1971-12-07 第67回国会 衆議院 商工委員会 第10号
しかし、それを無視して、回収硫黄は年率十万トン以上伸びてまいるわけでありますから、そういたしますと、結局これはわが国の銅鉱山の特殊事情である随伴硫化鉱、もちろん一部においては単体硫化鉱、こういう問題とも直接競合関係に入ってくるわけです。
しかし、それを無視して、回収硫黄は年率十万トン以上伸びてまいるわけでありますから、そういたしますと、結局これはわが国の銅鉱山の特殊事情である随伴硫化鉱、もちろん一部においては単体硫化鉱、こういう問題とも直接競合関係に入ってくるわけです。
ただ、私は、いま日本の硫黄政策というのは、硫黄鉱山に対する政策ではなくして、結局随伴硫化鉱が出ている銅、鉛、亜鉛のベースメタルを生産している鉱山対策の大きな側面を持っておる、このことを理解しないで単体硫黄だけの問題を考えることはまことに当を得ていない、こう実は考えているわけです。そうしますと、政策のポイントは一体どこにあるのか。