2012-03-29 第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
金融円滑化法は、金融機関の隠れ不良債権や産業活性化に真に資しているのかについてかねてより問題点が指摘されているところから、昨年三月の法案延長の審議の際には、今後、政策効果の判断をより的確に行うために、金融庁に対して、条件変更を繰り返し行っている融資先の実情を把握すべきことを指摘し、かつ金融庁もその必要性を認識していると答弁したにもかかわらず、二度、三度、条件変更を行った貸出先の数も貸出総額も把握していないということが
金融円滑化法は、金融機関の隠れ不良債権や産業活性化に真に資しているのかについてかねてより問題点が指摘されているところから、昨年三月の法案延長の審議の際には、今後、政策効果の判断をより的確に行うために、金融庁に対して、条件変更を繰り返し行っている融資先の実情を把握すべきことを指摘し、かつ金融庁もその必要性を認識していると答弁したにもかかわらず、二度、三度、条件変更を行った貸出先の数も貸出総額も把握していないということが
金融機関の隠れ不良債権の問題ですとか、産業活性化に本当に資しているのかというようなことから疑問が多く投げかけられているわけでありますが、私は特に問題だと思っているのが金融庁の金融行政そのものであります。 まず、金融庁による報告徴求及び実態把握について伺いたいと思います。 昨年の三月のこの法案、一回目の延長の審議の際には、みんなの党は、震災直後ということもあり、延長に賛成させていただきました。
まず一つ目といたしまして、金融機関のいわゆる隠れ不良債権とも言われていますけれども、日銀は昨年の三月の末時点で四兆円を大きく超えるとの試算を行っていますが、こうした指摘に対して金融担当大臣の認識を伺いたいと思います。
○国務大臣(自見庄三郎君) 今、中西議員が御指摘になりました日本銀行の調査レポートや報道で御指摘を受けていることは、いわゆる今先生が言われた隠れ不良債権、問題は承知いたしておりますが、これはいろいろな仮定に基づいて御存じのように計算しておりますし、コメントすることは私からは差し控えたいと思っています。
まず、一番目に指摘させていただきたいのが、銀行の隠れ不良債権の問題です。 今回のこの法律が施行されるに当たりまして、金融庁は、昨年の十二月に金融検査マニュアルを変更しております。そして、この中小企業が延長要請をするときには不良債権として一定の要件の下に認識しなくてもいいというように金融検査マニュアルを変えているということでございます。
○中西健治君 時間が参りましたので、この隠れ不良債権、更に大きくなってくるということになりますと、金融機関の経営にも大きな影響を与えかねないということでございますので、慎重にということでお願いしたいと思います。 どうもありがとうございました。
これは不良債権に相当しないというふうに実は取り扱いされたもので、これが、今先生が言われたように、隠れ不良債権になるんじゃないか、こういう御指摘がございましたが、我々は、中小企業の置かれた現状、あるいはそういった、まさに金融がコンサルティング的な役割をきちっと地域においても果たしていただく、そしてやはり中小企業にはたくさんの従業員が働いておられるわけでございますから、こういった時期、非常に雇用も大事でございますから
○藤島委員 これは、ある意味では隠れ不良債権みたいなものじゃないかという感じはするんですけれども、その辺は大臣はどういうふうに認識されていますか。
そうすると、ここで実際は、言ってみれば隠れ不良債権というのが共国債権買取機構にあるんじゃないかと思うんですけれども、それはどうなっているんですか。
それが一体現実に幾らで売れるのかということになるわけで、そこで生ずる差というのは、さっき申し上げたように一種の不良債権、まあ隠れ不良債権ということで三十八兆の上に積み上がる、こういうふうに理解していいわけですね。