2021-09-15 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
検査キットは、定性の場合は、PCRと比べても陽性一致率は三七%しかないわけです。これをもって安心だと言って、例えば、じゃ、もう私は陰性ですので介護施設に面会に行きますと行って、ここからクラスターが発生したら、もう取り返しのつかないことになります。
検査キットは、定性の場合は、PCRと比べても陽性一致率は三七%しかないわけです。これをもって安心だと言って、例えば、じゃ、もう私は陰性ですので介護施設に面会に行きますと行って、ここからクラスターが発生したら、もう取り返しのつかないことになります。
○田村国務大臣 このPCRと抗原定量検査の陽性一致率というもの、こういうものを含めて、厚生科学審議会の感染症部会で御評価いただいて、十分に対応できるであろうということで導入してまいってきております。
当然、陽性一致率が低い検査キットを使えば見逃しのリスクが高まります。こうしたリスクも現場に十分注意喚起していただくとともに、薬事承認済みの抗原検査キットであっても、その性能を絶えず比較検証、評価を行い、周知すべきではないでしょうか。そして、質の低い検査方法については、あくまでやむを得ない場合にとどめるべきであって、利用が助長されないようにしていくべきと考えますが、いかがでしょうか。
私の地元で、まさにその中で比較的性能が低いというか、陽性一致率が低いと言われているキットが、それだけを使うというところもございますので、一方で、そういった自治体も、四月以降継続して定期検査を行いたいという意向も示されているところです。 したがいまして、国として改めて精度の高い検査を推奨していただきたいと思います。そして、そのための支援、継続していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
そこに対して、偽陽性の割合が高く、陽性一致率が低いことで感染者を見逃す懸念がある無症状者に利用することができない抗原簡易キット、すなわち定性法を広く活用することにしたことについて大臣から説明をしていただきたいと思います。