1969-07-10 第61回国会 衆議院 内閣委員会 第40号
だから、私はおたくからお見えになった参事官——上原さんとおっしゃるのですか、大阪の陸運汚職かなにかで海上保安庁に行っていると思ったら、いつの間にか運輸省に帰ってきた。法律があるというようなたわ言を言うなら、どこに法律があるか出してください。業界のほうから近代化基金法というような法律でもつくれということを要求してはいる。これは法律はないのです。そうでしょう。
だから、私はおたくからお見えになった参事官——上原さんとおっしゃるのですか、大阪の陸運汚職かなにかで海上保安庁に行っていると思ったら、いつの間にか運輸省に帰ってきた。法律があるというようなたわ言を言うなら、どこに法律があるか出してください。業界のほうから近代化基金法というような法律でもつくれということを要求してはいる。これは法律はないのです。そうでしょう。
そうすると、新免交付の場合でも、陸運汚職じゃないけれども、業者団体にくれといわれればやむを得ぬ、そのかわり幾ら幾ら持ってこいということができ上がる。年じゅう事務員を借りて使っておるのですからこれはしようがないです。そういうことになっておるのに三年五%といってかんなをかけて、六十五名せっかくそろばん上はじかれてふえるというのに三十人、こういうばかなことが、総理、あるべきではないのです。
○板川委員 運輸大臣に伺いますが、大臣が就任されたときに、所信表明の中で、当時陸運汚職が続いておって、その中で大臣は、私の代には幸いにしてそういう陸運汚職等が起きない、こういう一節がございました。私はそこに若干のチェックをしておったのでありますが、いま運輸省の報告によりますと、国鉄、私鉄含めて非常に事故が頻発をしておるのであります。
私は運輸委員である関係上、運輸問題をいままでの運輸委員会におきましても取り上げてまいりましたが、特に最近は、すでに御承知のとおりに、昨年の冷房料金に端を発しましてLPGの汚職事件として発展してまいりましたあのような陸運汚職の問題、あるいは最近の日通事件の問題等、この運輸全般にわたりまして運輸関係の汚職問題がたびたび起こってきております。
それから陸運汚職その他の綱紀刷新をどういうふうにされるか、この二点をお伺いして終わります。
ここに政治が介入する素地があるわけで、あとに述べる一連の陸運汚職事件の背景ともなっている。」これは私、どういう論者かわかりませんが、運輸官僚行政の中で非常に汚職が多いというのは、やはり免許、許可、認可、こういう事項があまりにも多いのですね。本来この免許、許可というものは、一般的には禁止されておるが、公の機関が特定の場合にそれを解除する、許してやる、こういうたてまえで免許、許可というのができておる。
だから、LPG汚職の追及はやめておいて、陸運汚職をやれと言ったじゃないですか。
まして關谷代議士のことがいま論議されましたけれども、その人のことにつきましては、ずっと以前にも陸運汚職に関係されたこともあります、その人。まあここに古い資料でめくってみたわけなんですが、昭和二十九年の四月ごろのこの陸運汚職にも関係しております、この人は。
また、そしていま聞けば、複雑多岐にわたる今回の陸運汚職事件であるということを、いままでちょっと数えなかったのですけれども、もう十何回かお聞きしたんじゃないかと思うのです、ちょっといまさっきから数えてみたのですけれども。共和製糖のあれだけの問題でも会計関係の調査が二カ月かかった。今回の陸運汚職のこれも二カ月以上かかった。そのように複雑多岐に、慎重にやっておる。
○田代富士男君 ただいま経過報告をされました陸運汚職事件の問題でございますが、私はこの問題につきましては去る七月の冷房料金のときより取っ組んでまいったわけなんですが、冷房料金のときにも委員会で私は多額の政治献金がなされている実態を申し上げたときに、運輸委員会におきまして七月十八日に行なったときに、その審議の途中において中断されるというような事が起きまして、そのまま私は疑惑を持ちながら調査を進めてまいりました
現在この時期ほど国民がこの陸運汚職に注目をしている時期はないと思う。それじゃ一体国民の知る権利というのは、捜査の支障あるいはその人の名誉ということと、少なくとも同列に置かれるところの大臣において発言をされる判断の一つの大きな柱でなければならぬ。三本柱です。三本柱で発言の内容が限定されなければならないと思う。二本柱ではないと思う。この点いかがでしょうか。
去る十一月十日の当運輸委員会におきまして、陸運汚職につきまして私が質問いたしましたときに、大橋前大臣はこのように答えられております。「この汚職の問題は、まことに遺憾千万と言うほかはないわけでございまして、これにつきましては、まず関係公務員の心がまえというものを促す必要があると存じまして、とりあえず通達を出した次第でございます。
それから、大阪の地検がやりましたのは、俗に陸運汚職といわれております陸運関係から入ってまいった捜査でございます。しかし、いずれにいたしましても、事件は結局は検察庁に参りますので、私は、両者を含めまして検察庁において捜査中だと、かように大臣からお答えがあったものと了解しておるわけでありますので、その点はひとつそういうふうに御了解を得たいと思います。
また、総理は、国民の信頼にこたえる清潔な政治の実現を唱えておりますが、古くは造船疑獄事件、近くは共和製糖事件、そして、いま問題になっているLPGにかかわる陸運汚職など、一連の政界の黒い霧は一向に払われもせず、国民の政治不信を一段と深くしているのであります。この事件に対し、総理はどう責任を感じられているのか、どう対処なさるのか。
このように、大阪のタクシー料金問題に端を発しまして、そうして現在の陸運汚職、これに関連したLPGの課税にからむ贈収賄の被疑事件は、まさに特定の政治家に対する政治資金によって法案までが左右されるという最も被疑の面が浮きぼりにされたものじゃないかと思うわけです。
それから、陸運汚職と俗に言われております大阪陸運局の職員とタクシー業者との間に汚職があったのではなかろうかというふうな疑いを持たれて、そうして捜査が始まりましたのは、これは警察と関係なしに大阪地方検察庁が独自の立場で捜査をいたしておりますので、この関係につきましては、若干の報告を受けております。
なお、いま現在、世論の集中的な非難と批判を浴びているのは、大阪陸運局を中心とする陸運汚職だといわれているわけなんです。私もこれは当然世論の批判を浴びると思います。 では、もう一度聞きにくいことをお尋ねいたしますけれども、従来、こういう多額の、二十万、三十万、あるいは四十万などということにも及びかねないようなせんべつというふうなものが、授受されていたのだろうか。
○中谷委員 私はきょう、公務員犯罪の問題、主として現在特に世論の批判を浴びている通称陸運汚職といわれている問題について一、二点お尋ねをいたしたいと思うのです。それで、刑事局長さんに御答弁いただく問題が多いと思うのですけれども、最初に自動車局長さんにお尋ねをいたしたいと思います。
そういうふうな批判が、今度の陸運汚職発覚ということばを私はあえて使いますけれども、端緒にもなったのではないかと思うわけですけれども、そういうことから、では陸運行政のいわゆる許認可権について、国民不在だとか、あるいはまた、ゆがんでいるのだとか、業者本位だとか、そういう批判の点から検討すべき点はどのような点だろうかということについてお答えいただきたいと思います。
陸運汚職というものも大々的に報道されておる。それを見ると、何か機構上か人の採用か、これらに対して私は欠陥があるのではなかろうかと思うのです、しばしばこういう事件が起こるのは。そして二年前に起きてからその後どのような対策を立てられたのか。これは言語道断だと思うのですよ。そういう証明を出して、その返しとして五十万よこせ、二十万よこせと要求しておるのですね。
古くは昭電疑獄から海運疑獄に陸運汚職、さらには肥料をめぐる農林汚職から中古エンジンを中心にした通産汚職、はてはグラマン、ロッキードと汚職は空まで舞い上がる始末でありまして、日本の政府当局はまさに汚職のオンパレード、繚乱たる汚職の花は毒々しい色彩をもって霞ケ関を埋めているともいうべきであります。
私は、そういった実例を相当数持っているわけなんですが、はからずもきょうの新聞でもって、この修理工場とからみましたところの陸運汚職が発表されております。私は別にそれ見たことかという気持にはなっておりませんが、当然こういった問題が明るみに出てくる段階ではなかろうかというふうに考えておるわけなんです。
しかし、非常な疑いが持たれて、過去において、皆さん三年前にこの法案が、ちょうど今回自由民主党がおやりになったように中間報告を求めて、一挙に委員会から取り上げて、当時の栗山良夫委員長の手元から本会議に取り上げて、これを一挙に強行採決、立法せられたのでありまして、ところが自後造船汚職、陸運汚職、その他等々の汚職がありました際に、電気事業連合会の人々が検察庁に呼ばれて、スト規制法通過に際して政治資金が流れたのではないかという
○杉村委員 このたびのこの海運汚職、陸運汚職につきましての最も直接の責任者は石井運輸大臣でありますが、石井運輸大臣をお取調べになつたことはあるかないか、いかがですか。
造船疑獄であるとか、陸運汚職等底の知れない政財界の腐敗も、畢竟するにここに根源があり、資本家階級と保守政党の諸君が結んで、日本の資本を食い潰して参つたと言つても過言ではないと思います。(拍手)従いまして現在の段階におきましては、保守党及び資本家の諸君が総反省して、このような頽廃的風潮を根本的に改めなければならないところに参つていると存じます。