2017-02-09 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
更に言えば、アメリカが頼りにならないのであれば隣国イランに頼るしかないというますますイラン寄りの路線が強められるということが懸念されます。実際問題、イラク戦争後、国内の治安悪化要因の一つだったサドル派は、今回の政策を受けて、イラクに渡航するアメリカ人に対して同様の対抗措置をとるべきであるといった主張を行っております。
更に言えば、アメリカが頼りにならないのであれば隣国イランに頼るしかないというますますイラン寄りの路線が強められるということが懸念されます。実際問題、イラク戦争後、国内の治安悪化要因の一つだったサドル派は、今回の政策を受けて、イラクに渡航するアメリカ人に対して同様の対抗措置をとるべきであるといった主張を行っております。
○逢沢副大臣 イラクが過去において大量破壊兵器をクルド人に対して、あるいはまた隣国イランの人たちに対して使用したという事実がございます。そして、国連の査察団もさまざまな指摘をしてきたということは先ほど申し上げてきたわけであります。大量破壊兵器はあの時点であると想定するに足る十二分な理由があったというふうに、私ども政府としては判断をいたしております。
これからこのメソポタミア湿原について我が国がやるに当たって、またイラクのことだけではなくて、隣国イランにもこの湿原は広がっているということもありますから、非常に多様な面、また段階的な支援、これらを含めて考えていく必要があると思っております。
内陸港である大都市バスラの港もそういう意味で使用が制約されていると、こうも聞いているわけでありますが、隣国イランとも接する国際河川でもありますので、この航行が可能になるように、そして内陸バスラ港がもっと活用できるようにということも含めて、それが先ほどのメソポタミア湿原の復元事業ともどこかで接点を持ちながら、この南東部の開発、発展というものに寄与できる大きな可能性があると思うわけですね。
イラクは、かつて、隣国イランに対しても、また、自国民に対しても、残酷な化学兵器を使用し、多数の犠牲者を出しました。大量破壊兵器廃棄は、湾岸戦争の停戦条件です。しかし、イラクは、国際社会との約束を破り、十二年間もの間、国連決議を破り続けてきました。武力行使なしに大量破壊兵器の廃棄を実現することが不可能な状況下においては、米国等による行動を支持することが、私は適切であると考えます。
第四は、在アフガニスタン日本国公使館は、法律上は設置されていますが、予算措置が伴わなかったため、及び、かねてから先方が大使派遣を希望してきたものの、隣国イランに公使を派遣していた関係上、実際上の開設は今日まで見送ってきたのでありますが、今般イラン公使館の大使館昇格も実現しますので、これを大使館に昇格しようとするものであります。
第四に、在アフガニスタン日本国公使館は、法律上は設置されておりますが、予算措置が伴わなかったため、及び、かねてから先方が大使派遣を希望して来たものの、隣国イランには公使を派遣していた関係上、同国との振り合いもあり、実際上の開設は現在まで見送ってきたのでありますが、今般在イラン公使館の大使館昇格も実現しましたので、この際同公使館を昇格せしめて大使館としたいのであります。
四、在アフガニスタン日本国公使館は、法律上は設置されていますが、予算措置が伴なかったため及びかねてから先方が大使派遣を希望してきたものの、隣国イランには公使を派遣していた関係上同国との振り合いもあり、実際上の開設は現在まで見送ってきたのでありますが、今般在イラン公使館の大使館昇格も実現しましたので、この際同公使館を昇格せしめて大使館としたいのであります。