1973-06-26 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第34号
与野党とかいう議論は別にしまして、自衛隊は国を守るために、われわれの生命、財産を守るために必要なんだ、その崇高な任務についているんだという考え方が前提にあって、そしてそういうものにこたえ得るように隊紀が振粛されるということでなければ、私はやはりいろいろな問題があると思います。そういう意味で国民のコンセンサスを得たい。得るために努力をいたします。
与野党とかいう議論は別にしまして、自衛隊は国を守るために、われわれの生命、財産を守るために必要なんだ、その崇高な任務についているんだという考え方が前提にあって、そしてそういうものにこたえ得るように隊紀が振粛されるということでなければ、私はやはりいろいろな問題があると思います。そういう意味で国民のコンセンサスを得たい。得るために努力をいたします。
官紀の振粛、綱紀の粛正、この問題に対しては、部内でも十分検討いたしますし、在野の御意見も十分拝聴して、自衛隊が真に国民に信頼をされるような隊紀が確立をされ、再びこのような問題が起こらないように全力を傾けてまいりたい。
○国務大臣(江崎真澄君) 第一点につきましては、少なくとも自衛隊のほとんどの、もうこれは全員といってよろしゅうございまするが、隊紀は厳正でありまするし、士気は上がっておるというふうにわれわれは考えております。 第二点につきましては、個々にまだ調査をしておりませんので、調査の上お答え申し上げます。
証明書を持って、それで外部の人にくれてか貸したか知らないけれども、そういうので帰ってきて、背広姿で営門を通っちゃった、時間でもないのに、そんなことを、時間外でさえも、およそ何というのですか、隊紀の紊乱といいますか、そういうことなんでしょう。それが再びも出て、それで今度帰ってきたときには、別者が入っていて、翌朝まで知らなかった。
しかも八月九月に新たに入隊してきたばかりの者、なるほどそれはまだ隊紀もまだわからないし、ふざけておったかもしれぬし、隊紀を乱しておったかもしれないけれども、入隊したばかりの者をもう少しやさしく、私はいたずらに甘やかせというのじゃない、徳をもってなぜ導かないか、徳孤ならず、必ず隣あり、これが古今東西を通じ、いつの時代においてもこれは正しい道徳の道である。
間接の侵略に対しましてわが国を防衛する、その自衛隊法に命ぜられておりまする任務を十分自覚いたしまして、平素徳操を磨き、一般市民としてもりっぱな市民になり、なお、かつ防衛の重責をになって間違いのないりっぱな隊員として育成されるように教育をいたしておる次第でありまして、ただ各隊におきまして、その自衛隊法に命ぜられております任務を、それぞれの隊に適合するように十分注意をいたしまして、隊員の自覚を促し、また隊紀
○国務大臣(船田中君) 隊紀を粛清するということについては、ただいま御指摘の、ようにまことにごもっともだと存じますが、先ほど御説明申し上げましたように、今回会計検査院から指摘せられました事件についての処置といたしましては、きわめて厳正にいたしたつもりでございまして、これ以上に今御指摘のように陸将、海将、空将等にまで及ぼすということは考えておりません。
隊紀の粛正につきましては、十分今後におきましても注意をいたし、また私も責任をもってこれを実現いたし、政治優先の建前はどこまでも厳守して参りたいと存じます。悔いを千載に残すというようなことのないように最善の努力を尽くして参るつもりであります。
それから隊内の規律につきましては、特にこれがための係員を置きまして、常時健全なる隊紀の維持ということのために努力をいたさせておるわけでございます。隊員の一般的な動向等につきましては、監督者と相まちまして、これらのものが常に留意をしておるところでございます。
又現に警察予備隊におきましても、精神的中心がないので隊紀の維持にも困り、義務完遂の積極性がないと伝えられております。又最近御承知のごとく天野文相は、今後国民道徳の中心は、天皇であるという考えを述べておられるのであります。又最近関西行幸に際しまして、京都大学で起きました天皇に対するデモ事件につきましても、文部大臣は痛くその責任を痛感しておられるということが伝えられておるのであります。