1983-02-09 第98回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
ただ同時に、ペトロパブロフスクは非常に欠陥がございまして、一つは陸上輸送路が全くございませんので、海上輸送だけに頼る。それも冬期間は海が相当凍結をいたしますし、大変なのであります。その間も向こう側から見ればアメリカとか日本とかの脅威を受ける地域であります。ですから逆に言えば、ソ連としてはシーレーンの防護に非常に問題がある場所だということになると思うのであります。
ただ同時に、ペトロパブロフスクは非常に欠陥がございまして、一つは陸上輸送路が全くございませんので、海上輸送だけに頼る。それも冬期間は海が相当凍結をいたしますし、大変なのであります。その間も向こう側から見ればアメリカとか日本とかの脅威を受ける地域であります。ですから逆に言えば、ソ連としてはシーレーンの防護に非常に問題がある場所だということになると思うのであります。
これを輸送するのに現在非常に困っておるのが陸上輸送路なんです。そこで港湾の整備と相まって道路計画をつけなければならぬ。そこでちょっと建設省に聞きたいのだが、いままで札樽間に有料道路をつけるという問題が長い間考えられておった。
これは根本的な問題といたしまして、道路法のできるときには、もしくは道路運送法のできるときには、こういうような大規模な自動車専用道路、つまり第三陸上輸送路ともいろべきこういう大規模なものを予想していなかった、従って道路法も道路運送法もこれに対して適確ではなかったということが言えるのじゃないかと思うのです。