1993-01-27 第126回国会 参議院 本会議 第3号
参議院の各党は、衆議院各党の隷属物でも支配下にあるわけでもありません。参議院は衆議院から明確に分離独立し、固有の立場を堅持し、衆議院よりむしろ上位にあって指導監督する立場に立つべきです。さすれば、今論じられている政治倫理審査会というようなものを考える必要はなくなるはずです。国民からも信頼され、政治不信を払拭することにつながるに違いありません。
参議院の各党は、衆議院各党の隷属物でも支配下にあるわけでもありません。参議院は衆議院から明確に分離独立し、固有の立場を堅持し、衆議院よりむしろ上位にあって指導監督する立場に立つべきです。さすれば、今論じられている政治倫理審査会というようなものを考える必要はなくなるはずです。国民からも信頼され、政治不信を払拭することにつながるに違いありません。
国が公立の学校を大幅にふやす、そして看護婦の養成をやることによって現在の養成機関を企業の隷属物から解放するというのが、私どもの主張であります。医者の教育の場所の轍を踏まない、そういう決意があなたにおありであるかどうか、これは当然文部省にも聞くべきことでありますけれども、国民医療という立場で、大臣のあるべき方向としてあなたの御決意を一言お伺いしておきたいと思うのです。
それから発行業者の隷属物で盲腸のような存在ではないかというお話でございますが、しかしこれは教科書の発行の臨時措置法にはっきりと供給の責任は発行業者にあるということがきめられております。学校の児童生徒の手へ渡すまで発行業者の責任だというふうに臨時措置法ではっきりきめられております。
きしたのでありまするけれども、関係大臣の答弁等によりますならば、従来の法律を以てしては講和が発効した現段階におきましては、事務的にも産業の発展のためにも支障を来すから改正をするのだということを言われておりますけれども、私はここで一つお伺いしておきたいことは、総理大臣が労働者と資本家、言い換えますならば資本と労働力とをどのように評価せられておるか、どんなふうにお感じになつておるか、労働者というものは資本家の隷属物
ましてや大橋法務総裁の隷属物たる官吏ではない。国民全体の奉仕着たる公務員であつて、国民全体がその身分を保障しておるのである。こういうことについて一体どういうように考えられておるのか。果して然らばこの人の保有する官は次長検事だけであつて、広い意味の検察官という官を保有していないことはもう明白だ。総裁のいわゆる観念上の検察官には任命の手続もなければ、免官の手続もありません。
○谷口委員 この今までま法律は、明治二十八年にできた古物商取締法が、改正され、改正されては來ましたが、非常に古い法律であるばかりでなく、旧憲法下の、つまり人民主権でなかつた時代の法律でありまして、とにかく人民は政府の隷属物として、これを取締るとか、支配するという思想に基いて、多くの法律ができておるのであります。この古物商取締法も同樣の見地に立つてその商賣を許してやる。
そこでこの教育委員会と大学管理機関とが、民主化されていないようなのが、現在の実際の有樣なんですから、教職員は國家全体に奉仕するものであるという名前にはなつているけれども、実際には民主化されていないところの、大学管理機関、及び教育委員会が握つている、大資本家的官僚の隷属物に現実の問題としてはなつてしまう。
併し從來の結婚生活は、女性の男子依存により経済的に從つて法律的にも男子の隷属物として存在したのでありますが、いわゆる封建的陋習の中に育てられた女性は、階級観念ばかり強く、人格的尊嚴を自覚せず。又卑屈な程にみずから卑下して來たのであります。併しこのような状態において、女性の無人格的奴隷的無自覚が、男性の享樂慾の満足にとつて都合のよかつたことも事実でありました。