1988-04-25 第112回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第6号
ただ単に避妊という面のみにとらわれず、副作用という健康上の問題、障害児出産の有無など厳しいチェックが必要であろう。 三、出生動向に関する具体的な課題 昭和六十二年の年間出生数は百三十五万五千人で、統計をとり始めた明治三十二年以来の最低となった。人口千人当たりの出生数を示す出生率も一一・一に減少し、五十五年以来八年間続けて最低記録を更新している。この理由として、1出産適齢期の女性が少ないこと。
ただ単に避妊という面のみにとらわれず、副作用という健康上の問題、障害児出産の有無など厳しいチェックが必要であろう。 三、出生動向に関する具体的な課題 昭和六十二年の年間出生数は百三十五万五千人で、統計をとり始めた明治三十二年以来の最低となった。人口千人当たりの出生数を示す出生率も一一・一に減少し、五十五年以来八年間続けて最低記録を更新している。この理由として、1出産適齢期の女性が少ないこと。
スクリーンディスプレー方式の事務処理機器を使用している妊産婦の三六%が流産、死産、障害児出産をしたという報告です。同じセンターでもこの種の機器を使わない部門の女性の場合は、この比率が一六%にとどまっているということから見ても大変な事態だというふうに思います。
前述の報告によれば、大量の放射性棄廃物による放射性核物質から出る高エネルギー放射線の一%が自然放射線のバックグラウドに加われば、何千人もの障害児出産の増加となり、がん患者が何千人も増加することになると述べています。
このように多数の婦人が、いわば日本経済の重要なにない手として働いている反面、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて多数にのぼり、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあるという憂慮すべき事態にあるのであります。国際的に比較しましても、出生十万人に対する妊産婦死亡率を見ますと、イギリスの五倍、フランス、アメリカの二・五倍という高率を示しているのであります。
わが国の母子保健の現状を見ますと、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて高く、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあると憂慮されております。すなわち、出生十万に対する妊産婦死亡率の国際比較によれば、戦前昭和十五年においては、日本二三八・六、アメリカ三七六、カナダ四〇〇・三、フランス一八一・二、スエーデン二一六・一で、低率のほうに位していたのであります。
このように多数の婦人が、いわば日本経済の重要なにない手として働いている反面、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて多数にのぼり、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあるという憂慮すべき事態にあるのであります。国際的に比較しましても、出生十万に対する妊産婦死亡率を見ますと、イギリスの五倍、フランス、アメリカの二・五倍という高率を示しているのであります。
わが国の母子保健の現状を見ますと、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて高く、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあると憂慮されております。