雄山を常時観測を行う火山に指定していただきたい、つまり、ここで言う活動火山対策特別措置法の適用をお願いしたいという趣旨でお願いをしておるところでございます。 今、井田先生の方からも、火山ガスと共存することが現実的だというお話がございました。
参考人の皆さん方には、三宅島雄山噴火等にかかわります災害対策について格別の御尽力をいただいております。心から感謝を申し上げます。大変ありがとうございます。 殊に、三宅村の皆さん方には、心からのお見舞いを申し上げますと同時に、帰島の一日も早からんことをお祈り申し上げる次第でございます。 私は、去る十月三十一日、三宅島の現状を視察する機会をお与えいただきました。
災害対策に関する件、特に三宅島雄山噴火等に係る災害対策について調査を進めます。 本日は、参考人として、東京大学社会情報研究所教授廣井脩さん、東京大学地震研究所教授・火山噴火予知連絡会会長井田喜明さん、東京都総務局災害対策部長岡部恒雄さん、三宅村議会議長山田和快さん、三宅村助役野村忠司さん、以上五名の皆様に御出席をいただいております。
○松原委員 十月三十一日の三宅島視察においても、実際、雄山の中腹部から山頂部に至るまで、降灰及び火山ガスによると見られる樹木の枯れ立ちが大変に目立ったわけであります。
○松原委員 次に、三宅島雄山は、昨年七月以降、先ほどからお話がありましたように、今も日量一万から二万トンに及ぶ火山ガスを噴出しているというふうに聞いております。
災害対策に関する件、特に三宅島雄山噴火等に係る災害対策について調査のため、来る二十一日水曜日、参考人として、東京大学社会情報研究所教授廣井脩さん、東京大学地震研究所教授・火山噴火予知連絡会会長井田喜明さん、東京都総務局災害対策部長岡部恒雄さん、三宅村議会議長山田和快さん、三宅村助役野村忠司さん、以上五名の方々の御出席をいただき、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
とりわけ、三宅島噴火災害におきましては、全島民避難から一年を経過し、念願の一時帰島が果たされたものの、いまだ雄山から有毒ガスが噴出される中、避難島民の皆様は、恒久的な帰島の見通しが立たず、いつ終わるとも知れない困難な生活を強いられているところでございます。 また、本年八月、九月の台風に伴う暴風豪雨災害は、数多くのとうとい人命を奪い、大きな被害をもたらしました。
当委員会は、今国会中、昨年来の北海道有珠山の噴火災害、三宅島雄山の噴火災害、そして本年三月の芸予地震災害など、その対策の万全を期するために全力を尽くしてまいりました。現場第一主義をモットーに掲げ、現地で御苦労されている被災者の皆様方の生の声を直接聞くことが大切であるとの認識から委員派遣を行い、現地でいわゆるタウンミーティングを実施いたし、被災状況の実態把握に努めてまいりました。
現時点におきましても、防災活動にかかわります人々、あるいは物資の輸送支援、さらに航空機におきます雄山の火山活動の観測支援等々をやっております。 いずれにいたしましても、私ども自衛隊、全力を尽くしまして、迅速かつ適切に今後ともやってまいりたい。 長くなりました。以上であります。
まず、広島空港において、藤田雄山広島県知事を初めとする関係者から、被害状況の説明等を聴取いたしました。 引き続き、災害復旧予算枠の確保、災害査定の早期実施、災害復旧に要する経費に対する財政援助、災害関連緊急事業の採択、中小企業の被災者に対する災害復旧資金としての長期低利融資の確保等について、要望がなされました。
三宅島雄山の火山活動に端を発して、この島々における火山噴火及び地震活動は、発生以来既に三カ月災害が続いております。三宅島、新島、神津島等に甚大な被害を発生させています。目の当たりに見ました。 とりわけ三宅島では、朝から何遍も言われておりますとおり、全島民が島外に避難ということであり、六百人の方々の所在、行方が今のところつかめていない。
その後、七月四日ごろから雄山山頂直下で地震が観測をされ始め、八日、山頂が噴火し、以来、噴火活動は継続しております。 この三宅島の火山活動等の影響により、六月末から三宅島西方海域で地震活動が活発化いたしました。新島、式根島、神津島、三宅島及びその周辺海域を含む領域では、地震活動が継続しています。八月二十一日までに、三宅島雄山の噴火が六回、震度六以上の地震が六回発生しております。
しかし、その直後に神津島で震度六の地震があり、一連の群発地震は回数と範囲をふやしていき、また三宅島の雄山でも同様に、山頂での噴火、噴煙の規模が大きくなっていったのは御承知のとおりであります。このような情報と現実のギャップ、何よりもこういったことが関係自治体の対応を難しくし、また同時に、そこに住んでいる住民の不安感を増幅し、またストレスを大きくしていったことは今回の事実であります。
初めに、この夏の三宅島雄山の噴火や東海地方の集中豪雨によりまして被害を受け、今も避難生活を余儀なくされている方々に心からのお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧と生活の再建がなされますよう願っております。 政府と国会は、被災された方々への物心両面の支援を可能な限り速やかに行うべきであります。 さて、二十一世紀を目前にした今世紀最後の国会であります。
三宅島で七月八日とそれから十四日に雄山が噴火しまして、その後も断続的に噴煙が上がり、島の北東部を中心に降灰が起こって被害が起こっているということでございます。また、新島や神津島近海を震源とする地震も頻発しておりまして被害が出ている、そういう状況でございます。
続きまして、三宅島においては、あそこの雄山が噴火をいたしまして、二度目に私が現地を見に行ったときも、ちょうど噴煙が高く上がっておりまして、大変なすさまじい状況でありました。
JR東海道線、東海道新幹線、小田急線、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道大雄山線と、五路線が走っておりまして、駅もこの小田原の町の中だけで十八駅もございます。その中心に小田原駅があるということでございます。この小田原駅は、さきに述べました鉄道五社がすべて乗り入れておりまして、一日の乗降客数は約二十万人、神奈川県西部地域の拠点駅でございます。