1970-03-17 第63回国会 参議院 文教委員会 第5号
ただ、その中で教師の態度としてわれわれに押しつけられた精神は、考え方は、随身ということばでした。文句を言わずに従いなさいということです。それは「國體の本義」の中における方法論としてわれわれに押しつけられた考え方でした。しかし、そのことは結果的に戦争に負けたのであります。
ただ、その中で教師の態度としてわれわれに押しつけられた精神は、考え方は、随身ということばでした。文句を言わずに従いなさいということです。それは「國體の本義」の中における方法論としてわれわれに押しつけられた考え方でした。しかし、そのことは結果的に戦争に負けたのであります。
先ほど私が言ったように、「國體の本義」の中に貫かれている、理念じゃなくて、方法的には随身の道を歩くということが強要されてきた私であります。でありますから、そういう表現の中にそのような意図が隠されているんじゃないか、なかんずく、いまお読みになった教育基本法の第一条にしても、第二条にしても、そのような表現は見当たらないのであります。