1954-04-27 第19回国会 参議院 運輸委員会 第26号
○政府委員(黒田靜夫君) 大体石炭とか木材のような荒荷は、御指摘のように京浜地方或いは中京地方で消費いたしまする場合に海上輸送によるほうが安価であるべきでございまして、従いまして戦前においては相当な量が海上輸送で行われておつたのでございまして、その比率は今ちよつと記憶にございませんが、終戦直後におきましては、占領中の陸送転移の影響が非常に強く現われておりまして、大部分が陸上の輸送に頼つておつたのでございますが
○政府委員(黒田靜夫君) 大体石炭とか木材のような荒荷は、御指摘のように京浜地方或いは中京地方で消費いたしまする場合に海上輸送によるほうが安価であるべきでございまして、従いまして戦前においては相当な量が海上輸送で行われておつたのでございまして、その比率は今ちよつと記憶にございませんが、終戦直後におきましては、占領中の陸送転移の影響が非常に強く現われておりまして、大部分が陸上の輸送に頼つておつたのでございますが
運賃値上げの直後は一時五百車程度のものが二百車程度に減つたそうでありますが、国鉄の自家用炭の陸送転移の面が大きく響き、今日では値上前と大差のない輸送実績を示しておるとのことであります。又木材輸送については鹿兒島監理局の実績を見ますと、本年七月までの実績は坑木で五万五千四百トンでありまして、前年は五万八千二百トンであります。又坑木以外の木材は本年十万トンで、前年は九万八千トンであります。