1991-05-14 第120回国会 衆議院 決算委員会 第5号
それから随伴鉱、非鉄金属関係の銅、鉛、亜鉛等に対していろんなコバルトだとかマンガンとか、レアなメタルが随伴するわけですから、こうした技術を開発することによって品位の悪いものもコストに合うという状況にもなってくるわけでございます。 したがって、こうした非鉄金属の安定確保について、国内鉱山と海外鉱山の開発等に対して、ひとつエネ庁としても積極的な対応策をとるべきではないか。
それから随伴鉱、非鉄金属関係の銅、鉛、亜鉛等に対していろんなコバルトだとかマンガンとか、レアなメタルが随伴するわけですから、こうした技術を開発することによって品位の悪いものもコストに合うという状況にもなってくるわけでございます。 したがって、こうした非鉄金属の安定確保について、国内鉱山と海外鉱山の開発等に対して、ひとつエネ庁としても積極的な対応策をとるべきではないか。
これを今度スクラップとして回収していくという場合に、回収して分離していく、あるいは先ほど言いましたように随伴鉱の中に希少金属が含まれている、これを選鉱分離をしていくという技術がもう一つまだ高くはないわけですね。
ただ、たとえば金だとか銀だとかそういう有用な随伴鉱を伴っていないために、今日のコストから考えていきまして閉山をしていかなければならない、こういう状況になるわけです。もし、これを許しますと、まあ大臣のところの鹿児島におきましては最近金の大変いい鉱床が見つかっておりますけれども、結局、金、銀もしくは銅にいたしましても、他の金属にいたしましても、金、銀等を相当多く含んでいる鉱石だけが残る。
○後藤委員 先ほど大臣がストロンチウムの話をされて、私も別にレアメタルを全部よく知っているわけじゃないのですが、ただあちこちの鉱山に入ってみまして、そして随伴鉱の中に、たとえば明延なんかに行きましてタングステンの鉱石なんかを見まして、小さな切り羽で鉱石をいただいて部屋に置いていたり、あるいはこれはもう鉱山としては閉山してしまいましたが、岐阜県の何という鉱山でしたか、そこのモリブデン鉱、りっぱな結晶ですけれども
とりわけ単体の鉱山、単味鉱山というのですか、銅にいたしましても、銅だけより含んでいない、随伴鉱の鉱石を持っている場合はいいのですけれども、そうでないものはどうしても採算が合わないために、せっかく一定の品位を持っておるものも捨てていかなければならないという問題があるわけです。大変むずかしい問題です。
つまり、大変品位が高く、しかも随伴鉱を持っておる、そういうところの犠牲によって低品位鉱といいますか、単味鉱石の鉱山を救済するというのはいかがなものかということもありますけれども、これはまた今度は制度の問題になってくると思うのですね。
○橋本(利)政府委員 御承知のように、非鉄金属につきましては、いわゆる随伴鉱といったような形で出てくるケースもございますし、あるいは山ごとの事情によってもかなり違うわけでございますが、私たちの調査で、銅の場合、いま申し上げたようなことを前提としてでございますが、大体四十万から六十万ぐらいの範囲の中にあるのではなかろうかというふうに考えております。
それからコストの問題でございますが、御承知のように、主体鉱以外に随伴鉱も副生してまいるわけでございますので、主体鉱だけを取り上げまして正確な算定というのは非常にむずかしゅうございますが、一応売上高比率を前提としてコストを試算してみますと、銅地金コストにつきましては、国内の十七鉱山につきましてはトン当たり平均約五十三万円でございます。上限が六十五万円、下限が三十八万円、かなりの差がございます。
これに対しまして、供給につきましては、国内金山から出ますものが五トン七百キログラム、また随伴鉱から出ますものがニトン七百キログラム余り、輸入鉱から出ますものが五トン七百余り、その他を加えまして十五トン三百二十九というのがわが国の産金量でございます。