1957-11-08 第27回国会 参議院 予算委員会 第2号
そういたしますと、防衛庁の方もその点を認められたとすれば、日本の自衛隊が、これは陸海室ともにIRBMなり、SRBMなりの攻撃に対して、どういうふうにこれに対処するかということを御研究になっていると思うのでありますが、それの研究は進んでいるか、それに対応する態勢をどうするか、ということをお考えになっているか。それを承わりたい。
そういたしますと、防衛庁の方もその点を認められたとすれば、日本の自衛隊が、これは陸海室ともにIRBMなり、SRBMなりの攻撃に対して、どういうふうにこれに対処するかということを御研究になっていると思うのでありますが、それの研究は進んでいるか、それに対応する態勢をどうするか、ということをお考えになっているか。それを承わりたい。
○飛鳥田委員 そういたしますと、あなた方は、この二年の間に十分な防衛の役割を果すように陸海室三軍はなれると考えていらっしゃいますか。
そこで話題を転じまして、今度の改正法案そのものについて承わりたいのでありますが、陸海室の三自衛隊のもとにおいて、今度は特に陸上自衛隊の場合、陸上幕僚副長というものを二人にするという改正案を御提示になっておるのでありますが、この副長を二人にしようとせられる理由を承わりたいのであります。
同時に今度の場合には、防衛庁として陸海室三つの部門に分れておるわけでありますが、かえってこの企画と実際とを分けられることによってくる不便というものはありませんか。そういう心配等についてお考えにならないのでありますか。
あなたが大分制限的に解釈するというそういう御趣旨はよくわかりますが、しかし私は、総理は防衛庁法に基きまして陸海室の自衛隊を指揮監督する重大な責任にあるわけです。その方が、こうしたところの出動に関して根本的な理念というものを明確にされなければ、国民は重大な危殆に瀕すると思うのです。それならば、武力攻撃のおそれある場合を含むと明確に規定された場合に、それでは何のために出動さすのか。
その次は国防審議会というのがありまして、これは大体国務長官と陸海室等の軍部各長官、これらが寄つて作つておるところのいわばキヤビネツトと申しますか、そういうようなものであるようであります。その下の国防資源審議会、これは国防審議会と相並びまして、国防に必要な資源についての審議をする。これも関係各長官或いは予算局長がそれぞれ入つておる、これも委員会であります。