2017-01-25 第193回国会 参議院 本会議 第3号
圧倒的な米空軍の打撃攻撃力、日本海軍が築き上げた施設の大半を占有する米海軍、海兵隊用の沖縄の広大な訓練用地と海、そして極めて少ない米陸軍兵力、安全保障の視座に大きな影響を受けました。 また、このとき、米軍高官より、在日米軍は日本に侵攻する勢力の根拠地を打撃攻撃力でたたくことにより、安保条約上の日本防衛義務を履行すると聞きました。総理、これは事実でしょうか。
圧倒的な米空軍の打撃攻撃力、日本海軍が築き上げた施設の大半を占有する米海軍、海兵隊用の沖縄の広大な訓練用地と海、そして極めて少ない米陸軍兵力、安全保障の視座に大きな影響を受けました。 また、このとき、米軍高官より、在日米軍は日本に侵攻する勢力の根拠地を打撃攻撃力でたたくことにより、安保条約上の日本防衛義務を履行すると聞きました。総理、これは事実でしょうか。
しかしながら、その多くの国は、実は米軍がこれまで駐留していなかった国でありますので、イラクのケースやアフガニスタンのケースというのは、ごく限られた、むしろ例外的なケースであり、陸軍兵力であれ海軍兵力であれ、米軍自体が中東に依然として存在し続けているという状態は、私はそんなに変化していかないと理解しております。
そこで、改めて、沖縄におけるアメリカの戦力、特に地上兵力、海兵隊、前方展開でアジア太平洋地域に万の単位で配備されている陸上兵力というのは、朝鮮半島に張りついている陸軍兵力と、この沖縄の海兵隊兵力だけなんですね。
それから、イギリス軍においては、一々例を出して恐縮ですけれども、陸軍兵力のたしか一〇%ぐらいを削減する。つまり、やはり経済あっての国力であることはもう否定し得ない。
これでぎりぎりで、もうこれ以上の兵力の余裕は全くないという状態で、ついに困って州兵と予備役を招集して兵力を補充しているという現状で、とても北朝鮮百三十万の陸軍兵力に対して軍事作戦ができるような余裕はない。
アメリカのペンタゴンの中でのいろいろな資料で、御承知の先生は多いと思いますけれども、世に瓶のふたという議論があって、なぜ日本に陸軍兵力の駐留が必要なのかということの説明に際して、日本に軍国主義の復活を許さないために、アジア諸国の期待を担って陸軍兵力を駐留させておくんだというような説明さえなされている部分があります。
防衛庁としましては、一九八〇年におきましても、北朝鮮の軍事力について、陸軍兵力を増強していること、それから、強力な機動打撃力を保有していること、ゲリラ戦を重視していることなどを認識しておりましたところでございます。
なぜ陸軍兵力が必要なのかということについては非常に疑問があります。 これは、よく日本に対する瓶のふた論というのがあって、アジアの期待を背負って日本に軍国主義の復活を抑えるためにアメリカの陸軍の兵力が駐留しているんだという説明が米国の秘密会議等々で議論されているというようなことも伝わってきております。
ここにありますように、陸軍兵力は五一%減、水上艦が四五%減、潜水艦が五七%減、作戦機に至っては六三%減というふうにどんどん減ってきています。これも、まだ現在形として残っておるものだけでございまして、実際上動けるかと申しますと、海上自衛隊が昨年視認いたしましたロシア艦艇はわずか九隻。この九隻と申しますのは、出も入りも一隻ずっと数えますから、実際は五隻でございます。
西ドイツ連邦軍の陸軍兵力は三十三万二千百人、空軍は十一万七百人、海軍は三万八千三百人となっており、NATO軍に占める比率は、陸軍で五〇%、空軍で五〇%、海軍は三〇%を占めているとのことであります。
それからもう一つ、ちょっと比較をさしていただきますと、もちろんその編成は非常に違いますけれども、例えばドイツ軍ですと陸軍兵力が三十数万人いるわけでございますけれども、これは十 二個師団でございます。ですから、師団掛けるその一個師団の兵員数というものでその数字が出るという性質のものではないという点だけ御指摘させていただきたいと思います。
他方、我が国固有の北方領土においても、五十一年当時はソ連の陸軍兵力というものは実はなかったわけでございますが、その後着実に兵力が増強して、現在においては師団規模の兵力が配置されているというのが遺憾ながら現実であるということでございます。
ちなみに、西ドイツの陸軍の兵力は三十三万五千人ぐらいの陸軍兵力でございます。これは西ドイツと日本では、海がある、向こうは陸地が続きであるというような違いもございます。 なお、日本全土の防衛というような観点から考えますと、終戦のときにこの本州におりました総陸軍部隊が二百四十万人というふうに言われております。
南はしかし向こうの戦車師団やあるいは陸軍兵力の展開ぶり、あるいはゲリラその他を見てまだ非常に心配しておる、そういう状態で、情報こもごもありまして、確としてこれだという段階ではない。私は両方ともその情勢全般については注意深く見守っておる、それが正しいと思っています。
なお、南北間の兵力比率、特に陸軍兵力の比率につきましては、これはアメリカの推計でございますけれども、北朝鮮軍が韓国に対して戦車で約二・五倍、装甲車で約二倍、野砲類で二、三倍まさっていると、かように報告されております。
それで情報といいますか、報道によれば、もう陸軍兵力なんて要らないんだと、もっぱら海軍兵力を二倍に増強しろなんということを言っているわけです。こういう見方もあると思いますけれども、しかしそういったことが想定されるのは、すべてアメリカの核戦略というものが基本になっているわけですね。日本のところへ奇襲があるからどうのこうのと、こんなことは問題じゃない、アメリカにとってみると。
また、ソビエト・ロシアに備えて、あれだけの強大な陸軍兵力を持つというような状態であったわけであります。 戦後、新しい憲法ができる、また、国内にも平和国家というコンセンサスができた、そういうようなことで、みずからの安全を守るという以上の軍備はしないことを決意しておるわけであります。そういうことになりますれば、今日、戦前の二十数倍の経済力を持っておる。そこに余裕が出てくる。
○源田実君 次に、ここに書いてあることを見ると、これでは日本に対する武力侵略というものは相手方が陸軍兵力をもって日本の本土に入ってくることを想定しておる。しかしながら、私たちの兵術判断からすると、そういう手間のとれる、まためんどうなことをやる必要はない、日本に対しては。日本の現在の生存が保たれておるのは海外からの原料物資の輸入によって生存できるのです。
陸軍兵力が約八万六千四百、それに海軍兵力一万、十万前後ですよ。あなたが言うように二十六万おってもなお負けたら、これは軍隊はますます要らない。守られなかったというのは私が生き証人なんだ。守られなかったのですよ。軍隊は一体どうした、ほんとうに。確かに戦争もしたでしょう。しかし最後は、皆さんが言うように、軍隊の本質というものは、最後は彼ら兵隊だって生き延びたいのだ。
この、核を開発しておる、それから強大な陸軍兵力をたくわえておる、これがどういう目的であるのか、そういう点についての理解というものも届いてくるだろうと、こういうふうに思います。