1983-02-09 第98回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
ただ、それはむやみに陸海空おのおのを何%かずつふやせばいいということではないわけであります。 たとえば航空自衛隊につきまして――私は航空自衛隊出身でありますから、幾らかは身びいきなところがあるわけでありますが、航空自衛隊につきまして兵力をふやす必要があるだろうとは思います。ただ、先生方御存じのように、現在航空自衛隊が主力戦闘機として装備を進めているのはF15イーグルであります。
ただ、それはむやみに陸海空おのおのを何%かずつふやせばいいということではないわけであります。 たとえば航空自衛隊につきまして――私は航空自衛隊出身でありますから、幾らかは身びいきなところがあるわけでありますが、航空自衛隊につきまして兵力をふやす必要があるだろうとは思います。ただ、先生方御存じのように、現在航空自衛隊が主力戦闘機として装備を進めているのはF15イーグルであります。
場所については、陸海空おのおの一応めどをつけるべくいま話し合いを進めておりますが、大体陸のほうはいわゆるホイールエリアといわれておるところ、それから海のほうはホワイトビーチの一部、それから空については那覇空港の一部等を当方としては要望しておる次第であります。
それから内容につきまして、いまいろいろ二、三の問題点をおあげになりましたが、それも問題点の中に含まれますけれども、それ以外に陸海空おのおのにわたりまして、詰めのまだ十分でないところがあるのが真相でございます。 それから、非核中級国家云々の問題は、総理大臣といろいろ意見を交換し、懇談をいたしまして、上田委員が申されましたような考え方に表現を統一するということになったわけです。
陸海空おのおのがその機能を持ってばらばらである程度やっておりますから、重複もありますので、そういう部面を統合しつつ、やはりある意味においては少し強い情報中枢機能というものをつくって、そしてそれで三自衛隊の中の重複を避け、それから総合した力でもって分析、判定能力をもっと強める、そういう形にしつつ、日本の防衛にふさわしい機能を少しずつ強化していく。
もう一つは、自衛隊の発足が陸海空おのおのばらばらであった、そのために、ある意味においては規模同じようなものが、航空自衛隊の発足が一番おくれましたために、あるいは海上自衛隊の発足が一番おくれましたために、その任期がおのずから違っておった、そのことの調整という意味で今回は出しました。主としてこれは、今回のものは発足当時の調整であります。基本的には伊藤委員御指摘のとおり、交官との問題、これはございます。
陸海空おのおのその性格は違いますが、行なうべきところは社会福祉、国家福祉に貢献するということでございますから、その道を一貫いたしたいと存ずる次第でございますから、この上とも御支援をいただきたいと思います。
そういう全般のことを考えながら陸海空おのおのの適当なつり合いで進んでいくべきと考えております。
従いまして、これを全く独立の機関にした場合に、陸海空おのおの各幕で、特殊な事情もございますし、また内部の事情によく通じた人間が行って、そうして指導をするということが、指導の実績もあげるし、また事情もよく詳しい説明を受けなくてもわかるというような面もございまして、ただいまのようないわゆる独立性のない、各幕僚長に直結した機構になっております。
第三番目が陸海空おのおの均整な兵力をつくるのだ。そうして数字までわれわれに提示した。陸軍は十八万、海軍は十五万トン、空軍は一千機、これを五箇年の最終目標に整備する。第四番目はその財政負担でありますが、初度装備費はこれをアメリカのMSAに期待する。われわれがこれから負担するのは毎年度の維持費、金額にして一兆四千億円程度である。これが第四です。第五番目は防衛分担金は漸次逓減して行く。
さらに五箇年計画整備終了の最終目標は、陸海空おのおのどれくらいの規模を予想しておるか。次に、初度装備費は、MSAの援助に期待して、国家財政は経営費を支弁するごとく措置するか。防衛費の財政上の年間限度を幾らを適当と考えているか。最後に、わが方自衛軍の増強に応じて分担金の逓減はいかなるペースで実現して行くか。 次に、最も重大な点である米軍撤退の問題に関して政府の決意を伺いたいと思います。