それから、時間もあとございませんので、数年来国会で取り上げて、私も何回か当委員会で申し上げておりますが、また各同僚委員も取り上げていますが、例の下請関係の閉山交付金の問題、私も雄別炭鉱の例など、昭和四十四年の例を挙げてこの前申し上げたことがございますけれども、これも時間もありませんから、率直に申し上げますけれども、通産側としましても、大臣を初めエネルギー庁長官あるいは石炭部長の段階で精力的に検討されているということも
対馬孝且
当時雄別炭鉱というのが昭和四十四年ございまして、これは三つの山がございまして一挙に閉山をしました。企業ぐるみ閉山とこう言うんであります。これは石炭鉱業合理化臨時措置法第三十五条の六に、企業ぐるみ閉山の場合は国はこれを買い上げなければならない。
対馬孝且
雄別炭鉱あるいは明治炭鉱。雄別は尺別、雄別本社、明治は昭和と上芦別、やったことがございます。私自身も携わっている。現行法でも今石炭鉱業合理化臨時措置法三十五条の六、特別閉山交付金、特閉です、略称、これを適用する以外に道はない。私もいろいろ研究しました、例えば第三次までやった肩がわり。
対馬孝且
だから第一点は、その沿層掘進によって発破をかけた後における現象としてガス突出をするという例はこの前も幌内炭鉱の例もありますし、遠くは雄別炭鉱の例が私は経験しております。
ただ、今回はガス突出ではないという印象を受けるのは、そうであれば当然坑内火災が起きなきゃならぬ。
対馬孝且
かつて雄別炭鉱の岡田社長が雄別閉山のときに、当時閉山交付金を直轄事業員には支払われたけれども、雄別鉄道の組合員には払われなかった、これは私に責任がある、こう言って当時の世田谷の私邸を売った。こういうことをあなたに、一月六日のあの弔慰金を努力されたときに私はお話しした。記憶にあると思います。いま野呂委員長からも明治鉱業の安川社長の話も出ました。
対馬孝且
しかし結果はこれは萩原さんのものであって、仮に二億数千万か四千万とそのとおり受け取ったとしても、まだ二十億近い金が評価をすればできるのであって、この前も私申し上げましたね、かつて雄別炭鉱の岡田という社長が、閉山したときに退職金を払うために自分の私邸まで売った、ハイヤー会社から何から全部売って払ったと。
対馬孝且
思うが、基本的には、本質的には萩原さんのこれだけの六百八十六億という私有財産、自分の私邸だけで二十四億というものがあるんですから、いま言ったように雄別炭鉱の社長は自分の私財をぶち売っても労務債を果たしたと。これが至上命題であるというふうに考えれば一われわれ政治家としてこれは言う限界は僕はあると思うんですよ、部長は知っていると思うんだ、僕は四回もこれ要求していますからね。
対馬孝且
○多賀屋委員 先ほどから災害の絶滅についてのいろいろな質問があっておりますけれども、実は十二月の十二日の朝日新聞の投書欄、「声」の欄に、かつて釧路の雄別炭鉱で二十二年間、坑内の技術者として入っておった人、この人が投書をしているわけです。その人は、いま裾野市のどうもトヨタ自動車に入っておるようですね。
多賀谷真稔
こういう例としまして、雄別炭鉱の閉山による阿寒町とか音別町、また明治鉱業の閉山による沼田町とか、これらの町におきましては、人口の減少は六〇%をこえる、こういう悲惨なところもあるわけであります。
堂垣内尚弘
それから、御指摘ございました雄別炭鉱のあと地でありますが、残念ながらつけもの工場、それから木彫、木彫りでございます、おみやげやなんかの。つけもの工場、木彫り工場程度でございまして、大部分は釧路市、道内外に再就職しておるわけであります。
堂垣内尚弘
そこで、いま説明のありましたように、担保のうち、五百三十五億というのが一般財産である、あと鉱業財団がそのおもなものであるということでありますけれども、ではいままで明治、杵島、それから麻生、さらに雄別炭鉱が閉山になっておりますが、大体この清算会社の整理の見通しは私はついたんだと思うのです。
岡田利春
○遠藤政府委員 最近閉山いたしました大口といたしましては山陽無煙とそれから羽幌炭鉱、この二つでございます、それから一年ほど前には雄別炭鉱が全面閉山になっております。
遠藤政夫
この山陽無煙とか羽幌炭鉱の実例、ないしは昨年度の雄別炭鉱の例から見ましても、最近の求人がいままでよりやや少なくなっているとは申しましても、求人が依然として求職をはるかに上回っているという状況には大勢として変わりございません。特に炭鉱離職者につきましては、来年度からは炭鉱への再就職者につきましても、雇用奨励金を支給するような措置を講じております。
遠藤政夫
それから、雄別炭鉱で御指摘のように自殺された方がおられます。この事情についても承知いたしております。本人が自殺されたのでございまして、いろいろの事情があったと思うわけでございますが、そういうような事態に立ち至ったことにつきまして非常に遺憾に考えております。
住榮作
○政府委員(長野士郎君) いま申し上げましたように、たとえばちょっとお話が出たのかも知れませんが、雄別炭鉱でございますか、こういうふうに本年の二月でございましたと思いますが、廃抗というような話が起きまして、そして、そのとおりあえずの問題というものが一度に出てきたようなことがございます。
長野士郎
それは、先般大手炭鉱の一つであります雄別炭鉱が閉山になりました。これは資金面からの行き詰まりということと、自然条件の悪化というようなこともありまして、遺憾ながら地域の社会、経済にたいへんな影響を与えたことであります。そこで、第四次石炭政策が昨年から実施に移されておりますが、にもかかわらず、いま申し上げたような大手炭鉱の中に閉山が発生をする、中小においてはもう申すまでもない状況にあります。
大矢正
これは雄別炭鉱の閉山も含んでおります。
阿部茂
御承知のとおり今日炭鉱は、なだれ閉山といわれておるように、急激に閉山また閉山、したがって離職者が非常に多いということは、自然的現象として御了解のできるところと思いますが、先般、先月二十七日でございましたが、雄別炭鉱の閉山、近くはまた日鉄嘉穂、相次いで閉山がありますが、先般石特委員会で委員の諸君の質問に対して、炭鉱離職者の再就職その他の点においては、円満に、スムーズにいっている、こういうお話を承って大
鬼木勝利
御指摘のように、二月二十七日に雄別炭鉱は特別閉山交付金の申請をいたしまして、全員解雇を行なったわけでございますが、今後の閉山の処理に伴うスケジュールといたしましては、四月の二十日前後に鉱業権の抹消をいたしまして、その数日後に会社解散、こういうことに相なろうと思います。
本田早苗
次に、時間がありませんので、雄別炭鉱閉山に関する問題の中で二、三だけお聞きをしておきたいと思うのですが、炭鉱離職者のうち、正式な従業員については閉山一時金あるいは退職金、解雇予告手当金、合理化離職金ですか、こういった国からの手厚い対策が講ぜられておりますが、一般労務者あるいは組夫、臨時夫、こういう方については、通産省のほうとしてはどういうような手当てを講じておりますか。
相沢武彦
○本田政府委員 御指摘のように、雄別炭鉱の再建整備計画は、十月にこれを認定いたしております。しかしながら、この雄別炭鉱につきましては、今回の四次の石炭対策を発足する際に、あるいはそれ以前からも、先行き楽観を許さないという事情が多々見受けられたのでございますが、会社の関係者は、労使とも再建意欲が非常に強く、再建の方針に基づきまして、強力に努力いたしたいという考え方を持っておったわけでございます。
本田早苗
十月二十六日は、札幌より釧路市に向かい、翌十月二十七日、釧路市の太平洋スカイランドにおいて、釧路地域産炭地振興協議会より要望を聴取し、引き続き雄別炭礦株式会社、雄別炭鉱労働組合及び尺別炭鉱労働組合より会社概況等の説明並びに要望を聴取いたしました。
平岡忠次郎
○中川(理)政府委員 現状と見通しについておおよそのことをお答えいたしたいと思いますが、茂尻炭鉱は雄別炭鉱から独立いたしまして、第二会社として再建するという方針のもとに五月三十日付で一応全員解雇いたしまして、目下所要の人員の確保に努力をしておるところのようでございます。
中川理一郎
特にこの当該変災を起こしました茂尻炭鉱につきましても、たまたまこの変災を契機に閉山になるのではないだろうか、こういうような不安を自治体の人はもちろんのこと、職場の第一線で働いている者もずいぶん強く持っている次第でございますので、またこれらの動揺が同じ雄別企業でございます雄別炭鉱や尺別炭鉱の労働者の仲間にも、茂尻がおかしくなれば雄別全体がおかしくなりはせぬか、明治みたいにまたぶっつぶれやせぬか、こういうような
山本忠義
初めに私は、先般大臣から答弁ありました雄別炭鉱の再建問題について、若干私の見解をも含めてお聞きいたしたいと存じます。
私は、まず雄別炭鉱の再建というものは、その問題のスムーズな解決というものが最も望ましいと思うわけです。
岡田利春
大臣たびたびお答えを申し上げましたように、再建策がこれからすべり出そうというやさきにこういう問題が起こったわけでございますから、そういった災害をもって、できれば再建築の発端に立つかもしれない雄別炭鉱が閉山のやむなきに至るというようなことの事態のないように、十二分におまえは調査をしてこい、そういう話し合いをしてこい、こういう御命令であったわけでございます。
藤尾正行
すでに保安問題はしばしば本委員会でも論議をされておりまして、先般雄別炭鉱茂尻鉱のガス爆発によって十八名のとうとい人命を失うという悲惨事があり、本委員会としても調査団を派遣いたしました。その後また、空知炭鉱においては坑道掘さくのハッパ施工時、これが地表に近い地点で抜けて、五名の者が封じ込められた。幸いにして、人命に異常がなかったことは不幸中の幸いだと思います。
岡田利春
その中で具体的な問題として、特に大手各社の動向等を分析する場合に、明治鉱業の問題を一体どう処理するのか、さらにまた、今日置かれておる雄別炭鉱株式会社の現状を見ると、この雄別の再建の方向というものをどう確定するのか、具体的にはこの二つを乗り越えないと、いわば石炭政策というものは、当初からなだれ閉山とか、当初から混乱をし瓦解をするおそれがあるというようなことを、しばしば指摘をしてまいりました。
岡田利春